芋焼酎の人気おすすめ15選
ヘルシーで美味しいお酒として人気の焼酎。焼酎の中でも「芋焼酎」は独特の香りと旨味があり人気も高く、使用されるさつま芋や麹によって味わいも変わります。今回は「芋焼酎」の人気のおすすめの銘柄、選び方のポイント、おすすめの飲み方などを紹介しています。「加賀丸いも」を使用した珍しい芋焼酎などもあります。ぜひ参考にして下さいね。
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アイキャッチ画像出典:www.sekitoba.co.jp
芋焼酎のさつま芋の種類
芋焼酎とは、さつま芋を主原料とした焼酎(蒸留酒)。さつま芋と米麹や芋麹から作られるのが一般的です。芋焼酎によく使用されるさつま芋は、「黄金千貫(コガネセンガン)」という品種。黄金千貫は、その名のとおり黄金色の皮と、淡黄色の果肉を持つさつま芋。でんぷんが高いため、香りと甘さのバランスが良い芋焼酎ができます。ほかにも焼酎のために開発された「ジョイホワイト」という品種からも造られます。ジョイホワイトは、皮も実も白色で、紡錘型の両端のみがほんのり赤味を帯びています。ジョイホワイトで造られる芋焼酎はフルーティーでクセが少なく、飲みやすいと言われています。この2種類以外にも、紫芋系の「アヤムラサキ」や「ムラサキマサリ」。オレンジ色の果肉の「アヤコマチ」と「ハマコマチ」などがあります。
芋焼酎の選び方のポイント
芋焼酎は種類も多く、どれを選ぼうか迷いますよね。そんな時にチェックしたいのが、麹の種類とさつま芋の種類。それによって味わいも変わるので、選び方のヒントになります。麹には米麹(白麹・黒麹・黄麹)と芋麹の2種類があります。米麹の「白麹」はやさしくまろやか、「黒麹」は、コクがあって辛口、「黄麹」は、軽快ですっきりな味わいがあります。さつま芋の品種「黄金千貫」は、クセが少なく、甘さも非常に上品。「3M(スリーエム)」と呼ばれるプレミアム芋焼酎もこの「黄金千貫」を使用しています。紫芋系の品種で造られた芋焼酎は、華やかな香りと芋らしい優しい甘みがあります。さつま芋の種類によって、それぞれ味の特長があるので、そこを注目して選ぶのも、好みの味わいの芋焼酎に出会えるポイントです。
芋焼酎のおすすめの飲み方
王道の「オン・ザ・ロック」
「オン・ザ・ロック」をより美味しく飲みたいなら、氷がポイント。ミネラルウォーターを凍らせて使用しすると、より美味しくなります。氷の大きさもポイント。大きめの氷をゆっくりと溶かしながら飲むことで、味わいがゆっくりと変わり楽しめます。クラッシュアイスなどの小さな氷をグラスいっぱいに入れても、また風味が変わり、氷を山盛りに入れることで、一口目から最後まで、冷えた状態のおいしい焼酎を味わうことができます。
毎日の晩酌にぴったりな「お湯割り」
おでんやお鍋でぴったりで、ちょっと寒い季節に毎日飲みたくなるのが「お湯割り」。お湯割りをより美味しくしたい時は、温度の水がポイント。お湯は水道水ではなく、ミネラルウォーターを使用がおすすめ。温度は、沸かした後グラスに入れて冷まし、40ºCから50ºCになってから飲むと、より芋焼酎の風味が感じられます。
芋焼酎でカクテルもおすすめ
芋焼酎でカクテルも作れます。レモンの輪切りと炭酸水をプラスすると、キリっとした爽やかな「レモンハイ」に。オレンジジュースやグレープフルーツジュースをプラスしても美味しいですよ。温かい紅茶をプラスし、シナモンスティックでかき混ぜるのもおすすめ。シナモンと紅茶、芋焼酎が美味しさがまじわり、温かいカクテルになります。
人気&おすすめの銘柄
霧島酒造「黒霧島」1800ml
宮崎県・都城市で本格焼酎を造り続けている「霧島酒造」の創業は大正5年。「黒霧島」は、創業当時の黒麹仕込みの味わいが最新鋭の設備と独自の仕込みで再現されています。
「黒霧島」の原料は、南九州の広大な芋畑で栽培したさつま芋・黄金千貫。南九州・都城盆地の地下約100mにある巨大な水がめから湧き出る「霧島裂罅水」が使用されています。黒麹の醸すうまさはトロッとした甘み、キリッとした後切れ。霧島酒造の永きに渡る伝統と卓越した技術を感じられる芋焼酎です。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】さつま芋(黄金千貫)・米麹
【原産国】宮崎県
【内容量】1800ml
【メーカー】霧島酒造
