実は身体に優しい蒸留酒!

実は身体に優しい蒸留酒!

蒸留酒というとアルコール度数が高く、身体に悪い印象を持つ方が大半だと思います。しかし、実際は蒸留酒の方が上手に飲むと次の日に残りませんし、メタボや健康を気にしてる方には蒸留酒の方が身体には優しいのです!

ekusyadDaisuke Horiguchi
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蒸留酒と醸造酒 作り方の違い

醸造酒と蒸留酒は造る過程が異なります。醸造酒は酵母による発酵のあとに処理をしません。一方、蒸留酒は醸造酒を一定の温度で温める中で揮発するアルコールのみを摘出します。つまり蒸留酒は醸造酒を更に手を加えたお酒です。ですので、当然味も内容物も変わってきます。

はじめから糖質ゼロ・プリン体ゼロの蒸留酒!

出典:asobide.info

30代に入るとお腹のお肉が気になり始める頃です。そんな方は「糖質」「プリン体」という言葉に敏感なのではないでしょうか。糖質・プリン体を摂取しすぎると身体に脂肪が付き、健康診断などでもあまりよい結果を得られません。ビールが医者に止められる、CMで発泡酒を糖質ゼロ・プリン体ゼロで売り出すのもそのためです。
しかし、蒸留酒は醸造酒を更に揮発させるためできあがったアルコールには糖質やプリン体が含まれません。つまりたくさんの量を飲んでも中性脂肪が付きにくく、太りにくいお酒と言えます。
健康に気を遣ってる方やビールを止められている方でも蒸留酒は美味しく頂けるのです。

アルコールの種類が違う!

出典:youpouch.com

醸造酒は酵母により発酵のあと、処理をしないので含まれるアルコールの種類が複数あります。この種類の多さが味を複雑にして、うまみを引き出しています。
蒸留酒は醸造酒を一定の温度で温めて揮発したものですので、アルコールの種類がほぼ1種類になります。このアルコールの種類の違いが酔いやすさや次の日への残りやすさに関係します。
肝臓の処理能力はアルコールの数が多い程、処理能力が落ち分解が間に合わなくなります。これが二日酔いの原因に繋がります。
蒸留酒が次の日に残りにくいのはこのアルコール数の違いが大きく関係しているのです!

オススメ日本の蒸留酒 焼酎!

身体にいいからと言って突然蒸留酒を飲めと言われても難しいと思います。蒸留酒は家で保管する際も醸造酒と違い、常温で直射日光を避ければよいだけなので管理も容易です。バーなどで蒸留酒が冷やされずにカウンターの上や奥に置かれているのは蒸留酒ばかりです。
焼酎は3Mと言われるプレミアム焼酎がネームバリューがあり、有名です。魔王、森伊蔵、村尾が3Mの3つの焼酎ですが、プレミアム焼酎と言われているだけあって、中々手に入りません。
そこで3Mに勝るとも劣らない焼酎をここでオススメしたいと思います!

三岳

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三岳は屋久島にある酒蔵、三岳酒造が作っている焼酎です。すっきりとした飲み口にふんわりと優しく香る後味が特徴です。入手しやすく、場所によってはコンビニなどでも購入することができます。
芋焼酎ですが、そこまで匂いがキツい焼酎ではないので、初心者の方にもオススメです。
オススメの飲み方はお湯割りで、じっくりと香りを味わいながら酔ってください!

薩摩茶屋

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薩摩茶屋は3Mのひとつ村尾酒造が作る村尾とは異なる焼酎です。村尾と同じようにとてもすっきりとした焼酎でこちらも芋くさい感じを受けません。ただの飲みやすい焼酎とは異なり、村尾酒造の杜氏さんが作るお酒の中にも香る芋の香りが薩摩茶屋最大の特徴です。
薩摩茶屋はコンビニでは買えませんが、ヤフーやアマゾンなどでも購入することができます。焼酎好きを歌う方々も唸らせる美味しさですので、万人受けすると言っても過言ではありません。
飲み方は、ロックか水割りがオススメです。ゆっくり香りをお楽しみください!

吉兆宝山

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西酒造は天使の誘惑で有名ですが、宝山という焼酎をたくさん出していることでも有名です。
天使の誘惑はアルコール度数が高く、ウイスキーのような味わいを感じますが、宝山はとてもすっきりしていて飲みやすい焼酎です。中でも吉兆宝山は飲み口の優しさと後味にしっかりと芋の風味を感じられる昇竜です。
宝山は手に入れやすい焼酎なので是非、一度手にとってみてください!吉兆宝山でなくても、優しい口当たりと香りの高さを感じられることと思います。
飲み方のオススメは断然、ロックです。ロックでこそ、口当たりの優しさと後味の芋の香りを感じることができます!

先入観にとらわれないお酒選びを!

焼酎を代表とする蒸留酒は身体にもよくつぎの日にも残りにくいお酒です。様々なシチュエーションでお酒を飲むことがあると思いますが、蒸留所を美味しく頂けるようになることで、ゆっくりとそして身体を労りながらお酒を味わうことができます。
是非、これまで苦手意識を持っていた方も蒸留酒に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター

Daisuke Horiguchi

大学院在学中にITベンチャーを起業。アラサーを迎え身体のケアや筋トレに目覚める。些細なことにもこだわりがありすぎて妥協できない性格。

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