広島の高級ホテル・旅館人気おすすめ10選
日本三景の一つに数えられる安芸の宮島や、歴史情緒ある街並みが残る鞆の浦など風光明媚な名所が揃う広島県。県内各地には温泉も点在しており高級旅館やラグジュアリーなホテルなども立地、贅沢なステイと美食を愉しむことができます。この記事では広島県でおすすめするハイクラスのホテルや高級旅館をご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:www.iwaso.com
広島でおすすめするラグジュアリーなホテルと高級旅館
宮城の松島や京都の天橋立とともに日本三景に数えられ世界遺産の厳島神社が鎮座する宮島や、歴史情緒ある街並みが保存されている鞆の浦など風光明媚な名所が揃う広島県。瀬戸内で養殖される牡蛎は全国的にも人気が高く、温州みかんや広島レモンなど土地ならではの食材も魅力的です。
県内各地には温泉も点在しており、ラグジュアリーなステイを愉しめるホテルやプライベートな湯を愉しめる温泉旅館なども立地。明媚な名所を巡った後は上質な客室で贅沢な時を過ごすことができ、当地ならではの美食を堪能できます。今回は多彩な魅力がある広島県でハイクラスのホテルや高級旅館を厳選、おすすめする客室と共にご紹介しましょう。
1.福山市「汀邸 遠音近音」
名勝・鞆の浦に近く弁天島や仙酔島を間近に望むロケーションの「汀邸 遠音近音」。全室がオーシャンビューでエクスクルーシブに湯を愉しめる露天風呂付きの客室、贅沢な一時を過ごせる豪華な温泉宿です。
おすすめする客室は館の最上階にある1日1組限定の「アッパースイートルーム」で、和室+畳敷きのリビング+ベッドルーム+ウッドデッキで専有面積は95㎡。大きく設えた窓からは弁天島や仙酔島をほぼ真正面に望むことができ、シモンズ製のベッドやフェラガモのアメニティなど随所にこだわりがあります。そしてウッドデッキには絶景と湯を満喫できる露天風呂を備えました。
「汀邸 遠音近音」では目の前の瀬戸内海で水揚げされる新鮮な海幸をメインに、旬と瞬にこだわった繊細な美食を用意。創業以来の名物である「鯛釜飯」をはじめ、厳選された素材を好みの調理法で味わう「黒鮑料理」や「虎魚料理」など口福の品々が並びます。
【基本情報】
住所 :福山市鞆町鞆629
電話 :084-982-1575
客室 :最上階 アッパースイートルーム
宿泊料金:46,200円~(1泊2食付き)
2.尾道市「ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道」
“東洋のエーゲ海”とも評される海を望む高台に立地する「ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道」。イタリア語で”美しい眺め”を意味する”ベラビスタ”を冠しており、迎賓館として開業した当初からのおもてなしを受け継ぎます。
ラグジュアリーな客室が揃う中からおすすめするのはオーシャンフロントの「テラススイート」。北欧スタイルのシックで落ち着いた趣のインテリア、リビング+ベッドルーム+バルコニーで100㎡の専有面積を誇ります。
「ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道」にはメインダイニング「エレテギア」と鮨「双忘」があり、セレクトに迷うところ。おすすめは銀座の銘店「魚治はら田」が監修する1日8名限定の「双忘」で、瀬戸内の海幸と江戸前の技が融合した至高の鮨が供されます。
【基本情報】
住所 :尾道市浦崎町大平木1344-2
電話 :084-987-1122
客室 :テラススイート
宿泊料金:66,550円~(1泊2食付き)
3.尾道市「LOG」
出典:l-og.jp
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千光寺へと続く長い階段道路の千光寺新道の脇にひっそりと佇む「LOG」。インドのムンバイに拠点を置く建築工房「スタジオ・ムンバイ」が国外で初めて手掛けたプロジェクトで、ホテル・カフェ&バー・ガーデンが融合したスポットです。
