極彩色の不思議な世界を撮らせたら世界一のティム・バートン監督のおすすめ作品3選
世界観を独自に持っている監督は多数いますが、ティム・バートン監督ほど個性的で幻想的な世界観をベースに映画を撮影する監督はいないでしょう。
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独特の世界観
登場する人物も個性的なら、彼らが存在する世界も極彩色でとても幻想的。最初はびっくりしますが、慣れてくるとその世界から離れるのが惜しくなるという魅力あふれる監督です。
今回はそんなティム・バートン監督のおすすめ映画をご紹介します。
シザーハンズ(1990年)
ジョニー・デップが手がハサミという不思議な青年として登場し、最初は街の人々に気味悪がられますが、次第に相互理解を深め、芸術的才能を発揮し人気者になるストーリーです。登場する家々はパステルカラーのおもちゃのようなかわいらしさで、エドワードがシザーハンズで作り出す作品(ヘアスタイルや植木など)もとても斬新です。また結末にも監督のメッセージが込められており、美しくありながら奥が深い作品となっています。
スリーピー・ホロウ(1999年)
ジョニー・デップが登場し、上記作品とは正反対に、色を極力抑えた中世の世界のおどろおどろしい雰囲気や重苦しさ、「首なし騎士」を中心に展開する人間の欲望や恐ろしさを幻想的に描いています。ストーリーは重いのですが、ジョニー・デップのコミカルな演技によって陰惨なホラーなのに笑ってしまうところも多いので気軽に見ることができます。
アリス・イン・ワンダーランド(2010年)
こちらの作品もジョニー・デップが登場し、やはり良い味を出しています。もうティム・バートン監督とジョニー・デップは2人で1セットといってもいいかもしれません。こちらは「シザーハンズ」のように色とりどりの鮮やかなカラーのなかに、誰もが知っている不思議の国のアリスを忠実に描いた大人も子供も楽しめる作品です。
他の監督にないものを楽しめる
ティム・バートン監督の作品は、色鮮やかなものとモノクロのものなどの幻想的な映像が多い点が特徴です。監督ならではの独特の世界観は、一度はまると抜け出すのが大変。また、ストーリー中に、ちくっとした風刺を入れたりするのも彼ならではの作品の面白さを高めてくれています。
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