ウイスキー好きにもおすすめ!夏に飲みたいダーク・ラム5選
いつもバーで頼むのはウィスキー。でも、せっかくの夏なのですから、たまにはラム酒を楽しんでみませんか?ラム酒は、船乗りががぶ飲みするお酒というイメージがあるかもしれません。しかし、そんなイメージを覆す上質なダーク・ラム5選をご紹介します!
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アイキャッチ画像出典:pixabay.com
いまさら聞けない!ダーク・ラムってこんなお酒
ラム酒はサトウキビから作られているお酒ですが、色によってホワイト(シルバー)・ゴールド(アンバー)・ダークの3種類に分けることができます。今回ご紹介するダーク・ラムは、茶褐色の色合いが特徴的。あえて内側を焦がした樽で原酒を3年以上熟成させるため、このような色となります。もちろん違いは色だけではありません。焦がした樽で3年以上熟成させることにより、複雑で個性的な味わいが楽しめます。
キャプテン・モルガン・ブラック
プエルトリコ産のラム酒です。キャプテン・モルガンシリーズはバニラの甘さが有名ですが、ブラックはその印象を良い意味で裏切るドライな風味が特徴。ウィスキーにも似たスモーキーさを持っており、ラムの甘みと独特なほろ苦さがあと引く一品です。ストレート、ロック、カクテルとオールマイティに活躍する便利な1本でもあります。口当たり良く飲みやすいお酒ですが、アルコール度数は40度と高めですので、飲みすぎには注意しましょう。
セント・ジェームス・オルダージュ
フランス領であるカリブ海沿岸で作られているラム酒です。ラム酒は甘いお酒という印象を覆すほどに、甘さ控えめなお酒。ラム酒らしいバニラやフルーツのフレーバーもありますが、それよりも強いのが樽の香りです。その芳香は、まるでウィスキーのよう。ほろ苦さすら感じさせる後味は非常にスッキリしており、甘いお酒が苦手な人でも飲みやすい一品でしょう。ただし、余韻を楽しみたい人には少々物足りなく感じるかもしれません。
ディプロマティコ・リゼルヴァ・イクスクルーシヴァ12年
ベネズエラ産のラム酒で、見た目・味わいともに高級感のある一品。非常に濃厚な風味ですので、ロックでもきついと感じるようなら、ミネラルウォーターやトニックウォーターで割って飲むのもよいでしょう。黒砂糖のような豊かな味わいに、バニラとカラメルのフレーバーがラムらしい甘さを感じさせるものの、甘いだけでは終わりません。徐々に広がるスパイシーな風味とドライでスッキリとした後味が、ついもう1杯と頼みたくなるお酒です。
ロン・センテナリオ・グランレゼルヴァ25年
コスタリカ産のラム酒で、25年とラムにしては珍しい長期熟成タイプです。長期熟成されているだけあり、まろやかな味わい。20年ものにあるほろ苦さすらありません。フルーティーで上品な甘さの中にスパイシーな風味も隠れており、まるで大人のための上質なシロップのよう。食後酒としてもおすすめしたい1本です。
ロン・サカパ X.O. ソレラ グラン レゼルヴァ エスペシャル
グアテマラ産のラム酒です。ロン・サカパといえば、高級ラム酒の代名詞ともいわれるお酒。ロン・サカパ センテナリオ23年も悪くありませんが、さらに上をいくお酒がロン・サカパ X.O. ソレラ グラン レゼルヴァ エスペシャルです。23年ものにはないコニャックの風味がつき、まさに雲上の味わい。なお、ロン・サカパはただの長期熟成ではありません。若いお酒から熟成されたお酒まで、さまざまなお酒が絶妙にブレンドされているため、複雑で芳醇な味わいが楽しめるのです。ブレンドの妙による芸術品といってもよいでしょう。なお、ロン・サカパ センテナリオ X.O. ソレラ グランリザーブと表記されている場合もあります。
ストレートまたはロックでじっくり味わいたい
ラムの楽しみ方は、バカルディやダイキリ、ラム・コークといったカクテルだけではありません。上質なラムは、ストレートまたはロックでじっくりと味わいたいお酒です。とはいえ、アルコール度数はたいてい40度以上、普段からウィスキーをストレートでたしなむ方なら問題ありませんが、そうでない方の場合は、トニックウォーター割などから始めると良いでしょう。
今回はおすすめのスコッチウイスキーとウイスキーの雑学をご紹介します。 ウイスキーを買って家で飲んでみたいという方や、バーにいってウイスキーがあるがどういうのがいいのかわからない、という方は是非参考にしてください。
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この記事のライター
美味しいは正義!日常生活に美味しいものとアロマが欠かせない30代。好きなお酒はウィスキー。ウィスキー以外ほとんど飲みません。ただし、夏限定でラムもたしなみます。