客室は2タイプあり、おすすめは最大2名で利用する「デラックス ダブルルーム」。床・壁・天井を和紙で仕上げた空間はやわらかな光に満ちた包み込まれるような空間、窓からは尾道の街並みを望むことができ静かな寛ぎの時を過ごせます。
出典:l-og.jp
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”地の物を再発見する”思いで地域の食材を取り入れる「LOG」では、季節に移ろう旬菜を駆使して料理を用意。新鮮な野菜や果物をメインに素材の持ち味を引き出した朝食が、穏やかな雰囲気のダイニングで供されます。
【基本情報】
住所 :尾道市東土堂町11-12
電話 :0848-24-6669
客室 :デラックス ダブルルーム
宿泊料金:22,000円~(1泊朝食付き)
4.竹原市「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」
塩業で栄え重要伝統的建造物群保存地区に指定された竹原。江戸時代から明治にかけての商家が残る地区は”安芸の小京都”とも呼ばれる風情ある街並みで、こちらに塩田主であった浜旦那の暮らしを追体験するコンセプトの「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」があります。
客室は旧芸備銀行の「MOSO 棟」と旧水出邸の「KIKKO 棟」にあり、おすすめは1棟貸しの「KIKKO 蔵」。往時の蔵をリノベーションした客室は1階がリビングで2階がベッドルームのメゾネットスタイル、モダンとレトロが融合した空間は情緒ある寛ぎのステイを演出します。
日本酒とのペアリングと塩にこだわる「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」では、竹原でしか味わえない贅を尽くした美食を用意。鯛や鱸など瀬戸内の海幸やブランド牡蛎の「オイスターぼんぼん」をはじめ峠下牛や特産の柑橘類を厳選、風味絶佳の一皿に昇華した料理の数々が並びます。
【基本情報】
住所 :竹原市本町1-4-16
電話 :0120-210-289
客室 :KIKKO 蔵
宿泊料金:36,300円~(1泊2食付き)
5.宮島町「錦水館」
日本三景の一つ安芸の宮島で厳島神社の大鳥居を望む絶好のロケーションに立地する「錦水館」。大正元年に創業した老舗で、宮島では唯一の天然潮湯温泉に入れる旅館です。
8タイプの客室からおすすめするのはオーシャンビューの「オトナの休日」。琉球畳を敷く10帖の和室に景色を望むために設えた4帖の眺望カウンターの組み合わせ、ルベルのコスメなどこだわりのアメニティを用意します。
「錦水館」では、広島や宮島の食材を知り尽くした料理長が腕を振るう旬の宿屋料理を取り揃え。瀬戸内の新鮮な魚介や有機野菜をはじめ特産の広島牛など、吟味された素材の旨味を引き出し五感を刺激する品々が供されます。
【基本情報】
住所 :廿日市市宮島町1133
電話 :0829-44-2131
客室 :オトナの休日
宿泊料金:32,450円~(1泊2食付き)
6.宮島町「宮島別荘」
出典:www.ikyu.com
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宮島桟橋を目の前に宿を構える「宮島別荘」は、創業100年を超える老舗温泉旅館「錦水館」がプロデュースする洗練された和モダンのホテルです。
「宮島別荘」では町家・海・山をイメージした3タイプのコンセプトルームを揃えており、おすすめは「山の別荘 スイート」。落ち着きのある和に北欧モダンを融合させたナチュラルなインテリア、ベッドは定評あるサータ製で山々の四季を望むビューバスを備えます。
「宮島別荘」では、レストラン「アル・ケッチァーノ」のカリスマシェフ・奥田政行が監修するイタリアンとフレンチの洋食ブッフェを用意。広島ならではの食材を駆使した創作料理が並び、オープンキッチンでは臨場感ある品々が仕上げられます。
【基本情報】
住所 :廿日市市宮島町1165
電話 :0829-44-1180
客室 :山の別荘 スイート
宿泊料金:28,600円~(1泊2食付き)
7.宮島町「蔵宿いろは」
