2019年初ミシュラン獲得!「柳家」は地元の方が作る究極の田舎料理
数々の名店がその名を轟かせるグルメサイト「食べログ」で、現在全国1位を獲得しているお店をご存知ですか?それは、岐阜県の山奥に佇む一軒の古民家だったのです。ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版で初めて二つ星を獲得した柳家をご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:cdn-ak.f.st-hatena.com
食べログ全国1位 「柳家」
数々の三つ星レストランが名を轟かせるグルメサイト”食べログ”のランキングで、全国堂々1位を獲得している「柳家」。それがどんなお店がご存知でしょうか?
世界の名店で修行を積んだシェフや、ミシュランガイドやワールドレストランランキングで星を獲得する名店がひしめく東京。
しかし、”食べログ”で現在輝かしい1位を獲得しているのは、東京の地ではなく、岐阜瑞浪市の山の中に佇む郷土料理のお店なのです。
「柳家」とは
「柳家」とは、岐阜県瑞浪市の山の中に佇む郷土料理のお店。
創業70年の老舗で、お店は築170年の古民家。
全室個室で、大きな囲炉裏を囲むように掘りごたつがあります。
作り手は一流シェフではなく、なんと地元の方々。
お料理も先進的なものは一切なく、昔ながらの田舎料理を提供し続けているのです。
極上のジビエ料理
柳家でいただける料理は、田舎料理といってもたっだの家庭料理ではありません。
地元岐阜県を中心とした、山と川の厳選食材を存分に楽しめるジビエ料理なのです。
例えば、春は山菜、夏は天然の鮎やうなぎ、秋は松茸やキノコ、冬は鴨・鹿・猪など、その時期にしか取れない旬な食材を新鮮な状態でいただく事ができます。
その食材を手に入れられるのも、新鮮なまま調理できるのも、全ては山の中にあり、昔からここに住む方々だからこそ為せる技。
日本の食文化を体験する贅沢
柳家の魅力は、何と言っても掘りごたつの中央にある囲炉裏での炭火焼スタイル。
お客様一組に一人の焼き手さんがつき、極上の食材を丁寧に焼いてくれます。
”囲炉裏を囲んで食す”という古き良き日本の文化は、今でこそもう数少ないスタイル。
しかし、このスタイルに心地よさを覚え、どこか懐かしさを感じるからこそ、このお店に全国から人が集まるのではないでしょうか。
温かな囲炉裏を囲み、気の置けない仲間とゆったりと同じ時間を過ごすことこそが、何より贅沢の極みだと感じさせてくれる瞬間です。
出典:img.retty.me
ジビエの概念を覆す炭火焼
柳家で出てくるジビエは臭みや癖が一切なく、むしろ豚や牛肉の方が癖があるのではと感じさせるほど。
鴨の首や鹿のロース、熊鍋や猪の煮込みなど普通のお店で食べたら好みが分かれそうな一品も、柳家の手にかかれば上質な味わいに仕上がります。
そもそも、ジビエに臭みや癖が出るのは、捕獲後の処理や調理法によるもの。
長年山の中で暮らし、山ともに生きてきた方々にとっては、そんな問題は取るに足らないのです。
〆の自然薯ご飯
〆のご飯もまた逸品。
地元の山で採れた粘り気たっぷりの自然薯を、ホクホクの白いご飯とともにいただきます。
どんなに高級食材でも、この贅沢には勝てないのではないかと思わせるほどの美味しさ。
日本人であることを誇りに思えるような、そんな時間を体験することができます。
店舗情報
店名:柳家 やなぎや
住所:岐阜県瑞浪市陶町猿爪573-27
電話番号:0572-65-2102
定休日:月曜日
営業時間:[火~土]11:00~22:00[日]12:00~21:00
地元の方が作る究極の田舎料理を
いかがでしたか?
食べログランキングで現在全国1位を獲得する郷土料理「柳家」。
岐阜県まで足を運ぶからこそ味わえる”日本の心”を、ぜひ体験しに伺ってみてください。
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この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。