マイケル・ジョーダンの名言・伝説・スーパープレイ【動画あり】

バスケの神さまと呼ばれているマイケル・ジョーダンの名言や伝説、逸話、スーパープレイなどを動画付きで厳選して紹介します。バスケットを全然知らない方でも楽しめますし、マイケル・ジョーダンを知らない方はマイケル・ジョーダンの凄さを理解できる内容になっているので楽しんでください。

ekusyadDaisuke Horiguchi
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マイケル・ジョーダンとは

出典:probasketballtalk.nbcsports.com

マイケル・ジョーダンは1963年に生まれた元プロバスケットボール選手です。バスケットボール史上最高の選手と呼ばれる伝説的な選手で、現役生活においてNBAチャンピオン6回(3連覇2回)、NBAファイナルMVP6回、シーズンMVP5回、得点王10回などの数々の輝かしい記録を残しています。
アグレッシブで攻撃的なスタイルと驚異的な身体能力で軽やかに得点を量産するプレースタイルは観るものを魅了し、80年代後半から90年代にかけて世界的なNBA人気の火付け役となりました。エアと呼び名が定着する程の長い滞空時間のダンクはマイケル・ジョーダンの代名詞としてあまりにも有名で、ナイキと契約し発売されたジョーダンシリーズにもジャンプマンロゴとして登場します。また彼の人気は着用しているバッシュにまで及び、彼の人気と共にナイキが成長したことからナイキ成功の功労者としても知られています。
国際舞台においても、1984年のロサンゼルスオリンピックと、1992年のバルセロナオリンピック(ドリームチーム)においてアメリカ代表の一員として2度にわたり金メダルを獲得しています。現在は、NBAシャーロット・ホーネッツのオーナーとして活躍しています。

ジョーダン伝説

数々の輝かしい記録と共に素晴らしい伝説を残して引退したマイケル・ジョーダンの伝説的なプレーや逸話を厳選して紹介します。どのエピソードもマイケル・ジョーダンを語る上では欠かせない重要なエピソードです。

ジョーダンの存在を世に知らしめた「ザ・ショット」

出典:bostinno.streetwise.co

マイケル・ジョーダンの名前を全米のバスケットファンが知るきっかけになったのが「ザ・ショット」です。
ノースカロライナ大学の1年生だったマイケル・ジョーダンは全米中が注目するNCAAトーナメントチャンピオンシップで決勝まで進みます。決勝の相手は生涯のライバルとなるパトリック・ユーイング率いるジョージタウン大学。1点差で負けている状況で向かえた残り17秒、ジョーダンは左45度から綺麗なバンクショットを決めます。これが決勝点となり、ノースカロライナ大学が優勝を決めました。1年生にして試合を決定づけるシュートを決めたジョーダンは一躍有名になり、順調にスター選手としての歩みをはじめた瞬間でもあります。

レーンアップ・フリースローダンク

レーンアップ・フリースローダンクはNBAオールスターの前日に行われるNBAスラムダンクコンテストでマイケル・ジョーダンが披露したダンクです。前年にダンクコンテストに優勝していたジョーダンが、1988年にジェローム・カーシー(当時ポートランド・トレイルブレイザーズ)と激しいダンクコンテスト争いの中で披露したダンクがフリースローラインから踏み切りダンクを決めるという「レーンアップ」と呼ばれるダンクです。ジョーダンの凄いところは、フリースローラインという通常よりも遠い位置からの踏み切りにも関わらず空中姿勢がとても美しくクラッチを入れる余裕すらあることです。このダンクによって前年に続きNBAスラムダンクコンテストを連覇しました。ジョーダンの驚異的な滞空時間を表す象徴的なダンクです。

歴代屈指のスコアリングマシーン

出典:www.nba.com

マイケル・ジョーダンを語る上で驚異的な得点能力を抜きに語ることはできません。NBAの歴史上最も偉大なスコアラーの1人です。NBA史上最多の得点王を10回獲得(7年連続含む)し、生涯平均得点は30.12点という歴代最高の平均得点数を誇っています。最初の3連覇のあとに30歳というスポーツ選手として脂の乗った時期に2年間野球に挑戦していたこと、38歳で現役復帰を果たしたワシントン・ウィザーズ時代を差し引かなくても十分過ぎる程の成績です。またワシントン・ウィザーズにて3度目の復帰を果たすまで史上初めてデビュー以来1桁得点の試合が1試合しかないプレイヤーでした。866試合連続2桁得点は歴代最長記録となっています。通算得点数こそ歴代3位となっていますが、出場試合数の少なさやプレイ年数を考えるとそれでも驚異的な記録となっています。

