ミュージカルから生まれた名曲バラード7選
大ヒットしたミュージカルには、必ずその作品を代表する名曲があります。特にクライマックスでしっとりと歌い上げるバラードは、ストーリーの中核を担う代表的存在だけに、数あるヒットナンバーの中でも聞き応えのあるものばかり。
きっとあなたもどこかで聞いた事がある、ミュージカル生まれの名曲を集めました。
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On My Own (オン・マイ・オウン) 『レ・ミゼラブル』
2012年に大ヒットした映画レ・ミゼラブルから。<br />降りしきる雨の中、切なく歌い上げるシーンは記憶に残る名シーンです。
Memory (メモリー) 『CATS』
ミュージカル史に残るロングランを記録した、CATS。<br />作曲家のアンドリュー・ロイドウェーバーは多くの大ヒットミュージカルの作曲を手がけたミュージカルソングの神様と言えるような存在。ヒット曲が1、2曲出ればいいほうと言われているミュージカルソングの世界で、1つの作品の中からいくつもの名曲を生み出しています。<br />その中でもメモリーは数々の大物アーティストにもカバーされた彼の代表作のひとつです。
All I Ask of You (オール・アイ・アスク・オブ・ユー) 『オペラ座の怪人』
オペラ座の怪人もCATSに並ぶアンドリュー・ロイドウェーバーの代表作。<br />ほとんど全ての曲がヒットした異例の作品です。<br />こちらの曲はヒロインのクリスティーナと恋人のラウルのデュエット。
What I Did for Love (愛した日々に悔いはない) 『コーラスライン』
ミュージカルの裏側を題材にしたバックステージものにはヒット作が多い、といいますが、コーラスラインはその代表的作品。ミュージカルオーディションの最終選考が舞台です。<br /><br />ダンスに人生の全てを捧げる若者たちに、問いかける。<br />「もし、踊れなくなったら、どうする?」<br /><br />”悔やまない 好きだからこそ<br />すべてを捨てて生きた日々に悔いはない”<br /><br />自分の夢に向かう情熱を静かに歌う、ぐっとくる一曲です。
Seasons of Love (シーズンズ・オブ・ラブ) 『RENT』
ゲイやレズビアン、ヘロイン中毒、そしてHIV…それぞれに問題を抱えた登場人物たちの日常と葛藤を描く、社会派ミュージカルRENT。全ての登場人物がステージに並び、スポットライトの下で「愛」について歌うエンディングはとても印象的です。
Listen (リッスン) 『ドリームガールズ』
ビヨンセが歌うドリームガールズのListenは圧倒的な歌唱力に引き込まれる一曲。<br /><br />”あなたが作り上げた私が全てじゃない、あなたの声に従ってきたけれど<br />これからは自分だけを信じていくわ”<br />という女性の力強い自立のメッセージを歌っています。
For Good (あなたを忘れない)『ウィキッド』
最後に「オズの魔法使い」のもうひとつのストーリーを描いて大ヒットしたミュージカル、ウィキッドから。親友となったエルファバとグリンダの別れのシーンで歌われる一曲。<br />"Because I knew you, I have been changed for good (あなたに会えたらから、私は変われたの)"<br />男女の愛の名曲が多い中でめずらしい、女の子同士の友情を歌った素敵な歌です。
ミュージカルソングは作品の中で聞くのが一番
ミュージカルの曲はストーリー性が強く、引き込まれる名曲が多いですよね。
気になった曲はぜひ作品の中でどういうシーンに歌われるのか確かめてみてください。
曲だけで聞くより更に感動すること間違いなしです。
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この記事のライター
0歳児の子育てをしながら自宅でドレスを作るフリーのドレスデザイナー。慶應義塾大学文学部美学美術史専攻卒。ダンス歴20数年、大学では競技ダンス部で勉強も就活もせずにダンス漬けの日々を送り、卒業後は企業で働くのが嫌でプロダンサーになるも、趣味で作っていたダンスドレスが評判になりいつの間にか独立開業してしまった25歳1児の母。興味の赴くままに生きてます。