【music for chillout】冬の夜に聴きたいアルバム5選
雪が舞う冬の夜、街のネオンが美しく輝く瞬間を彩る音楽があれば、その美しさはより一層忘れがたいものになるのではないでしょうか。今回はそんな美しい冬の夜を彩るチルなアルバムを5枚紹介し、皆さんの冬を素敵なものにしたいと思います。
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今回想定するシチュエーションは?
出典:pixabay.com
「冬の夜にオススメのアルバム」を5枚紹介するわけですが、どのようなシチュエーションかによってオススメする音楽が変わるのは当然のことです。そこでまず最初に今回のアルバムセレクトが想定するシチュエーションを明らかにしておきたいと思います。
今回のアルバムセレクトは”Urban winter”というシチュエーションに向けたものです。イルミネーションが華やかにきらめく都会の冬。きらびやかだけれどどこか静謐な雰囲気もある、そんな都会の冬の夜のムードをぐっと高めるアルバムをご紹介します。
1.Think Twice & David Ryshpan「Jazz carnival」
カナダのヒップホップビート・メイカー「シンク・トゥワイス」とピアニスト「デヴィッド・リシュパン」がコラボレートした本作は、非常に優美で温かなノスタルジーに満ちたアルバムであり、寒い冬、母親の柔らかな手が冷たくなった耳を温めてくれる、そんな感覚に浸れるアルバムです。ジャンルとしてはヒップホップに分類されるでしょうが、ピアニストとのコラボということもあり、かなりメロディアスで様々な展開を見せる曲が多いのも特徴です。
参考価格:2,484円
2.mum「Please Smile My Noise Bleed」
アイスランドのエレクトロニカ・バンド「ムーム」。こちらの「Please Smile My Noise Bleed」
はムームの実質的なデビュー・アルバムで、ムームの幻想的で浮揚感のある、それでいてどこか郷愁を感じさせる音作りが、美しさと厳しい寒さが同居する都会の冬にぴったりのアルバムです。まMORR MUSICのアーティストのリミックス曲も多数収録されており、アルバムを通して飽きない作りになっています。
参考価格:2,248円
3.V.A「Melancholic Jazz Purple Noon」
ピアノなどの鍵盤楽器を中心とした上ネタ使いで、非常にきらびやかながらもどこかに哀愁を感じさせるジャジー・ヒップホップからラウンジミュージックのインストゥルメンタル・コンピレーションアルバムです。非常にメロディアスで美しい旋律の曲が多いので聴きやすいわりに、ジャズ独特のマイナーコードでの展開があり哀愁が感じられるので冬にピッタリです。参加アーティストが発表している作品も似た雰囲気のものが多いので、デートの時にレコードショップで一緒に探してみるなんていうのも素敵です。
参考価格:4,140円
4.Wild nothing「Nocturne」
「ノクターン」(=夜想曲)というタイトル通り、夜、それも冬の夜にぴったりのアルバムです。独特の憂いのあるメロディーと幻想的で官能的とも言えるサウンド作りが見事に融合し、冬のイルミネーションが作り出す幻想的な世界にマッチします。わりとしっとりとした曲よりもテンポ感のある曲が多めなので、ドライブの時にかけてみてはいかがでしょうか。
参考価格:1,740円
5.Alicia Keys「The Daily of Alicia keys」
もしかしたら皆さんすでに愛聴しており、オススメするまでもないアルバムかもしれませんが、この時期になるとどうしても聴きたくなるアルバムです。とくにトラック6の「If I Ain't Got You」はPVも相まって冬のラブソングの定番でもあります。男性がピアノバーなどで弾き語りをしても非常に格好いいです。序盤はソウルフルな楽曲が続きますが、トラック5以降はメローな楽曲が続き、恋人たちの気分を盛り上げてくれること間違いありません。
参考価格:2,500円
これを聴けば冬がもっと好きになる
日本の素晴らしいところはなんといっても四季の移ろいです。そんな日本の美をより引き立ててくれるのが音楽です。今回は冬にフィーチャーしたアルバムセレクトをしました。冬はどうしても寒いので、下を向きポケットに手を突っ込んで足早に街を通り過ぎてしまいがちですが、ちょっと視線を上げれば本当に美しい景色が目に飛び込んできます。そんな美しい冬、ぜひ今回オススメしたアルバムとともに楽しんでください。
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この記事のライター
クラシカルなメンズファッションの着こなし、おすすめのアイテムを中心に記事を制作していきます。