良い休息なくして良い仕事なし!デキる男の休息法「マインドフルネス」とは
多くの女性にとってヨガがライフスタイルの一部であり、ポーズをとることだけでなく、呼吸や瞑想を通して心身を整えることが健やかな日々のパフォーマンス向上に貢献しているのに対し、男性はまだまだ「休息」が上手にとれていない人が多いのでは。あなたもそろそろ、休息のための新習慣を始めませんか?
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休息、意識できてますか?
あなたにとって「休息」の時間とは、どんなことをして過ごす時間を指すでしょうか。
例えば休日に好きなだけ眠る時間、気に入りのカフェでコーヒーを楽しむ時間、ジムで汗を流す時間。
そのどれもが確かに休息の時間であり、こんなささやかな休息を糧に日々戦っている男性は多いことでしょう。
ですが、実際に自分にとって「その休息が十分かどうか」を意識したことはありますか?
今、世界のトップ企業は現代人の休息不足に危機感を抱き、心だけ身体だけの一時的な休息ではなく、脳から真にリフレッシュする休息法を続々と導入しているのです。
疲れた脳に深いリラックス効果をもたらす「マインドフルネス」
Googleをはじめとする世界の一流企業の研修にも取り入れられているという「マインドフルネス」は、「今、この瞬間に意識のすべてを向ける」ことで、疲れた脳に深いリラックス状態をもたらし、集中力を高める効果があるとされる瞑想法です。
私たちは日々の仕事や生活に追われる中で、過去の失敗や未来への不安など、知らず知らず様々なネガティブ因子と遭遇し、少なからずその影響を受けてしまっています。
そういった不安やストレスは、積み重なることで脳を起点にやがて心身にも大きな負担となり、自分でも気がつかないうちに心身の健やかさを失う危険にさらされているのです。
そこで、マインドフルネスを通じて、まずは様々なしがらみの中で心が定まっていないという自身の現状を認識し、ゆっくりと”今この瞬間”の自分自身だけに向き合い、余計なものを取り払うことで心の平穏やクリアな思考を取り戻し、ネガティブスパイラルを断ち切ることが必要なのです。
スポーツクラブは鍛えるだけの場所じゃない
マインドフルネスが現代人にとって必要な要素で、世界のトップ企業が続々取り入れているといっても、自分のライフスタイルの中でどこに組み込めばいいのか、自分自身で効果的な瞑想ができるだろうかと不安に思うかもしれません。
そんな時は、マインドフルネスをメニューに取り入れているスポーツクラブを利用するのが効率的です。
今やスポーツクラブは、身体を鍛えるだけの場所ではありません。ストレスフルな現代社会においては、心身のバランスが乱れストレス過多になっている人が多く、その状態を放置してしまうと暴飲暴食など不規則な生活習慣を招き、 生活習慣病などにつながってしまうため、本質的に常に戦闘態勢である男性には、特に安らぎが必要だという考えから、マインドフルネスをメニューに取り入れているスポーツクラブがあるのです。
インストラクターに聞くマインドフルネスのメリット
「マインドフルネス瞑想」や、水の中でさらに呼吸にフォーカスして瞑想を行う「マインドフルネスAQUA」をメニューに取り入れている、スポーツクラブ メガロスのインストラクターの方に、マインドフルネスを習慣化することのメリットについて尋ねました。
Q. ボディメイクと同時にメンタルを整えることのメリットは何ですか?
A.「ボディメイクをする際には、極限まで意識を集中し、自分と向き合う時間が必要です。自らを見つめて常にカラダと対話することで、トレーニング効果も高まります。また、ストレスが暴飲暴食などのカロリー過多につながりやすいので、自分自身に目を向けココロを整えることがストレス軽減にもつながり、体重コントロールもしやすくなるのです」
Q.マインドフルネスをライフスタイルに取り入れることのメリットは?
「禅には『調身、調息、調心』という考えがあります。正しい姿勢で呼吸を整えれば、心が整う。ココロとカラダは表裏一体。カラダを休める方法は知っていても、ココロを休める方法は知っているでしょうか?自分に目を向け、何かに気づく。それが良い悪いではなく、決して評価せずにただ自分を把握する。常に自分の状態を把握することにより、良い方向へと向かっていくのがマインドフルネスです。自分に目を向けなければ、【気づき】もしないし、変化にもつながりません。自分に目を向けることで、成長、改善へとつながるのです」
真の休息が未来を変える
がむしゃらに日々のタスクをこなしていると、目の前にあふれる情報を整理し、目の前に迫る出来事に対処するだけで精一杯で、自分の内面にはなかなか目を向けることができないかもしれません。
でも、がむしゃらな日々の先に思い描く理想の未来は、紛れもなく今この瞬間の積み重ねです。
だからこそ、デキる人ほど今という儚い瞬間の自分と向き合うことに重きをおいて、心身の充実をはかり、理想の未来を着実に引き寄せているのではないでしょうか。
忙しい人ほど、プロのもとで得る真の休息が必要だといえそうです。
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この記事のライター
マーケティング会社で働きながらフリーライターとして活動中。カフェ好き、カメラ好き、人が好き。好きなものはたくさんあるけど、専門分野はありません。自分のアンテナにヒットすれば、どんなジャンルでも自分色に表現します。