参考価格:1,909円
霧島酒造株式会社の「黒霧島」ブランドサイトです。トロッとした甘みと、キリッとした後切れが特徴で、おいしい料理をさらに引き立てます。食を彩る黒霧島の魅力を隅々までご紹介。
西酒造 「天使の誘惑」 720ml
2014年「インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)」で、最高金賞を受賞し、焼酎部門での最高賞「トロフィー」も受賞しています。
原料は、鹿児島産のさつま芋・黄金千貫を使用。薄い琥珀色の色合い、ほのかな甘さや後に残る上品な旨み。賞を受賞時、審査員から「まろやかで洗練された味、エキゾチックな果実およびジャスミンの香りが広がり、バランスの取れた味わいと美しさを兼ね備えている。」と評されています。大きめの氷を溶かしながら、ゆっくりと味わいたい芋焼酎です。
【アルコール度数】40度
【原材料・成分】さつま芋(鹿児島産・黄金千貫)・米麹
【原産国】鹿児島県
【内容量】720ml
【メーカー】西酒造
参考価格:1,909円
小鹿酒造 「小鹿」1800ml
鹿児島県の「小鹿酒造」の焼酎の中で、最も愛されているレギュラー酒。鹿児島県大隅半島で仕込みに合わせて計画的に栽培された新鮮なさつま芋・黄金千貫を使用しています。
ふわっとした香りと、ほのかですっきりとした甘さがあります。ロック、水割りにするとキレが良くさらに飲みやすくなり、1:1のお湯割りにするとより小鹿本来の芋焼酎の味わいが引き立ちます。毎日の晩酌にも飽きのこない芋焼酎です。カリカリに焼いた油揚げとぴったり合いますよ。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】さつま芋(鹿児島産・黄金千貫)・米麹
【原産国】鹿児島県
【内容量】1800ml
【メーカー】小鹿酒造
参考価格:2,481円
鹿児島焼酎 小鹿酒造は鹿児島のさつまいもと水を使っています
三岳酒造「三岳」900ml
鹿児島で大人気の芋焼酎。世界遺産登録の島「屋久島」の本格芋焼酎です。「三岳」という名は、屋久島の宮之浦岳・永田岳・黒味岳の3つの急峻な山にちなんで命名されています。
屋久島で栽培されたさつま芋を原料とし、雄大な自然がある「屋久島」の名水で仕込まれています。甘い風味とまろやかな口当たりとコクと香りがたまりません。お湯割りにするとより風味を楽しめます。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】さつま芋・米麹
【原産国】鹿児島県
【内容量】900ml
【メーカー】霧島酒造
参考価格:1,524円
濱田酒造「紫の赤兎馬 」1800ml
明治元年創業の鹿児島県の「濱田酒造」。赤兎馬とは三国志で、「人中の呂布、馬中の赤兎」と称えられ「一日に千里を走る」という名馬。この焼酎は、その馬の一駆けのように流麗で力強い味わいです。
原料である「紫芋」を「赤兎馬」の特徴的な濾過方法を用いて製造しています。紫芋由来のフルーティさが口に広がり、甘くふくよかな味わいがあります。牛肉のたたきや、ソースをかけたハンバーグなどのお肉料理にも、フルーティで軽快な飲み口の水割りがとても合います。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】紫芋、米麹
【原産国】鹿児島県
【内容量】1800ml
【メーカー】濱田酒造
参考価格:3,150円
薩州「赤兎馬」淡麗にして重厚な、新感覚の芋焼酎。口にふくむ瞬間、すっきり感が立ちのぼる。シャープさの中に、フルーティな味わい。ほど良く香る芋の風味。和洋を問わずあらゆる料理に合う、自由さに満ちた芋焼酎。
本格加賀丸芋焼酎 のみよし
石川県初となる芋焼酎製造免許を取得し、多くの関心と注目を浴び、石川県のトップシーンに駆け上がったシンデレラ焼酎。全日本国際酒類振興会主催の2017年春季全国酒類コンクールにおいて「本格焼酎・イモ焼酎部門」の第1位を獲得しています。
石川県の特産ブランド山芋「加賀丸いも」を原料としてつくられています。加賀丸いもは和食界や和菓子界のプロの職人に重宝され、高い栄養価と強い粘りを持つ山芋。「本格加賀丸芋焼酎のみよし」は、甘く包み込むような上質の香り、深くやさしく広がる最上級の味わいがあります。ギフトにもおすすめです。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】加賀丸芋、米麹
