「Audi(アウディ) A4」が待望のフルモデルチェンジ!これが近未来アウディの姿か!

「Audi(アウディ) A4」がフルモデルチェンジし日本上陸しました!「A4」は同セグメントにメルセデス・ベンツ「Cクラス」、BMW「3シリーズ」、ジャガー「XE」、レクサス「IS」など、強力ライバルがひしめくゾーンに属します。そんな中で、生まれ変わったアウディのエースは果たしてどんなスタイルになったのでしょうか?

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軽量化ボディ、予防安全システムなど先進機能満載で登場

出典:www.audi.jp

技術力、デザイン力でしのぎを削りあう欧州車の中でも、人気を集めるドイツのブランド「アウディ」。特に1990年代以降は「クワトロシステムのアウディ」つまり技術のアウディから、スタイリッシュなカーデザインのアウディへと変貌を遂げ、女性ファン層をぐっと伸ばしたといいます。ちょうどその時代にデビューしたのが「アウディA4」です。前身のアウディ80から累計すると、なんと1,200万台以上をも販売したクルマで、アウディブランドを代表するベストセラーです。

出典:www.audi.jp

そして今回フルモデルチェンジを果たしたNEW「A4」。キャッチフレーズは「A4を超えたA4」です。ベストセラーが自らを超えるとは!何?そこを掘り下げてみたところ、明らかになったのはエクステリア、インテリアなどルックスの変化はもちろんのこと、軽量化ボディ、予防安全システムなど、外観からはわからないクルマの本質に迫る改革にも重きを置いたアウディの取り組みでした。
それでは、新しくなった「アウディA4」の魅力をお伝えしましょう。

シンプルなインテリアデザインと先進の「MMI(マルチ・メディア・インターフェイス)」で近未来の上質空間を実現

出典:www.audi.jp

出典:audi-press.info

ボディサイズがアップした「A4」は、なるほど、車内空間もぐっと広くなって、ゆとりを感じさせるインテリアとなっています。アウディの水平基調インテリアはもともと広さを感じさせると定評がありましたが、今回のモデルチェンジで、よりそのデザイン性に磨きがかかった感があり、決して期待を裏切らない上質な室内空間に仕上がっています。

コクピットに座ってみれば、今回のモデルチェンジで一新した操作系統に目を奪われます。最新バージョンの「MMI(マルチ・メディア・インターフェイス)」が「A4」全モデルに標準で搭載され、アウディが誇る先進テクノロジーに心を満たされながらドライビングを楽しむことができます。
特筆したいのは、ナビゲーション機能はもちろんのこと、8.3インチモニターを採用して操作手順を全面的に新しくしたインフォテインメントシステムのあれこれです。たとえば、手持ちのスマートフォンを操作するのも、Audi スマートフォンインターフェイスによってMMI コントロールユニットから行います。さらにAudi connectにはWi-Fiホットスポットもあって、車内でモバイル端末8台までをインターネット接続することができます。
また新型「TT」で話題をさらった、12.3インチ高輝度液晶モニター・フルデジタル多機能ディスプレイシステム「アウディバーチャルコクピット」はオプションで設定可能。ほか、バング&オルフセンのサウンド・システムもオプション追加すれば、好みのサウンドに包まれて、限りなくラグジュアリーな私的空間の完成です!

ボディを一巡するシャープなアクセントライン。新時代アウディデザインはコレ

出典:audi-press.info

エクステリアデザインは、たとえばサイドのプレスラインが「谷」となって一層シャープさを増したり、ボンネットがナイフで切り取ったかのようなスキッとした面取りとなったり、これらからも近未来スタイルを想像させてくれる「A4」。
サイズアップしたボディは伸びやかなアクセントラインによってエレガントに演出されます。視線はシングルフレームグリルのトップラインからそのままヘッドライト上部へ導かれ、さらには途切れること無くボディサイドへ、そしてテールライトへとつながるのです。
そしてぜひチェックしたいのは、ボディパネルの隙間などの仕上げです。小さな部分であり、一見してどうってことないような部分に見えますが、デザイナーのこだわり、高度なプレス技術、塗装技術などによって成立する仕上げのクオリティ無くして、この美しいボディバランスはありえないのです。

「A4」のヘッドライトには、敢えて縦基調が採用されました。この縦ラインはボンネットのラインと通じ、クールで端正な表情を創りあげています。また「A8」「R8」が採用するマトリクスLEDヘッドライトはオプションで選択可能です。

出典:audi-press.info

ドライバーアシスト機能を全車標準装備!

