【リーダーシップ講座】伝説の経営者の名言から学ぶリーダーのための格言 松下幸之助編

【リーダーシップ講座】伝説の経営者の名言から学ぶリーダーのための格言 松下幸之助編

今回は日本が世界に誇る経営者の1人である松下幸之助の名言をご紹介します。
松下電器(現パナソニック)を気付いた松下氏の名言からリーダーとしての在り方を学ぶことができますので、ぜひご参考にしてみてください。

re_cpa新井慶明@はぐれ公認会計士
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      1. 目次
  1. 経営の神様 松下幸之助
  2. 志に関する名言
    1. 志低ければ、 怠惰に流れる。
    2. 人は騙せても 自分自身は騙せない。
    3. 本気になって真剣に志を立てよう。強い志があれば、事は半ば達せられたといってもよい。
  3. 日常生活の行動規範に関する名言
    1. とにかく、考えてみることである。 工夫してみることである。 そして、やってみることである。 失敗すればやり直せばいい。
    2. 逆境もよし、順境もよし。 要はその与えられた境遇を 素直に生き抜くことである。
    3. こけたら、 立ちなはれ。
    4. 人には燃えることが重要だ。 燃えるためには薪が必要である。 薪は悩みである。 悩みが人を成長させる。
    5. 人と比較をして 劣っているといっても、 決して恥ずることではない。 けれども、 去年の自分と今年の自分とを比較して、 もしも今年が劣っているとしたら、 それこそ恥ずべきことである。
    6. 世間には、 大志を抱きながら大志に溺れて、 何一つできない人がいる。 言うことは立派だが、 実行が伴わない。 世の失敗者には、 とかくこういう人が多い。
    7. 感謝の心が 高まれば高まるほど、 それに正比例して 幸福感が高まっていく。
    8. 人の長所が 多く目につく人は、 幸せである。
  4. ビジネスに関する名言
    1. 商売とは、 感動を与えることである。
    2. 利益とは社会に貢献したことの証である
    3. 売る前のお世辞より 売った後の奉仕、 これこそ永久の客を作る。
    4. 決心することが、 社長と大将の仕事である。
    5. すべての人を 自分より偉いと思って仕事をすれば、 必ずうまくいくし、 とてつもなく大きな仕事ができるものだ。
    6. 仕事には知恵も大事、 才能も大事。 しかし、もっと大事なことは 些細と思われること、 平凡と思われることも 疎かにしない心がけである。
    7. 【リーダーシップ講座】世紀末リーダー伝たけしで学ぶ、本当のリーダーになれる名言
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経営の神様 松下幸之助

出典:hypno-puresolution.com

松下幸之助は1894年に生まれ、1918年に電球ソケットの製造を主な事業とする松下電気器具製作所を創業します。この松下電気器具製作所は現在のパナソニックの原型として、戦前から戦中、戦後にいたる近代日本の電機産業の拡大に大きく貢献しました。
松下幸之助はその経営手腕から「経営の神様」とも呼ばれたほどの傑物です。
今回はそんな彼の名言をご紹介したいと思います。

日本を代表する電機メーカー「パナソニック」(旧社名:松下電器産業、松下電器製作所、松下電気器具製作所)を一代で築き上げた経営者であり、「経営の神様」とも称されている人物。16歳の時に大阪電燈(後の関西電力)に入社し、7年間勤務した後、妻や友人5人で電球ソケットの製造販売事業を開始(この時のメンバーには後に三洋電機を創業することとなる井植歳男がいる)。1918年に事業拡大に伴い「松下電気器具製作所」を創業。1935年に「松下電器産業株式会社」へと社名変更。1946年に「PHP研究所」を設立し倫理教育に乗り出す一方で、晩年は「松下政経塾」を立ち上げ政治家の育成にも力を注いでいた