オフェンスだけでなくディフェンスも素晴らしい

出典:thedissnba.blogspot.jp

ジョーダンの卓越したオフェンス能力は広く知られていますが、現役時代にはリーグ屈指のディフェンダーとしても有名でした。プロデビュー以来圧倒的なオフェンス能力を見せていたジョーダンですが、入団後しばらくするとチームが勝てないことをマスコミに非難され始めます。ジョーダンのオフェンスだけでは勝てないと言われたジョーダンはディフェンス力の向上に努め、5年目のシーズンにはシーズンを通して優秀なディフェンダーとして認められた5人を選出するオールNBAディフェンシブ1stチームに選ばれる程優秀なディフェンダーとなりました。デビュー5年目以降引退したシーズンを除いて、結果として歴代最多9回のオールNBAディフェンシブ1stチームに選出されています。エースでありながら、相手チームのエースをディフェンスする力まで身につけるジョーダンはまさに「GOD」と呼ぶに相応しいプレイヤーでした。

ジョーダンの生き様をあらわす名言

ジョーダンは試合後のインタビューやスピーチなどが上手なことでも知られています。そんなジョーダンが残した名言を厳選して紹介します。考え方や物事の捉え方など参考になる部分もたくさんあるので、是非参考にしてみてください。

成功の秘訣をきかれて

出典:www.pinterest.com

I've missed more than 9000 shots in my career. I've lost almost 300 games. 26 times, I've been trusted to take the game winning shot and missed. I've failed over and over and over again in my life. And that is why I succeed.

出典:As quoted in Nike Culture : The Sign of the Swoosh (1998), by Robert Goldman and Stephen Papson, p. 49

「私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。」
これはナイキのCMでも使われたジョーダンのもっとも有名なフレーズです。チャレンジ精神に溢れるジョーダンの性格が具体的に言及されています。試合に勝ったとき、決勝シュートを決めたとき、スポットライトを浴びる瞬間ばかりに注目しがちですが、その分失敗もありその失敗を糧にできるからこそ成功できたという、とても素敵な名言です。仕事で疲れたときや打ちひしがれたときにこそ思い出したい名言です。

大事なのは個よりもチーム

出典:crossfitdivision.com

Talent wins games, but teamwork and intelligence wins championships.

出典:www.goodreads.com

「才能で試合に勝つことはできる、だがチームワークと知性は優勝に導くんだ。」
ジョーダンはその圧倒的な個人能力が故に優勝できるまでの間、「セルフィッシュなプレイヤー」というレッテルを貼られチームの勝利よりも個人成績を気にしているとすら言われていました。そんなジョーダンが言った言葉ですから余計に重みがあります。チームとして一丸にならないと優勝することはできないし、個人の力で1つの試合に勝つことができても、結局はチームメイトと助け合わないことには優勝することができない。優勝をゴールと捉えることで、仕事や家庭など様々なシーンにおいて考えさせられる名言です。

失敗を恐れない精神力

出典:www.sportsjoe.ie

I can accept failure. Everyone fails at something. But I can't accept not trying (no hard work).

出典:Jordan, Michael. I Can't Accept Not Trying : Michael Jordan on the Pursuit of Excellence. San Francisco, CA: HarperSanFrancisco, 1994. p. 129

「失敗をすることは耐えられるが、挑戦しないでいることは耐えられない。」
野球に挑戦していた1994年に発せられた言葉です。ジョーダンの野球挑戦は子どもの頃からの夢を叶えるため、亡くなった父親との夢を叶えるために始まったものです。夢の舞台だったメジャーリーグに昇格することもできなかったジョーダンですが、周囲が野球挑戦を失敗として捉えていた中、本人は野球挑戦失敗とは思っていなかったことが伺えます。やらないで失敗を恐れるよりもやって失敗する方がいい。わかっていても中々実践できないことも多いのではないでしょうか。そんなときには是非この名言を思い出してください。

引退しても孤高の天才バスケプレイヤー

出典:www.sportsjoe.ie

Can I still dunk... Are you stupid?

出典:www.youtube.com

「ダンクができるかって…バカにしてるのか?」
これは引退後のテレビ番組でインタビューアーに「まだダンクできますか?」と聞かれた際の回答です。引退して齢50を超えてもなおバスケットボール選手としての意地を感じさせる言葉です。個人的には負けん気の強さ、プライドの高さこそジョーダンの神髄だと思っているので、短いフレーズにその両方を感じさせるこの名言はとても気に入っています。自分の仕事に誇り・プライド、絶対の自信を持って年を重ねたいと感じさせる名言です。

チームスポーツを体現する名言

出典:www.sports.ru

There is no 'i' in team but there is in win.

