期待値を少し超えてみよう!仕事で信頼を引き出すために
小さな仕事でも、何かを頼まれたときは少しだけ相手の期待を超えるパフォーマンスを出すことを常に意識しましょう。その積み重ねが明日に信頼につながるかもしれません。
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いつもの業務でちょっとした差をつけてみよう
会社に入れば、動機や年次の近い先輩後輩など、ライバルはたくさんいます。また、業界内の同業他社との競争もあるでしょう。そうした戦いの中で一流の人間を目指すには、言われたことを淡々とこなしているだけでは足りません。
どうしたらライバルに差をつけてになれるのでしょう。それには周りの予想を超えているクオリティで仕事の成果を出す必要があります。
ここでは人に仕事を頼まれたとき、どうすれば依頼者の予想を超えた成果を出せるか。これらを実践して、一流と呼ばれる人間を目指してください。
仕事の全容を把握する
あなたが仕事を頼まれるとき、ある案件の全体を任されるというよりも、その中の部分の一つを頼まれる場合の方が多いと思います。仕事はチームで行うものですから、Aという案件を達成するために、aという作業をあなたに、bという作業を他の人に…と、色々な人が関わっているものです。
何か仕事を頼まれたら、なるべくその全容を知ってください。あなたのaという仕事は、結果的にどう全体の中に組み込まれていくのか。他にはどんな仕事が必要とされているのか。それを知ることによって、わからないことがあったときに自分がどうすべきか、人に確認しなくても自分で判断できるようになります。一流のビジネスパーソンになるのであれば、自己判断ができる状況を事前に作っておき、仕事をスピーディーに進める必要があるのです。
相手の想定を把握する
全体像を把握したら、依頼者があなたにどのレベルを求めているかを見極めてください。相手の予想以上の仕事をするには、そもそも相手がどのくらいのレベルを予想しているのかを知る必要があります。単純に作業を完了してくれればいいと思っている相手であれば、その予想を超えることは簡単です。しかし、それ以上の期待がかかっているのであれば、だんだんと難易度は上がってきます。
また、頼まれた仕事のどこに重点が置かれているか知ることも、相手の予想を理解するうえで重要です。例えば、正確さが求められる仕事であれば、ミスをしないことはもちろん、そこにスピード感を追加することで、期待を超えられるでしょう。
〆切を前倒しする
どんな仕事にも、〆切があります。あなたが仕事を頼まれる時も、「これを○日までにお願い」と言われるでしょう。この〆切を前倒しするだけで、簡単に相手の期待を超えることができます。
何かを頼まれたら、その仕事を完了するまでの工程を確認し、〆切より早く終わらせるプランニングをしてください。早めに終わる計画を立てておけば、何かあって思うように作業が進まなかった時にもきちんと対応できます。もちろん、問題がなければ早めにその仕事を提出しましょう。これだけで「あいつは仕事が早い」という印象を与えられ、一流のビジネスパーソンに一歩近づきます。
途中経過を報告する
これは、長期にわたる仕事の場合必要な作業です。あくまで単純作業的なものであれば必要ありませんが、そうでなければ意識して途中経過を報告しましょう。あなたに任せた仕事が今どのくらい進んでいるのかしれれば依頼者も安心できますし、方向修正が必要な場合にも早めに対応できます。
ポイントは、聞かれる前にこちらから報告するということです。これには、報告のタイミングも見極める必要があります。相手がとても神経質な人ならば何度か報告してもいいかもしれませんが、かなり多忙であったり大雑把な人だとすれば、あまりに細かに報告するのを嫌がられるかもしれません。相手の性格や特徴をよく見て、ちょうどいいタイミングで報告しましょう。また、報告のためだけに時間をとるのではく、休憩時間にさりげなく話したり、別件でのメールに一言追加するような形だとやりやすいです。
プラスアルファをつける
言われた仕事を言われたとおりにやる、これは誰もができることです。一流を目指すのであれば、そこにプラスアルファを加える癖をつけましょう。ここで生きてくるのが、初めに説明した「仕事の全容を知る」です。
全容を知っていれば、他にどんな作業が必要なのか、誰が関わっているのかなどを把握できます。そうすれば、「ここに手が回っていなさそうだからフォローしよう」や「これを片付けておけば全体的に楽になるだろう」という予測が立てられます。これに基づいて、少しだけプラスアルファをつけるだけで、周りはあなたを「気が利く人」「仕事ができる人」と認識してくれます。
数ある仕事を確実にこなし信頼を上げていこう
いかがでしたでしょうか?やるべきことが明確になったのではな。信頼は1日にしてなりません。それを積み重ねるには業務を通してでしか分かりません。
今ある目の前の仕事を大切にこなしましょう。その一つ一つがいつか積みかさなり大きな資産となるでしょう。小さなコツですが是非参考にしていただけたら幸いです。
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この記事のライター
美味しいものと食べることが好きすぎて、食品関係の仕事をするように。グルメ、イベント、ファッション、美容を中心に、映画や小説などのエンタメ記事を書いていきます。