高級レストランのドレスコード!お洒落なディナータイムの演出に
高級ホテルにおける高級レストランという空間は、日常を離れた大変ラグジュアリーな場です。そこでは結婚式、披露宴、パーティーなど華やかな催しが開かれます。洗練されたこのような場所に出席する際、どのような服装をしていけばよいのか迷うことがないように、「ドレスコード」の基本をご紹介しましょう。
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食事の場に合った服装
高級ホテルや高級リゾートでのレストランではその食事の場に合った「ドレスコード」を設けている場合があります。特に設けていないレストランでも、最低限これだけはマナーとして守って欲しい服装というものがあります。高級なお洒落を楽しむために「ドレスコード」をご紹介します。
高級感あるお洒落はまずお互いのために
高級レストランは様々なシーンで大変需要があります。取引先とのパーティーや、また愛する女性と共に贅沢なひと時を楽しむ場として提供されるなど、非常にラグジュアリーな空間です。その際にただ「恰好がいいから」とだけの気持ちで身に着けるお洒落は実質を伴わない空虚なものになってしまいます。マナーを伴った上でのドレスアップは相手を魅了します。そこで、「最高の自分を相手に魅せる」ためのドレスコードの基本をマスターしてみましょう。
「服装規定」が「ドレスコード」(dress code)
出典:brabbu.com
どんなに立派なレストランに招かれたとしても、その場の目的を理解して服装を整えるのがドレスコードの基本です。例えば「『正装・フォーマル』でお越し下さい」とのレストラン側の規定がある場合は、非常に格式の高い式典などに出席する格別のシーンです。また、友人のバースデーパーティーなどでは「スマートカジュアル」「カジュアルスタイル」との規定が設けられる場合が多いものです。その場合にはその規定に沿ったスタイルで出席しましょう。要するに「ドレスコード」とはTPOを意識したファッションなのです。
若い男性の「フォーマルウェア」
男性の「フォーマルウェア」はドレスコードの中でも最も格式高い場で着用します。例えば一般的には結婚式の主役、すなわち花婿となった場合がまず考えられます。また、国賓が来日した場に出席するなど、最高級の式典などに出席する場合です。海外ではセレブ達の豪華客船のクルーズや、アカデミー賞授賞式などでは、「フォーマル」がドレスコードと指定されることが多いものです。しかし、逆に結婚式に招かれた場合は花婿を引き立たせるために、「準礼装や略礼装・インフォーマル」がドレスコードとなります。
「フォーマルウェア」花婿としてのスタイル
こちらは花婿の「フォーマルウェア」です。全体がシルバーに輝いています。左側の胸元には花婿らしく白いコサージュでドレスアップする場合も多く見られます。ネクタイには純白のシルクに美しい柄が織り込まれています。何の色もない純白のネクタイには高級感が漂いますね。また、やはりシルクの光沢あるジャケットをさりげなく見せるというスタイルも、花婿としての晴れの場に相応しく、ファッショナブルです。このような最高にデラックスな礼服は、高級レストランを披露宴の場とした場合に大変ドレッシーで、それこそ光り輝く空間における最高のドレスコードと言えましょう。
「インフォーマル」―「準礼装・平服」とも呼ばれるドレスコード
招待状にドレスコードとして「平服・インフォーマルでお越し下さい」と書かれてあることがあります。この「インフォーマル」という言葉にうっかり勘違いし、「ノーネクタイでいいのか」「『平服』ということは普段着でいいのか」と思ってしまうかもしれません。しかし「インフォーマル」というドレスコードは「スマートカジュアル」よりもやや品格が上の着こなしです。Job Interview, すなわち外資系企業の面接にも「インフォーマル」といった見出しなみが求められます。より寛いで着こなす場合においても、披露宴やパーティーに招待された時のドレスコードも「インフォーマル」となります。「インフォーマル」のドレスコードはブラックスーツで決めるのが無難と言えましょう。上流を目指す大人の男らしさがさり気なく光る、大変スマートでエレガントなファッションです。
「スマートカジュアル」―女性に愛されるスタイル
高級レストランにおいても、お互いの普段の雰囲気を大事にして食事をしたり、気軽な立食パーティーに出席するというケースもよくあります。「カジュアル」「スマート」という言葉をレストランのドレスコードの指示で目にする場合は、「気負わず、お洒落に」といった意味合いです。「フォーマル過ぎず、スマートに」といったニュアンスがあるのです。しかしあくまでも高級レストランで食事をする以上は短パンやTシャツはNGです。アイロンをちゃんとかけた服装、またコーディネートもきちんと考えたファッションで出かけましょう。また、ジャケットを着用すると、「レストランでの食事」といった優雅なムードも壊さずに済みます。女性は、男性のこういった「気負わないけれどダンディーな雰囲気」に魅力を感じるものです。
高級レストランで品良いマナーがある男性となるために
高級レストランに出かける前には、ネットなどでも予約はできますので、その際、事前にドレスコードを調べておくのもファッションに失敗しない方法でしょう。そうすると昼間は「スマートカジュアルでお越し下さいませ」と説明を受けたり、ディナータイムは「インフォーマルでお越し下さいませ」との指示を確かめることができます。事前準備を怠らないことで、相手の気持ちを損ねず、お互いに高級レストランでのお洒落なひと時をじっくりと楽しむことができるでしょう。
高級ホテルの高級レストランという場は、最高にエレガントなおもてなしを受ける場です。そのお客として恥ずかしくないよう、ドレスコードの基本をマスターしましょう。また、高級レストランは、品の良いマナーを身に着ける絶好の機会ともなる空間です。こうした場で更にワンランク上の男性として自分を磨いてみてはいかがでしょうか。
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この記事のライター
こちら【VOKKA】にライター申請したばかりの新人です。記事や文章を書くことが大好きです。とあるSNSにも調子が良い時は毎日日記を更新しています。ジャンルは息子の職業、人間のモラル、国際問題、歴史の真実、クラシック音楽の紹介、英会話実力向上の方法、ファッションなど様々です。自分が和訳した Daily Mail Online の記事内容を書くこともあります。京都女子大大学院英文学専攻修士課程(現代英米詩及び批評文研究)を卒業後、立命館大学英語講師を16年間勤めました。文章を書くこと以外に、英訳及び和訳にも情熱を傾けています。ファッションやライフスタイルを記事にまとめることは、大変楽しく感じ、私の生活を活性化する要素でもあります。【VOKKA】は非常にお洒落な男性のためのサイトで、魅力的な記事の数々に圧倒されます。何がトレンディであるか、常に感性のアンテナを伸ばしながら記事執筆に努めたいと考えております。まだまだ手探りの最中ですが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。