宮島桟橋から厳島神社へ向かう表参道に「蔵宿いろは」が宿を構えています。
いろは歌の順に名付けられた客室が揃う中でおすすめするのはオーシャンビューの「ろ」。竹の床板と琉球畳を敷いたリビング/ベッドルームで、漆喰と入洛の色合いで仕上げられた壁は侘び寂を感じさせる仕立て、窓からは海と大鳥居の景色を望むことができます。
「蔵宿いろは」では吟味された瀬戸内の海幸や中国山地の旬菜を使い、こだわりの調味料で仕上げた季節の味覚を取り揃え。希少な近海物を使う穴子料理や「かき小町・広島かき・宮島かき」を味わえる牡蛎料理など、広島の名物も供されます。
【基本情報】
住所 :廿日市市宮島町589-4
電話 :0829-44-0168
客室 :ろ
宿泊料金:39,000円~(1泊2食付き)
8.宮島町「宮島グランドホテル有もと」
江戸時代の初期に創業した大根屋をルーツとし、400年という歴史を誇る老舗「宮島グランドホテル有もと」。厳島神社に最も近い宿といわれており、数寄屋造りの和室から洋室まで多彩な客室を揃えています。
こちらでおすすめする客室は神社側の眺望を望む「露天風呂付 数寄屋和室」。12.5帖の和室にゆったりとした広縁を備えた伝統的な数寄屋造りで、厳島神社の大鳥居や五重塔をはじめ千畳閣を一望、明媚な景色を望む檜露天風呂を設えています。
「宮島グランドホテル有もと」では、牡蠣・鯛・穴子・太刀魚など瀬戸内の海幸から旬の逸品を吟味して至福の京懐石を用意。地元の漁師から毎朝届けられる魚介は新鮮の極み、風情ある佇まいの個室料亭の「華楽」で供されます。
【基本情報】
住所 :廿日市市宮島町南町364
電話 :0829-44-2411
客室 :神社側 露天風呂付 数寄屋和室
宿泊料金:48,400円~(1泊2食付き)
9.宮島町「岩惣」
厳島神社の真裏に当たるもみじ谷で安政元年(1854年)に創業し、天皇陛下や皇族をはじめ名立たる著名人や文人墨客も逗留した老舗「岩惣」。広島で人気の銘菓「もみじ饅頭」は、明治39年頃に当時の女将が考案したといわれています。
客室は本館・新館・離れにあり、おすすめするのは離れの「秋錦亭」。昭和3年に建築された木造平屋建てで10帖と8帖の本間の造り、火灯窓や欄間をはじめ格子や床柱など随所に雅な意匠が凝らされた設えで風雅な寛ぎの時を過ごせます。
「岩惣」では、京懐石の匠である料理長が四季折々の海幸・山幸を吟味して繊細な技が光る料理を用意。牡蛎や穴子をはじめ広島の風土を感じさせる素材が五感を満たす一皿に昇華、ゆっくりと気兼ねなく味わえる部屋食で供されます。
【基本情報】
住所 :廿日市市宮島町もみじ谷
電話 :0829-44-2233
客室 :離れ 秋錦亭
宿泊料金:43,200円~(1泊2食付き)
10.廿日市市「石亭」
昭和39年に開湯し宮島を望む浜にあることから名付けられた宮浜温泉。海岸線沿いを中心に温泉街が広がっており、高台に四季の彩を望む回遊式庭園を擁した「石亭」が宿を構えています。
母屋をはじめ離れや四阿(アズマヤ)にある客室からおすすめするのは母屋二階の角部屋「夕凪」。10帖の主室+10帖の次の間+10帖の広縁に月見台まで設えた広々とした造り、月見台から望む凪の海と宮島が風情ある寛ぎの時を演出します。
「石亭」では、宮浜の滋味に満ちた旬の食材を活かして一期一会のおもてなし料理を用意。夕餉は3種のフルコースプランから選ぶことができ、宿名物の穴子飯も用意します。
【基本情報】
住所 :廿日市市宮浜温泉3-5-27
電話 :0829-55-0601
客室 :母屋二階 夕凪
宿泊料金:35,000円~(1泊2食付き)
ラグジュアリーなステイと口福の美食を広島で愉しむ
歴史深い老舗の高級旅館からリゾートテイストのラグジュアリーなホテルまで多彩に揃う広島。日常の喧騒を忘れて愉しむ、贅沢なステイと美食を求める旅に出掛けてみませんか。
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※ 宿泊料金は割引等がない標準的なプランで1室2名利用時の1名分が目安です。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。