20代のデキるビジネスパーソンは選んでる!使えるスポーツワゴン3選
走りもよくて、ユーティリティ性にも優れている。そんな都合のいいクルマがあるのです。スポーツワゴンは、いいとこどりが大好きなユーザーにとって検討すべきカテゴリーのひとつ。使えるスポーツワゴンを紹介します。
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トータル的に考えるとスポーツワゴンはグッドチョイス
かつてのようにクルマといえばセダンという時代ではありません。セダンでは使いづらい、かといってステーションワゴンだと走りがそがれる。スポーツワゴンというカテゴリーはユーティリティ性に優れ、かつ走りもセダンと同等です。いやエアロダイナミクスを考えると逆に優れていると考えてもいいのではないでしょうか。欧米でもてはやされているクロスオーバーSUVも結局、スポーツワゴンの車高を高くしたといってもいいと思います。今回はそんなスポーツワゴンを紹介したいと思います。
IMPREZA SPORT
IMPREZA SPORT(インプレッサスポーツ)は、スバルのCセグメントのステーションワゴンです。セダンも含めてIMPREZA は、1992年デビュー、現行は5代目です。IMPREZAの名前の由来は、英語の「IMPRESA」(「紋章」、「金言」)をもじった造語です。派生車種として「SUBARU XV」、「SUBARU XV ハイブリッド」があり、パッケージングを変更しているだけで、基本的に同一のクルマです(現行は4代目)。インプレッサスポーツはインプレッサの初代から存在していて、はじめは「スポーツワゴン」を名乗っていました。OEMで「サーブ・9-2X」として北米市場で販売されたこともあります。またセダン同様「STI」仕様がラインナップされた時期もありました。インプレッサの3代目では「スポーツワゴン」の名は消滅し、5ドアハッチバック自体が「インプレッサ」のメイン車種となり、STIバージョンもその5ドアハッチバックをベースに作られました。その後「インプレッサWRX STI」が「WRX STI」として独立し、現在では「WRX」は別車種として扱われています。4代目から5ドアハッチバックは「インプレッサスポーツ」、セダンは「インプレッサG4」となったのです。この現行5代目のパワートレインは1600cc水平対向4気筒DOHCエンジンと2000cc水平対向4気筒DOHC直噴エンジンとなっていて、FFとAWDが存在、2000ccは154PSを誇ります。この5代目からはエクステリアもセダンのG4とフロントフェイス以外は異なっています。「SUBARU XV」、「SUBARU XV ハイブリッド」は4代目インプレッサのままであり、今後この5代目に移行していくものと思われます。
AXELA SPORT
AXELA SPORT(アクセラスポーツ)はマツダのCセグメントのスポーツワゴンです。AXELAの名前の由来は、「Accelerate(加速する)」、「Accelerator(アクセラ)」、「Excellent(卓越した)」の3つの言葉から。2003年にデビューして、現行で3代目となります。アクセラはスポーツとセダン、そしてセダンを元にしたハイブリッドがラインナップされており、ハッチバックとセダンだった「ファミリア」の後継というのも納得です。パワートレインはガソリン、ディーゼル、ハイブリッドで、BMW、メルセデス・ベンツ、海外向けトヨタオーリス以外でガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの3種をラインナップするのは国内メーカーが国内で販売する乗用車としては初めて。メインのエンジンは、2000cc 直4 DOHCガソリンエンジンと2200cc直4 DOHCディーゼルターボエンジンです。「Be a driver」「人馬一体」を標榜するマツダの「鼓動 SOUL of MOTION」、「SKYACTIV TECHNOLOGY」(「SKYACTIV-G」、「SKYACTIV-D」など)、「i-ACTIVSENSE」など旬のマツダを楽しめます。「G-ベクタリング コントロール(GVC)」は、ハンドル操作に応じトルクを変化させ横、前後方向のGをコントロールする世界初の技術。
Giulietta
Giulietta (ジュリエッタ)は、アルファロメオのCセグメント4ドアハッチバックです。スポーツワゴンとは呼んでいないのですが、カタチとしてはインプレッサスポーツやアクセラスポーツとよく似ていて、スポーツワゴンと言ってもいいのではないでしょうか。アルファロメオでは「159」などで「スポーツワゴン」と呼んでいた車種も存在しています。ジュリエッタの車名の由来は「ロミオとジュリエット」のジュリエット。ロミオをイタリア語読みするとロメオ、ジュリエットをイタリア語読みにするとジュリエッタです。1954年デビュー。技術的なつながりはないものの名前としては第3世代にあたります。パワートレインは1400cc直列4気筒 マルチエアエンジン。Giulietta Quadrifoglio Verde(ジュリエッタ・クアドリフォリオ・ヴェルデ)になると直列4気筒 DOHC インタークーラー付ターボエンジンになり最高出力は240PSです。Quadrifoglio Verdeは四葉のクローバーの意味で、アルファロメオの最上級スポーツモデルにつけられる名前です。
スポーツワゴンは走りとユーティリティ性の両立
出典:autoc-one.jp
いかがでしたでしょうか。スポーツワゴンはインプレッサにしてもアクセラにしても、その基本となるセダンの走りを損なうことなく、特にトランクのユーティリティにおいてアドバンテージのあるクルマです。どうもこの2台との比較でよく出てくるのがトヨタのオーリスですが、個人的にはオーリスは単なるハッチバックだと思います。そこでアルファロメオ・ジュリエッタを登場させたのですが、カタチとしては2台によく似た車で、スポーツワゴンと呼んでもいいのではないかと思います。ユーザーのクルマに対する好みの多様化からセダンが衰退する傾向にありますが、やはりスポーツワゴンのように使い勝手もよくないと売れない時代なのでしょう。
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この記事のライター
クルマとともに育ってきました。趣味はクルマ。出かけるのもクルマです。ドライブ、特に温泉が趣味で、おいしいそばを求めて旅に出ることもあります。