ポニーで満足?ラルフローレン元スタッフが「RRL」の魅力を徹底解説
ファッション好きに知らない人はいない「ラルフローレン」ですが、様々なブランドを展開していることを知っている人は少ないかもしれません。定番のポニーも素敵ですが、ワンランク上のオシャレを目指すなら『ダブルアールエル』について知っておきませんか?
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ラルフローレン
1968年にラルフローレン(ラルフ・ルーベン・リフシッツ)氏が自身の名を冠して立ち上げたのが「Ralph Lauren」です。メンズウェアに始まり、現在ではウィメンズ、キッズと世界中にブランドを展開。オシャレの象徴として多くのファンを抱えるアパレル業界屈指のブランドと言えます。
永遠の定番「ポニー」のアイコン
アメリカントラッドを基調としたアイテムが特徴で、まず最初に思い浮かぶのが「ポロシャツ」です。胸部分に描かれたポニーのロゴは永遠の定番とも言えるほどにファッションシンボルとして確立されました。
ただ、ちょっと飽き飽きしない?
夏になると、街中でポニーのマークを見かけない日はありません。カラーやデザインの違いはあれど、どこを見渡してもみんなポニー。それだけ万人に愛される証拠でもありますが、かぶりっぱなしのファッションでは個性の出しようがありません。
最近ではECサイトで安価で手に入る上に、激安量販店・ドンキホーテでも売られているほどです。高級ブランド品というよりは、庶民的なアイテムになっているようにも感じてしまいます。頭一つ抜き出たオシャレを目指す皆さん、もうポニーはやめませんか?
RRL(ダブルアールエル)で本物のオシャレを
ラルフ・ローレン氏と妻・リッキーの頭文字を取ってつけられたことが名前の由来です。
ラルフ・ローレン氏が思い描くアメリカ、そしてアメリカ独自のファション文化への強い思いを込めて立ち上げたブランドが『ダブルアールエル』です。ヴィンテージアイテムが主軸であり、ネイディブアメリカンやウエスタンスタイル、ワーク、ミリタリーなど、ブルーレーベル(定番のラインナップ)に比べて、より強いカラーがあります。
ヴィンテージマニアとしても有名なラルフローレン氏ですが、彼がヨーロッパを訪れた時のこと。リーバイスのヴィンテージアイテムを購入しようとするも、既にそのほとんどが日本人バイヤーによって買い占められていたそうです。残念に思った彼は、自身でヴィンテージラインを作り上げます。これが『ダブルアールエル』のスタートです。
ハイプライスには理由がある
ヴィンテージアイテムを愛する人に、RRLの名前を知らない人はいないでしょう。古き良きアメリカにソースを持つブランドは多数ありますが、RRLほどにその歴史を深く理解しているブランドはありません。どんなアメカジブランドでもRRLの右に出るものはいないと言っても過言ではないでしょう。
ジーンズが一級品
武骨な雰囲気が一目でわかる、もろアメリカンスタイルのジーンズは、ファンでなくてもそのシルエットに一目惚れしてしまうでしょう。非生産的な製法で作られたヴィンテージジーンズは、オシャレを楽しみたいならマストなアイテムです。
量産型のジーンズでは決して出せない色合いや、さまざなところに見受けられるラルフローレン氏のこだわりが最大の魅力です。裾を折り返した時に見える「セルビッジ」を見ても、そのこだわりが簡単に見つけられます。
自分だけの一足に仕上げよう
筆者がオススメしたいのは、リジット(一度もウォッシュをかけていないもの)かワンウォッシュのデニムです。ジーンズはまだノリが残っているので、色は濃く、履きづらいほどに硬いのですが、愛用していくことで自分色に染めていくことができます。履いていくたびに自分の足になじみ、色落ちしていく過程を楽しめるのが本当に楽しい。同じシワが入っていて、同じ色合いのジーンズは他にはありません。手放したくない一足になります。
芸能人にも愛用者が多いRRL
世界的な俳優、ジュニーデップさんはRRLを愛用していることで有名です。日本では、EXILEのAKIRAさんや清水圭さんなどもプライベートでRRLを利用しているそうです。表参道のショップでは、たびたび芸能人も目撃されています。(筆者も有名俳優や、人気お笑い芸人の方を見たことがあります)
歴史を知ると、ファションは楽しくなる
最近は「ファストファッション」が流行していて、安価なことがトレンドになっています。しかし、ファッションの歴史や背景に目を向けると、もっともっと服が好きになるはずです。ワンランク上のオシャレを目指すなら、価格や見た目だけにとらわれないで、本質に目を向けてみましょう。
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この記事のライター
初めまして岡島です。結構雑食な自称ライターです。普段はアルバイター。ウェブ制作とかデザインも興味あります。運動は苦手。家にこもっていたいインドア派ですがアウトドアな人に憧れています。