【圧倒的紳士】松浦弥太郎氏からビジネスマンとして見習うべき姿

今回ピックアップするのは大人が憧れるであろう話題の紳士、松浦弥太郎氏。昔から本が好きで現在は自ら書店も持ち、エッセイストなどで活躍されている方です。そんな松浦さんは、たくさんの人が共感する経験を持っているとのこと。本記事ではそちらに迫ります。

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松浦弥太郎氏とは何者か

出典:openers.jp

松浦弥太郎氏は現在多数の書籍を出版されるエッセイストでもあり、書店も経営されており、大手WEBメディアも運営する非常に多才に活躍されている方です。

彼は偉業だけでなく「生き方そのもの」が話題を呼んでいます。低迷する出版社の売り上げを改善したり、40歳を過ぎて新境地のビジネスをするその姿は一流のビジネスマンそのものですが、背景にはとある過去がありました。多くの方にも参考になる姿勢を教えてくれます。そこからの偉業や彼にある信念を迫っていきたいと思います。

18歳で高校を中退し海外へ

出典:news.cookpad.com

松浦氏は過去苦難があり、順風満帆な学生生活ではなかった模様です。本が大好きな学生時代、高校を中退し渡米をしました。とにかく現実から逃げたかったのだそうです。渡米し英語もわからない中、その日暮らしの仕事にて手探りの外国生活だったということです。

そして逃げている生活の中に彼はヒントを見出しました。迫りくる寂しさの中、ビジネスで大事となる人とのコミュニケーションを覚えたそう。とにかく本が好きで書籍めぐりをし、読書をし、肌で書籍ビジネスを体感したのだそうです。この時の経験がその後の礎となったのです。

そして何がすごいのか〜動き出す松浦氏、成し遂げた活動の数々〜

その後、松浦氏は国内に戻りました。しばらくしたのち36歳にて、自身の本を触れた感覚を元にオールドマガジン専門のセレクト本屋を立ち上げ起業をしました。過去の経験は何処へやら。ここからどんどんと偉業を成し遂げていきます。

1:多数の店舗運営やエッセイで生き方が話題に 現在COWBOOKSと言う自分の城も

COW BOOKS

松浦氏はオールドマガジン専門店を立ち上げたその後に移動式の本屋を経営、さらには自らに自分の居城であるセレクト本屋「COWBOOKS」を中目黒に開きました。「COWBOOKS」は海外放浪記時代に買い集めたニューヨークやパリなどの海外のビンテージ物の数々の書籍が並べられています。オシャレ高感度の高いビジネスマンの知的好奇心をかきたててくれる雰囲気です。

そしてやり手の店舗運営者として人気店を経営する傍ら、片方では彼の生き方に注目が集まりました。松浦氏はエッセイストでもあり数々の出版をしていますが、そちらに共感する読者の方々が出てきたのです。並べられている彼のエッセイは時にはほっこりとした気分にもさせてくれ、時には仕事人としてのモチベーションをアップしてくれます。

2:老舗雑誌『暮らしの手帖』の古い体質改善を図った

出典:journal.rikunabi.com

その後41歳になった時松浦氏は、老舗雑誌『暮らしの手帖』の編集長に就任しました。出版業界にありがちな残業自慢な社風に、新しい風を吹き込んだことでも話題となりました。

恒例だった企画会議はやらない、マンネリだった長期連載も打ち切らせました。結果、長年の高年齢の愛読者からは批判を受けたものの、新しい若い読者層を獲得する事に成功し、出版不況、雑誌不況の中で目標売上高を見事に達成した偉業の持ち主となりました。

暮しの手帖社 - 雑誌『暮しの手帖』、別冊、単行本の発売情報

雑誌『暮しの手帖』、別冊、単行本の発売情報

3:2015年より、クックパッドにてWebメディアを発信

出典:www.wantedly.com

くらしのきほん | あなたのくらしはもっと楽しくなる

あなたの暮らしはもっと楽しくなる。生活に役立つ知恵をご紹介します。

さらに現在の松浦氏は、クックパッドに入社して「くらしのきほん」というwebウェブメディアを運営しています。「きょうのおはようさん」と題して毎日「おはよう」とほんの一言ほっこりとした言葉をそえて、呼びかけてくれるようなメディアです。

今や彼はビジネスの最前線で活躍している人間となりました。

まとめ1:学歴、育ちコンプレックスを払拭してくれる

その偉業から松浦氏に見習えることは多々あります。

現在のライフスタイルから、さぞかし高学歴で裕福な育ちなバックグラウンドを連想させますが、ラグビーの怪我が元で高校中退、定時制高校さえ中退、日雇いを転々としてたという意外な苦労人でもあります。

けっして裕福ではないが、狭い賃貸暮らしでも両親共働きのかぎっ子でも、暖かい人たちには恵まれ幸せな家庭環境であったようです。格差社会で子供達の貧困も社会問題のある中、決して学歴、金銭的、物質的な豊かさはなくとも、人は豊かに幸せなれるという希望を松浦氏は与えてくれます。

まとめ2:「ぶれない仕事感」で進む姿を見習える

未来の仕事の方向性に不透明さ、不安を感じているビジネスマンも少なくないと思います。

しかし40代前半で『暮らしの手帖』の編集長を9年ほど経て、50歳目前にして『くらしのきほん』のWebメディアに挑む松浦氏の仕事感はこれからチャレンジするビジネスマンに希望の光を与えてくれる仕事人の一人です。

そして彼はとても丁寧な対応やこだわりがあることでも有名です。しっかりとした信念が大事だそうです。

『正直、親切、笑顔、今日もていねいに』

出典:www.kyoiku.metro.tokyo.jp

が松浦さんの信条とのこと。是非”一流”を目指す方々は参考にしてみてはいかがでしょうか。

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