国産のスポーツスクーターならYAMAHA T-MAXがおすすめです
国産のスクーターの中で異彩を放つのがYAMAHA T-MAXです。排気量は530cc、足回りはスポーツスクーターとしての装備。スーパースポーツにも引けをとらない大型スポーツスクーターの魅力に迫ります。
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スポーツバイクにも負けない本格的スポーツスクーター
T-MAXはYAMAHAのスクーター。発売開始は2000年です。500ccという大型排気量、高い剛性やコーナーリング能力、スポーツバイクとして足回りなどでスクーターという乗り物に対する便利な乗り物という概念をぶち壊しました。そして、趣味としてのスクーターをライダー達に教えたスクーターとを語る上では外せない車種です。
発売当初は500ccのタイプしかありませんでしたが、現在はT-MAX530というものが販売されています。今買うならこちらがおすすめ。
主な特徴
排気量が多いスクーターといえば、ビッグスクーター(マジェスティ、スカイウェイブなど)が有名。大きなメットインや直進安定性が高い優しい乗り心地で人気ですね。ビッグスクーターは50ccや125ccのスクーターをただ大きくしたというコンセプトのバイクですが、T-MAXはそうではありません。スポーツバイクとして作られており、スクーターとしての便利さを残しながら運動性能を極限まで高めています。
それではエンジンとフレームなどについて見ていきましょう。
専用設計のエンジン
エンジンは専用設計の499cc水冷4ストロークエンジンを使っており初期型のT-MAXでは40馬力と、400ccのスポーツバイク並みのスペックです。400ccのスポーツバイクはスポーツバイクとして最初から作られています。そんなバイクに元々スクーターであるT-MAXがスペック的に追いつくのは本当に凄いことですね。スクーターの常識を打ち破ったことにも納得がいきます。
ダイアモンドフレームを採用
普通のスクーターはフレームにアンダーボーンというタイプを使います。しかし、T-MAXはスポーツバイクと同じ、ダイアモンドフレームを採用。これにより車体の剛性と強度を実現しており高い運動性能を得ています。そのためコーナーリング性能は普通のスクーターと比べて高く、バンク角は50までとスポーツバイク並みにキビキビと走れるようです。
新車価格は100万円越え
排気量が530ccなので大型バイクであり、スポーツバイクといえる装備をしているため価格も大型。通常仕様で税込105万8400円、TMAX IRON MAXエディションで109万800円です。TMAX IRON MAXエディションは特別仕様で外装にちょっとした違いがあります。スペック上の差はありません。特にこだわりがなければ通常使用がおすすめ。
カスタムベースとしても人気
50ccや125ccのスクーターのカスタムは車検がなかったり、パーツが安かったりパーツの重さ的に人間の力だけでも簡単に作業できるため人気があります。そして、T-MAX500もスクーターなのでカスタム方面でも人気があるようです。
ギャンブラーをテーマにしたカスタム。シートや外装、リムまでほぼ全て手を加えてあります。原型はないのでこれをT-MAXと呼んでいいのか...T-MAXだったバイクという言葉がピッタリですね。スクーターのカスタムではお決まりのロー・アンド・ロングも施してあります。地面とすれすれのアンダーカウルに注目。VOKKAの読者がこういったカスタム車両に乗るときは金に糸目をつけずに毎回アンダーカウルを壊していきましょう。(ジョーク)
バックにはドクターマリオで出てきそうなカプセルみたいなものがついています。乗車中に具合が悪くなったらガソリンで飲んでください。
前の写真だとバックレストみたいに見えますが、実はリザーブタンクです。NOSのボトルのようなデザインがスポーティーでかっこいいですね。(NOSは映画とかである車のスピードをブースとさせる装置)合わせてGTウイングが装着してあります
シートはシャイニーなシルバーがかっこいいカスタムシート。カスタムシートは素材によってはすべるので注意が必要。不安な人は瞬間接着剤でお尻とシートをくっつけましょう。
T-MAXはいかがでしたか?
今回はT-MAXの主な特徴やエンジンについてカスタムについて紹介しました。よかったら休日の相棒にしてみてください。またバイクの記事にてお会いしましょう。
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この記事のライター
トレーニング暦6年。専門分野:フィットネス・インテリアVOKKAでは主にフィットネスの記事を書いています。ウエイトトレーニングも好きですが、最近は自重に強い関心がありサーキットトレーニング、軍隊系のプログラム、囚人トレーニングに奮闘中。記事を書く上のリサーチでは情報ソースの95%海外を使っており、国内の既存の記事にはないことを書いています。ソースといってもステーキソースではありません(海外だけに)私の記事を読んでも味的にはおいしくないので注意。しかし知識としてはおいしいはずです。私の記事のお味はいかが?