これが究極のスポーツだ!極限状態でアイロンをかける「エクストリームアイロニング」とは?
ある時には崖の上で。ある時には草原を駆け抜ける馬に乗って。とにかく「極限状態」の中でアイロンがけをするだけのスポーツが、世界でにわかに流行り始めているのです。知られざる「エクストリームアイロニング」の世界を覗いてみませんか?
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エクストリームアイロニングとは?
エクストリームアイロニングとは、イギリスが発祥のエクストリームスポーツのこと。「エクストリーム」の言葉が示す通り、人里離れた山や崖の上、空の上でのパラシュート中、さらには海の中など、過酷な環境でいかにキレイにアイロンがけをするかを競うスポーツです。基本原則として、「極限状態の場所で平然とアイロンを出し、涼しい顔でアイロンがけを行う」事が重要視され、本来のアイロンがけの質はさほど評価対象にはなりません。
「極限」を追い求めて生まれた世界記録
エクストリームアイロニングの最近の発展により、様々な世界記録も生まれています。
こちらは「極限」の高さでのアイロニングにチャレンジした様子です。現在のアイロンがけ高度記録は、アコンカグア山(アルゼンチン)の頂上・6,959mでアイロンがけを行った "アイロン男・カリック"が保持しています。
こちらは海中でのアイロニングの様子。アイロンをかける行為自体の目的が果たせるのかは謎ですが問題ありません。「極限」を追い求めた結果です。ちなみにアイロンがけ水中最深記録は、イギリス人のアイロニスト、ダイブ・ガールがエジプト沖で達成した、水深100mです。
更にはこちら、2004年4月、イギリスのクリース・ライトニンがアイロン用品をフル装着してロンドンマラソンに出場して、途中にアイロニングしながらフルマラソンを4時間8分で走破するという記録を達成しました。
ありとあらゆる場所でアイロンをかける!
アイロニストはより過酷な環境でのアイロニングを求めてこんな状況でのアイロニングにチャレンジしています。
タクシーの後部に括り付けられた状態で...
出典:acidcow.com
流氷の上で...
崖の間で宙づりになりながら…
激しい戦場の地で...
草原をかける馬の鞍上で...
ここまでくればもはやなんでもあり...?
アイロニスト達のストイックな姿勢に脱帽です。しかし、これらは数あるチャレンジの中でもごくごく一例です。世界にはまだまだクレイジーなアイロニストが数多生息している事でしょう。
日本におけるエクストリームアイロニング
日本人でも有名なアイロニストがいます。日本にある唯一のエクストリームアイロニングの団体「エクストリームアイロニングジャパン」代表の松澤等氏は、初の富士山山頂でのアイロンがけに成功した人です。その功績にも驚きですが、団体まで存在するんですね。
世界ではクレジーな選手が多数存在するエクストリームアイロニングも、日本ではまだ知名度の低いスポーツ。日常に物足りなさを感じているなら、流行を先取りしてみてはいかがでしょうか?
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この記事のライター
初めまして岡島です。結構雑食な自称ライターです。普段はアルバイター。ウェブ制作とかデザインも興味あります。運動は苦手。家にこもっていたいインドア派ですがアウトドアな人に憧れています。