出典:earth-words.org

志に関する名言

出典:konosuke-matsushita.com

志低ければ、 怠惰に流れる。

人は騙せても 自分自身は騙せない。

本気になって真剣に志を立てよう。強い志があれば、事は半ば達せられたといってもよい。

松下幸之助氏は非常に志の高い人間であり、そんな彼を従業員が尊敬することを通じ、従業員自体も高いモチベーションを保っていたと思います。それがかつての日本的経営を支えた強さの一因だったはずです。
そんな彼だからこそ、まずもって高い志を持つことのの重要性を唱えています。

管理職としてリーダーになる方はまず自分自身が高い志を持っているか、考えてみてください。

日常生活の行動規範に関する名言

出典:konosuke-matsushita.com

出典:i.ytimg.com

とにかく、考えてみることである。 工夫してみることである。 そして、やってみることである。 失敗すればやり直せばいい。

逆境もよし、順境もよし。 要はその与えられた境遇を 素直に生き抜くことである。

こけたら、 立ちなはれ。

人には燃えることが重要だ。 燃えるためには薪が必要である。 薪は悩みである。 悩みが人を成長させる。

人と比較をして 劣っているといっても、 決して恥ずることではない。 けれども、 去年の自分と今年の自分とを比較して、 もしも今年が劣っているとしたら、 それこそ恥ずべきことである。

世間には、 大志を抱きながら大志に溺れて、 何一つできない人がいる。 言うことは立派だが、 実行が伴わない。 世の失敗者には、 とかくこういう人が多い。

彼が次に重要視していることが、素直な気持ちを持ってとにかく考えてやってみること、失敗してもあきらめないことです。そのために燃えることが重要であり、悩み抜くことが重要と唱えています。
逆に実行が伴わない人間は失敗者になりやすいと言ってもいます。

現在のビジネスにおいても、真なるリーダーは素直にとことん考え、とりあえずやってみるを実践していると思います。(たとえば孫正義など)

感謝の心が 高まれば高まるほど、 それに正比例して 幸福感が高まっていく。

人の長所が 多く目につく人は、 幸せである。

自分は厳しく律するものの、他人の長所をみること、他人に感謝することの重要性も唱えています。
彼は人間は人の助けなしでは力を発揮できないとも考えているようです。
独断だけでは人間はできることが少ないと考え、謙虚にまわりをうまく動かすことは何時の世もリーダーの資質なのでしょう。

ビジネスに関する名言

出典:features.career.jp.msn.com

商売とは、 感動を与えることである。

利益とは社会に貢献したことの証である

売る前のお世辞より 売った後の奉仕、 これこそ永久の客を作る。

会社とはどうあるべきか、という点についても松下幸之助は言及しています。
会社は営利組織ですが、その過程で感動を与え顧客に奉仕することで社会に貢献することが重要と唱えています。
リーダーのなかでも特に会社経営者の方は、自分の会社のビジョンはどうあるべきか、一度考えてみることも時には必要です。

決心することが、 社長と大将の仕事である。

すべての人を 自分より偉いと思って仕事をすれば、 必ずうまくいくし、 とてつもなく大きな仕事ができるものだ。

仕事には知恵も大事、 才能も大事。 しかし、もっと大事なことは 些細と思われること、 平凡と思われることも 疎かにしない心がけである。

仕事の行動規範として、①社長は決心すること、②まわりに対し謙虚になること、③些細なことをやりきることが重要と考えているようです。
実際、仕事柄うまく機能していない会社を見ると、①が欠点となっているか、③ができていないことがよくあります。仕事でより高いパフォーマンスを出したい方はこのあたりを意識するとかなり変わってくるかもしれません。

【リーダーシップ講座】世紀末リーダー伝たけしで学ぶ、本当のリーダーになれる名言

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新井慶明@はぐれ公認会計士新井慶明@はぐれ公認会計士

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新井慶明@はぐれ公認会計士

日本一即戦力な公認会計士、を目指しています。大手監査法人⇒米国留学⇒経営コンサル公認会計士&TOEIC900超に加え、最近は経営能力など、知の経験値稼ぎに絶賛邁進中。様々知識を身につけるべく、読書とグルメめぐり(一流レストランからB級まで幅広く)が大好物

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