出典:archives.chicagotribune.com

「TEAMという言葉にI(私)はない。しかし、WINにはある。」
これは大きな点差を逆転して勝った試合の後に発せられた単語のアルファベットをもじった言葉です。チームになれば自分や個は見えなくなってしまうが、勝利には必ず個々の力が必要でしっかりと勝利の中に存在しているというチームスポーツをやったことがある人間であれば、誰しもが納得する名言です。チームワーク・グループを大切にしながらも個人の能力の大切さを再認識させられる名言です。

絶対に見ておきたいスーパープレイ集

マイケル・ジョーダンの現役時代における偉大なスーパープレイを動画で紹介します。どのスーパープレイも観ていてワクワクさせる魅力があるので、ジョーダンの偉大さの片鱗を伺い知ることができます。

キャリアの中から選んだスーパープレイBEST50

マイケル・ジョーダンの現役生活におけるスーパープレイ50選をまとめた動画です。若かりし頃から、引退までの映像を満遍なく見ることができます。ユニフォームのデザインやサイズ感、着用した感じなどが様々入り交じっているので歴史を感じることができます。
代名詞であるスラムダンクのシーンが多いのですが、ディフェンスをかわしてのクラッチショットや、ブザービーター、サーカスショット、ブロックショットなど多種多様なプレイが一挙に詰まっているのでファンでなくてもジョーダンがいかに凄かったかを理解するにはこの映像を見るのが一番です。

ジョーダンのキャリアハイ69得点ハイライト

1990年クリーブランド・キャバリアーズと対戦したシカゴ・ブルズは延長に突入する熱戦の上、勝利します。その試合でマイケル・ジョーダンは当時歴代2位(2015年現在歴代4位)の記録となる69得点を記録します。この記録はジョーダンのキャリア最高得点記録となりました。また69点という得点だけでなく18リバウンド、6アシスト、4スティールとオールラウンドに渡って驚異的な記録を残しています。
この映像はその69得点がすべて集約されているハイライトです。ゲーム終盤に掛けてのスタジアムの盛り上がりと実況の興奮振りが伝わり、とてもエキサイトする動画となっています。

マイケル・ジョーダンの代名詞ベストダンク

マイケル・ジョーダンの代名詞ともなっているダンクの中からスーパーなダンクを集めた動画を紹介します。ジョーダンの滞空時間の長さ、最高到達点の高さなどがこのスーパープレイ集には集約してあります。ジョーダン自身は動画内2分15秒からのニューヨーク・ニックス戦でダブルチームをかわしてベースラインから相手エースセンターのパトリック・ユーイングの頭越しに決めたダンクを自身が選ぶベストダンクと公言しています。どのダンクもカッコよく、思わず声が出てしまうプレイも多いです。しなやかに軽やかに宙を舞い、大男達をはねのけてダンクを決める勇姿をとくと味わってください。

40歳で40点以上を記録した唯一のNBAプレイヤー

最後に紹介するスーパープレイ動画はジョーダンがワシントン・ウィザーズに復帰して2シーズン目40歳で迎えた現役最後のシーズンのプレイ集です。この試合でジョーダンは43得点を挙げ、史上初めて40歳で40得点を超える選手となりました。40歳というと身体も衰え始め、若い頃のように動かなくなるものですが、若い頃のような身体能力に頼らなくても40得点以上を叩き出すジョーダンに末恐ろしさすら感じます。若い頃の動画と比べるとプレイスタイルの違いは明らかで、ダンクに行く回数やドリブルで突破するシーンも少なくなっていますが、その分外からのシュートに磨きをかけ得点を量産するジョーダンはまさにバスケの神さまに相応しい人物です。

バスケの神さまの凄さを知る

いかがだったでしょうか。バスケ史上最高のスーパースターであるマイケル・ジョーダンの逸話や伝説、スーパープレイを紹介しました。バスケの神さまと言われるだけあり、残した記録もとても偉大なものです。エピソードや逸話などはまだまだ紹介しきれないものもたくさんあります。
バスケットに興味がある方、スポーツが好きな方は是非ジョーダンのことを深く知ってください。彼こそがバスケットボールそのものであると言われる所以がすぐにわかるはずです。

伝説のスター、マイケル・ジョーダンの凄さを語り尽くす

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VOKKA 編集部VOKKA 編集部
続・伝説のスター、マイケル・ジョーダンの凄さを語り尽くす

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Daisuke Horiguchi

大学院在学中にITベンチャーを起業。アラサーを迎え身体のケアや筋トレに目覚める。些細なことにもこだわりがありすぎて妥協できない性格。

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旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。

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都内在住。コーヒーとサンドイッチが大好きで1日1カフェ生活を送っている。夏の定番はレモネード、冬の定番はホットチョコレート。オシャレやヘルシーという言葉に敏感なミーハー系女子。

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