夜長をクリント・イーストウッドの名作で過ごすノンフィクション映画5選
温かくしてホームシアターでお気に入りの映画を観る夜長の季節到来。今日はどんな映画を観ようかとお探しの人におすすめ、クリント・イーストウッドが監督を務めた名作をご紹介します。クリント・イーストウッドが手掛けた映画どれも見ごたえがありますが、今回はノンフィクションに絞り込んでのピックアップです。
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アイキャッチ画像出典:cdn.pixabay.com
西部劇スターから監督になったクリント・イーストウッド
クリント・イーストウッドは、1960年代には映画やテレビドラマで西部劇スターとして大活躍した人気俳優としての顔も持っています。現在は監督として活躍し、次々に名作を手掛け監督やプロデューサーとしての方が有名かもしれませんね。
今回は、クリント・イーストウッドが手掛けた数ある名作の中で、実話を基にした映画に絞り込んで紹介いたします。本当にあった話だからこそ、のめり込んでしまうノンフィクションの世界を楽しんでください。
1. ジャズがもっと好きになる「バード」
ジャズファン必見、1930年代から1950年代まで活躍したチャーリー・パーカーの伝記映画。主人公は、モダンジャズの父と言われ、愛称バードと呼ばれていていたアルトサックス奏者です。ジャズの聖地ニューヨーク52番街のクラブで演奏し、多くの人たちにジャズの良さを広め魅了。栄光を浴びた時期もありましたが、34年という短い人生で終ってしまった生涯、天才ジャズミュージシャンの物語です。
劇場公開:1988年9月
2. 興行収入額が作品の良さを証明している「アメリカン・スナイパー」
イラク戦争に4度従軍し「伝説の狙撃手」と言われ、元特殊部隊シールズに所属していた軍人の物語です。戦争に関わった人たちが抱える問題がたくさん盛り込まれていています。映画公開と同じ時期に、この映画の中で起きたある事件の裁判が行われていましたが、これはノンフィクションだからこそありえる話ですね。その点でも人々の関心を呼んだのか、2015年2月、興業収入は3億ドルを突破した記録を持っています。
劇場公開:2015年1月
3. ミステリーストーリー「チェンジリング」
1920年頃にあったゴードン・ノースコット事件を基に映画化。主役の誘拐された母親をアンジョリーナ・ジョリーが熱演しています。物語では今では、考えられない理不尽なことが次々と起こっていきます。これが映画の上ではなく本当にあった事件だということにショックを覚えるかも。ホラー映画ではありませんが、ぞっとする映画です。
劇場公開: 2008年10月
4. 初代FBI長官の人生を描いた「J・エドガー」
初代FBI長官だったエドガー・フーヴァーの生涯を描いた映画。主演は2015年アカデミー主演男優レオナルド・デカプリオが演じています。エドガー・フーヴァーは、アメリカ大統領8代に渡り仕えていた人で、多くの書籍にも名前が上がるアメリカ歴史に関わっていた有名な人物です。権力を持っていてアメリカの政治の世界を知り尽くしていた人の私生活は一体どうだったのか、謎の部分も描かれています。
劇場公開:2011年11月
5. ザ・フォー・シーズンズの秘話「ジャージー・ボーイズ」
1960年代にアメリカで大人気だったグループ「ザ・フォー・シーズンズ」のお話。アメリカ東部にある町に生まれた4人の若者が、生まれながら持ち合わせた音楽の才能を花開かせ成功をつかみます。グループ名を知らない人でも、彼らが歌った「君の瞳に恋してる」は、携帯のCMでも使われているので、多くの人が耳にしている名曲です。ミュージカルで上演され、トミー賞を獲得した作品を映画化、アメリカンドリームに浸れます。
劇場公開: 2014年9月
2016年公開「ハドソン川の奇跡」も見逃せない話題作
クリント・イーストウッドが監督した最初の頃の作品は、B級映画が多かったのですが、昨今はアカデミー賞などにノミネートや獲得する大作がたくさんです。2016年公開の「ハドソン川の奇跡」もノンフィクション映画で話題となっています。撮影には、本物の飛行機エアバスを購入し撮影されてたというスケールの大きなエピソードもある映画です。「助かった、良かった」だけでない話題作。レンタル開始されたらぜひこちらもどうぞ。
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この記事のライター
大好きな場所、ニューヨークのタイムズスクエア。パワーが漲ってるところが惹かれるポイント。だけど将来は、ハワイでのんびり暮らしたいと思ってます!