前輪が2つ?休日の相棒にどうですか?海外の3輪バイクPiaggio MP3 500ie
このバイクはフロントに2つタイヤがあるトライク、Piaggio MP3 500ieというものです。大型バイクでトライクでフロント2輪で...と魅力にあふれるこのバイクを紹介します。
- 12,450views
- B!
前輪が2つ?休日の相棒にどうですか?海外の3輪バイクPiaggio MP3 500ie
皆さんは3輪バイクと聞いてなにが思い浮かびますか?ハーレーなどのアメリカンバイクをつかったトライクが思い浮かぶと思います。トライクは前輪が1つで後輪が2つの3輪バイク。昔から知られている3輪のバイクの形式ですね。今回紹介するのは前輪が2つあるPiaggio MP3です。国内ではYAMAHA Tricityが前輪2つのバイクとして有名ですが、海外に目を向ければPiaggio MP3 500ieというものにも人気があります。どういうバイクなのか見ていきましょう。
Piaggio MP3 500ieとは?
イタリアのピアッジオが発売している3輪バイクです。イタリアンスクーターであるためおしゃれなデザインが特徴的。500ieとはMP3シリーズ中の1台でありほかには125FLや250RL、400FLなど多くの種類があります。今回はそのなかの500ieを紹介します。ちなみに250RLなどは国内でも販売してありますが、500ieは日本未発売です。
歴史
2006年に発売が開始されました。日本のフロント2輪スクーターYMAHA トリシティは2014年発売なのでMP3はフロント2輪の元祖ですね。MP3が日本で発売されるようになったのは2007年からです。
主な特徴
スペックや見かけの特徴を順番に解説。
フロントホイールが2つ
一番大きな特徴はフロントホイールが2つあるトライクであること。初めて見た人には大きなインパクトを与えます。このフロント2輪のおかげでバイクでありながら自立でき、センタースタンドいらずです。バイクでゆっくり走るときはバランスをとるのが難しいこと。しかしPiaggio MP3は自立できるので容易にゆっくりと走ることができます。バイクが苦手な人でも乗ることができるでしょう。駐車する際も最後まで足をバイクに乗せて、まるで車に乗っているかのように駐車できます。ただそれを行う際にはサスペンションのロック機能を使う必要があります。右ハンドルのスイッチについているので利用してください。いくら安定性が高いといえどバイクなのでこけます。1人で自立できるのは男を手玉にとる女性だけだということですね。(迷言)
排気量は500cc...軽自動車並みのパワー
Piaggio MP3 500ieは排気量が500cc、日本では立派な大型バイクです。軽自動車の排気量が600ccあたりなので車並みの動力を備えています。馬力は40hp。大型バイクとして十分なスペックがあり、高速道路やバイパスも気軽に走り抜けることが可能です。もちろんスクーターなのでオートマチック。ギア操作はいりません。スロットルをひねるだけで上質な走りがあなたのものになります。
価格は100万円ほど
価格は8,990ドルなので日本円でおよそ100万円ほど大型バイクとしては普通の価格。休日の趣味にいかがですか?乗りやすくて個性的なフォルムはあなたの休日をすごしやすく、個性的なものに変えてくれるはず。購入する場合は個人輸入がいいでしょう。
特殊なサスペンション
フロント2輪を実現する為にフロントのサスペンションは特殊な技術が使われています。10,000km走行するごとにメンテナンスが必要となるようです。
ちなみにヨーロッパ圏では
MP3 500ieはヨーロッパ圏でジレラ ファコ 500ieというスポーツバイクとして販売されています。MP3とくらべるとデザインや仕様がスポーツよりになっています。これはヨーロッパ圏でモータースポーツ熱が高いためでしょう。もしもスポーツテイストのスクーターが欲しいならこちらのファコ500ieのほうがおすすめです。
MP3はいかがでしたか?
MP3と聞くと昔はやった音楽プレイヤーを思い出しますね。しかし今はバイクのことしか頭に浮かばないはずです。気に入ったかたは購入して休日の趣味にしましょう。250RLなどは日本でも購入しやすいので500ccにこだわりがなければそちらもおすすめです。
この記事のキーワード
この記事のライター
トレーニング暦6年。専門分野:フィットネス・インテリアVOKKAでは主にフィットネスの記事を書いています。ウエイトトレーニングも好きですが、最近は自重に強い関心がありサーキットトレーニング、軍隊系のプログラム、囚人トレーニングに奮闘中。記事を書く上のリサーチでは情報ソースの95%海外を使っており、国内の既存の記事にはないことを書いています。ソースといってもステーキソースではありません(海外だけに)私の記事を読んでも味的にはおいしくないので注意。しかし知識としてはおいしいはずです。私の記事のお味はいかが?