【原産国】石川県
【内容量】720ml
【メーカー】宮本酒造
参考価格:3,626円
田苑酒造「田苑 エンヴェレシーダ」700ml
2020年「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション特別品評会」の焼酎部門で、最高金賞を受賞。2019年「ロサンゼルス・インターナショナル・スピリッツコンペティション」でも金賞を受賞しています。ENVELHECIDA(エンヴェレシーダ)とはポルトガル語で「貯蔵」の意味。
琥珀色の輝きの中に立ち上がる柑橘系の華やかな香り。全量3年貯蔵酒ならではのまろやかさ。原料の特性とオーク樽に由来する甘さが絶妙にマッチして、フルーティな味わいをかもしだします。飲み方は香りがより感じられるオン・ザ・ロックかお湯割りがおすすめです。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】さつま芋(鹿児島産)、米麹
【原産国】鹿児島県
【内容量】700ml
【メーカー】田苑酒造
参考価格:1,717円
白玉醸造合名会社「魔王」720ml
1904年創業の名門、鹿児島県「白玉醸造」の芋焼酎。天使を誘惑し魔界への最高の酒を調達する悪魔達によってもたらされた特別のお酒という意味で命名。「森伊蔵」「村尾」と並んで「3M(スリーエム)」と言われ、入手困難なプレミアム焼酎です。
日本酒を醸す際に使用される黄麹を使用した、飲み飽きない穏やかな風味とフルーティーで柔らかくまろやかな味わいです。普段芋焼酎を飲まない日本酒好きへのプレゼントにも最適な一本です。冷やして、ストレートかロックがおすすめです。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】さつま芋、米麹
【原産国】鹿児島県
【内容量】720ml
【メーカー】白玉醸造
参考価格:3,859円
佐藤酒造「佐藤 黒」 720ml
明治39年創業、鹿児島県霧島市「佐藤酒造」の代表的な焼酎。3Mである「森伊蔵」「魔王」「村尾」と肩を並べるほど人気の芋焼酎です。
黒麹仕込み独特の力強さとしっかりしたボディ。「さつま芋・黄金千貫」の香ばしい香りとインパクトのある甘さを持っています。力強い香りと味わいに、丁寧な熟成による繊細で滑らかな舌触りをもたせ、重厚な飲みごたえを感じさせてくれます。お湯割りやロックがおすすめです。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】さつま芋(黄金千貫)、米麹
【原産国】鹿児島県
【内容量】720ml
【メーカー】佐藤酒造
参考価格:3,859円
黒麹芋焼酎 魔界への誘い 1800ml
「全国酒類コンクール」芋焼酎部門で第1位を受賞。黒麹のダークなイメージと、あまりの飲みやすさに魔界へと誘われてしまうような心地になるのがネーミングの由来。
原料には、鹿児島産の黄金千貫芋を使用し、その両ヘタを丁寧に切り込み、異臭の成分を極力抑えているそうです。甘みと深みを存分に味わえる「荒ごし濾過」という方法で濾過するというこだわり。まろやかな味わいと、クセのないスッキリとした味わいです。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】芋、米麹
【原産国】鹿児島県
【内容量】1800ml
【メーカー】光武酒造場
参考価格:2,343円
古澤醸造「ひとり歩き」1800ml
明治25年創業の宮崎県日南市の「古澤醸造」の芋焼酎。県内で唯一、創業当時からの土蔵造りの醸造蔵で昔ながらの焼酎造りを継承しています。
芋焼酎の原料に使用されるさつま芋の品種のひとつである「ジョイホワイト」を使用しています。口あたりはなめらかで上品な味わい。切れがよく、飲み飽きしない、フルーティーな味わいの芋焼酎です。お湯割りをはじめ、どんな飲み方もおすすめです。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】芋(ジョイホワイト)、米麹
【原産国】宮崎県
【内容量】1800ml
【メーカー】古澤醸造
参考価格:2,699円
深野酒造「肥後酔響」1800ml
1823年創業の熊本県「深野酒造」の熊本限定の芋焼酎。「2019年秋季全国酒類コンクール」芋焼酎部門で特賞第1位を受賞しています。