出典:audi-press.info

「A4」には以下に列記するドライバー支援技術が全車標準装備されている点も見逃せません。

・エマージェンシーブレーキ「アウディプレセンスシティ」
・不意の衝突に備える「アウディプレセンスベーシック」
・車線からの逸脱を感知する「アウディレーンキープアシスト」
・バック時に見づらいゾーンの確認をアシストする「リアビューカメラ」
・駐車をスムーズにアシストする「アウディパーキングシステム」

そして、新機能「トラフィックジャムアシスト」も加えられた「アダプティブクルーズコントロール」は、アクセル、ブレーキ操作のほか、状況によってはステアリング操作も自動で行える機能とあって、「これはもう半自動運転」と言っても過言ではないでしょう。さらにオプションで「アウディサイドアシスト」、「アウディプレセンスリア」、「サイドエアバック(リア)」、「パークアシスト」、「サラウンドビューカメラ」を追加すれば、360度全方位のアシストが完成されます。

低回転から力強いトルクを感じさせてくれるFFモデル

出典:openers.jp

「A4 FFモデル」には新開発2.0 TFSIエンジンが採用されました。同エンジンは吸気バルブの開閉タイミングをコントロールするミラーサイクル技術を使っており、大きめなエンジンの優れた能力そのままに、小排気量エンジンクラスの効率が実現されています。単なる排気量の縮小ではなく、アウディが掲げる、適切な排気量を意味する「ライトサイジング」のコンセプトが息づくエンジンがコレなのです。
このミラーサイクル技術のおかげで「A4 FFモデル」の走りは、低回転から力強いトルクを感じ、さらにアクセルを踏めば軽々と吹き上がる爽快感が感じられるものとなっています。

クワトロモデルは「A6」「A7」と同じハイパワー仕様エンジンを搭載

出典:openers.jp

一方、新型「A4 クワトロモデル」は1600rpmから370Nmの最大トルクを発生しはじめるフラットトルク型ハイパワー仕様エンジンを搭載。これ実は「A6」「A7」と共通のエンジンなのです。

トルク配分は、通常がフロント40%・リヤ60%。そこから最大でフロントは70%、リヤは85%までダイナミックにコントロールされます。ワインディング走行時のコーナーでアクセルを軽く踏めば、駆動配分が変化する感じがアクセルペダルの感触で伝わってきて、これぞアウディクワトロドライブの醍醐味!と思うものです。

アルミ採用で最大で120㎏軽量化に成功したボディ

出典:audi-press.info

シャーシ系は最新モジュラープラットフォーム「MLB」を採用し、ボディは超高強度鋼素材です。さらにルーフ、パネルなどをアルミにすることで車両重量を最大120kg軽量化しました。
また、エンジンルーム下をカバーで覆ったうえ、パッセンジャーセル、ラゲッジルーム下もフラットな仕上げに。こうしたエアロダイナミクスへの取り組みによってCd値はクラストップの0.23を実現しているといいます。

ほか、二重ガラスの採用によって静粛性が格段にアップした点も要チェックです。地味ながらサイドミラーカバーにリブがあって、こんな小さなところにも、気になる風切り音や空気抵抗を極力抑えるこだわりが隠されています。

スペック Audi(アウディ) A4 各種

モデル:Audi A4 2.0 TFSI
エンジン:2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボチャージャー
トランスミッション:7速Sトロニック
駆動方式:FWD(前輪駆動)
ステアリング:右
車両本体価格(税込):5,180,000円

モデル:Audi A4 2.0 TFSI Sport
エンジン:2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボチャージャー
トランスミッション:7速Sトロニック
駆動方式:FWD(前輪駆動)
ステアリング:右
車両本体価格(税込):5,560,000円

モデル:Audi A4 2.0 TFSI quattro
エンジン:2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボチャージャー
トランスミッション:7速Sトロニック
駆動方式:quattro(フルタイム4WD)
ステアリング:右
車両本体価格(税込):5,970,000円

モデル:Audi A4 2.0 TFSI quattro Sport
エンジン:2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボチャージャー
トランスミッション:7速Sトロニック
駆動方式:quattro(フルタイム4WD)
ステアリング:右
車両本体価格(税込):6,240,000円

Audi A4 > アウディ ジャパン

全世界で1,200万台を販売したAudiのベストセラーモデルが、待望のフルモデルチェンジを遂げました。目指したものはデザイン、テクノロジー、そしてスポーティネスを巧みに融合し、次代へと先駆けること。

触れるたび、ドイツ車らしい完成度に納得

アウディ「A4」は今回のフルモデルチェンジで、デザインと品質、走行性などを再構築しました。加えて予防安全システムやボディの軽量化など、次世代のクルマのありかたももちろんフォーカスされていて、激戦区とされるセグメントにおいて「トータルバランス」で選ばれるクルマとなったといえるでしょう。
総合的な完成度の高さは、オーナーの日々の満足度につながります。触れるたびうれしい。アウディ「A4」はそんなクルマです。

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散歩するなら表参道、南青山がスキ。料理は作るのも食べ歩きもします。クルマ、ゴルフ、服がスキ。お酒はワイン。芸大に行ったのでアートもね。

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