ハイクラスの嗜み 束の間のフライトをラグジュアリーシートで贅沢に
ハイクラスな読者皆様の中には、航空機を利用しせわしく飛び回って過ごされている人も少なくないことでしょう。今回はそんな皆様のフライトタイムを贅沢に彩る、ラグジュアリーシートの特集です。
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各社競うように提供しているラグジュアリーシート!
航空機利用は、一昔前と比べて随分身近な存在となってきています。LCCことローコストキャリア登場により、格安運賃での気軽な搭乗も可能となっているためです。区間によっては、片道3,000円前後といったケースすら見られるほど。ですが、せわしい日々の中の、束の間のゆったり落ち着ける時間なわけですから、逆に贅沢プランを楽しむというのもハイクラスの嗜みといったところです。今回は、国内外の航空機における最上級のラグジュアリーシートについて特集しました。ゆとりあるひと時は、きっと価値ある体験となるに違いありません。
ANA プレミアムクラス
まずは、ANAこと全日空についてご紹介します。同社は前述のLCCと異なり、長い歴史を持つメジャーキャリアに分類されます。そのため、格安利用には適していませんが、ゆったり寛げるフライトを期待できます。高級シートにあたるプレミアムクラスでは、座席間隔約127センチの余裕あるシートが利用できます。パーソナルライト・パソコン電源・USBポートもあり、移動しながらの仕事にも最適です。細かい仕様は、機体それぞれで異なるようなので、あらあじめチェックしておくと良いでしょう。
【ANA公式サイト】PREMIUM CLASS シート。ANAが提供する国内線の各種サービス情報はこちらから。旅の計画・準備はANAのホームページで。
JAL JALファーストクラス
続いては、ANAと共に国内メジャーキャリアの双璧を成す、JALこと日本航空です。座席は座り心地どころか「住み心地」にこだわったつくりとなっており、清潔感ある個室空間に仕上がっています。特別仕様のマットレスや、上質な木目が印象的なインテリア、23インチの個人モニターなど、各部に最上の「住み心地」に繋がる工夫が施されています。ANAと同様に、LCCにはないハイクオリティが楽しめます。
シンガポール航空 スイートシート
出典:pixabay.com
さて、ここからはレベルが格段に違ってきます。海外航空会社におけるラグジュアリーの追求は、国内メジャーキャリアをもってしても比になりません。まずはシンガポール空港のスイートシートです。往復約200万円に上るプランもあるなど、とにかく格が違います。イタリア職人手製のソファーや、完全隔離された個室空間、フェラガモブランドで統一された香水つきアメニティ、最上級レストランをも彷彿とさせる料理、ドリンクと、まさに贅沢の粋ここに極まれりといった印象!とにかく、国内航空しか利用したことがない人は、凄まじい衝撃を受けること必至のレベルです。
エディハド航空 ファーストクラス
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世界有数の客室として名高いエディハド航空は、シンガポール航空をも凌駕する贅沢感です。なぜなら、バスルーム・リビングルーム・ベッドルームが揃えられている、まさに「空飛ぶホテル」といっても過言ではないレベルのためです。内装は、まさしく高級ホテル。さらには、一部屋ごとにロンドンの最上級ホテルでトレーニングを受けた執事がつくなど、至れり尽くせりといった印象。旅行やビジネスのみならず、機内での時間そのものを目的とした利用でも充分満足できそうです。
エミレーツ航空 ファーストクラス
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サッカーチーム、ACミランやレアルマドリードのスポンサー企業としてもお馴染みのエミレーツ航空。サッカーファンなら、ちょっと親しみも感じられる航空会社かもしれませんね。とはいえ同社航空機のファーストクラスは、親近感どころかかなりのラグジュアリー仕様。ドアを閉めて楽しめる個室シートは、高級感溢れるデザインの内装となっています。専用のミニバーも利用でき、快適な時間を過ごせます。また同社ファーストの利用は、特に女性パートナーと乗る際におすすめです。シャワースパや化粧台、上質なスキンケアアメニティなど、女性に嬉しいサービスが充実しています。その他、パーソナル・ダイニング・サービスのブランド食器で統一された各種食事、お酒も魅力です。
抜群のロケーションと贅沢の融合
窓から望む、美しい地球と鮮やかな空の青。それらを贅沢感に満ちた航空機内から眺めれば、何よりの快適さが味わえるに違いありません。国内ならメジャーキャリアのラグジュアリーで、海外なら各社の誇る最上級のおもてなしで、ハイクラスなひと時を大いに堪能してみてはいかがでしょうか。
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この記事のライター
関西→沖縄→関東~と旅して回るフリーランス。ライター歴は10年以上あり、あらゆる分野での執筆経験があります。その他、過去には写真や音楽に関するクリエイティブな活動もちらほら。経験を生かし、旬なもの、感性のアンテナに引っかかる話題など、ハイセンスなVOKKA読者皆様へ広くお届けさせていただければと意気込む次第。