紅はるかと黄金千貫を原料に仕込み、伝統の常圧蒸留でしっかりと引き出した芋本来の豊かな風味。それらを絶妙にブレンドすることで甘口で厚みのある旨味があります。江戸時代の末期から使われている「土甕(どがめ)」で造られた芋焼酎。200年の歴史から生み出されるその深い味わいを感じられます。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】さつま芋(紅はるか・黄金千貫)、米麹
【原産国】熊本県
【内容量】1800ml
【メーカー】深野酒造
参考価格:2,300円
紅はるかと黄金千貫を原料に仕込み、常圧蒸留でしっかり引き出した芋本来の香りと甘さが特徴
霧島酒造「茜霧島」 900ml
宮崎県・都城市で本格焼酎を造り続けてる大正5年創業の「霧島酒造」の芋焼酎。「茜霧島」は、「インターナショナル スピリッツ チャレンジ2019」の「焼酎:芋焼酎部門」で、部門最高賞となるトロフィーを受賞しています。
フルーティーな甘みが特徴のオレンジ芋「玉茜」を使用。玉茜の香りを際立たせるため、霧島酒造独自の「芋の花酵母」を採用し、桃やオレンジのような香りを引き出しています。桃やオレンジのような香りとフルーティーな甘みが特徴。芋焼酎の香りが苦手な方にもおすすめです。定番の飲み方以外にも、柑橘系と炭酸水をプラスしても美味しいですよ。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】さつま芋(玉茜)・米麹
【原産国】宮崎県
【内容量】900ml
【メーカー】霧島酒造
参考価格:1,685円
霧島酒造株式会社の「茜霧島」ブランドサイトです。桃やオレンジのような香りとフルーティーな甘みが特徴。普段は芋焼酎をあまり飲まないという方にもおススメのオリジナルカクテルなどをご紹介しています。
濱田酒造「だいやめ~DAIYAME~」1800ml
創業150年の技の結晶から生まれた芋焼酎。「インターナショナル・スピリッツコンペティション 2019」の焼酎部門で最高賞を受賞。「インターナショナル スピリッツ チャレンジ 2020」の焼酎部門でダブルゴールドも受賞しています。
独自の熟成法で香気を十分に引き出したさつま芋「香熟芋」を使用。これまでの芋焼酎では味わえなかった、 瑞々しいライチを想わせる甘い香りが持ち味です。「だいやめ」は鹿児島の方言で「晩酌して疲れを癒す」という意味。リフレッシュして明日を迎える晩酌にぴったりなお酒です。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】さつま芋(香熟芋)・米麹
【原産国】鹿児島県
【内容量】1800ml
【メーカー】濱田酒造
参考価格:2,218円
本格芋焼酎だいやめ~DAIYAME~。独自の熟成技術から生まれた「香熟芋」による新たな香味~後世へ語り継ぎたい「だいやめ文化」への想いを込めた創業150年目の逸品~
太久保酒造 「侍士の門」 720ml
100年のこだわりがある鹿児島県大隅の「太久保酒造」の芋焼酎。原料のさつま芋は上品な味とコクがある「源氏芋」を使用しています。
使用されているお米「白玉米」は154年以上栽培していなかった幻の酒米。農水省の研究所から種もみ7g入手し、有機農業グル−プの協力を得て幻の米「白玉」を増やしています。味も香もとってもまろやか。幻の米「白玉」と天然水を使った「侍士の門」は、154年以上前の侍がいたであろう当時の香を感じながらゆっくり味わいたい本格焼酎です。ギフトにもおすすめです。
【アルコール度数】25度
【原材料・成分】さつま芋(源氏芋)・米麹(白玉米)
【原産国】鹿児島県
【内容量】720ml
【メーカー】太久保酒造
参考価格:2,800円
おいしい芋焼酎で楽しい晩酌を
飲みたい芋焼酎の銘柄はありましたか。芋焼酎の香りの成分には「リナロール」という成分が含まれていて、リラックス効果があると言われています。より香りを感じる飲み方はお湯割りがおすすめ。美味しい芋焼酎のお湯割りと、美味しいお料理で、晩酌を楽しんで下さいね。
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この記事のライター
ワインと美味しいものが大好き!穴場のお店を見つけるとテンション高くなります。建築、美術館、本、ドラマ、旅行など、いろんなジャンルに興味があります。