六本木ヒルズで盆踊り!?過去最大の規模となる「六本木ヒルズ盆踊り 2015」の魅力とは
六本木ヒルズアリーナに組まれたやぐらを囲んで大勢で一緒に踊る盆踊りイベント、「六本木ヒルズ盆踊り」。六本人音頭を皆で輪になり踊るのが、六本木の夏の風物詩となっているようです。今年は六本木けやき坂通りも一般開放され、過去最大の規模で実施されることに。踊る阿呆に見る阿呆、盆踊りたくなったら六本木に行くしかありません。
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六本木ヒルズ盆踊りは13年目となる盛況な催しに
『六本木ヒルズ盆踊り』の開催は13回目で、昨年は開催3日間の累計で約4万人を集めています。
目玉の企画は「楽劇 六本木楽」。これは2006年にスタートし今年開催10回目を迎えるオリジナルの芸能演目であり、総合芸術家・狂言師として活躍した故・野村万之丞の音楽舞劇「大田楽」を、六本木ヒルズオリジナルにアレンジしたものです。
今回は8月22日(土)16時からの一時間、6歳から60代の一般参加者と、日本各地にある大田楽のプロ集団『わざおぎ』の計約150名の参加者が、1ヶ月半の練習を経て「六本木楽」の踊りを披露します。
『楽劇 六本木楽』の演目は2006年に始まりました。これまでは前夜祭を盛り上げる演目として六本木ヒルズアリーナで開催していたものの、今年は『六本木ヒルズ盆踊り2015』のメインプログラムのひとつとして、通行止めにした六本木けやき坂通りをステージとし、約1時間におよぶ特別パフォーマンスを行います。
花形の盆踊りも今年はパワーアップして登場
盆祭りの花形は盆踊り。『六本木ヒルズ盆踊り』では、六本木ヒルズから誕生した歌手・六本木じろうが歌う六本木ヒルズオリジナル盆踊り曲『六本人音頭』に合わせ、六本木ヒルズアリーナのやぐらを回ります。六本木じろうだけでなく新たなる歌い手も登場してよりパワーアップした顔ぶれになる様子。
また、『みちのく伝統芸能』として、宮城県と岩手県の踊りや舞を堪能することもできます。2011年以降、『六本木ヒルズ盆踊り』では、東北に伝わる郷土芸能の保存団体を招き、演舞の機会を設定しています。8月21日(金)には宮城県石巻市の『寺崎はねこ踊り』が、8月23日(日)には六本木けやき坂通りにて、岩手県北上市の『鬼剣舞(おにけんばい)』がお披露目。六本木のど真ん中で日本の郷土芸能に触れる、というのもまた一興でしょう。
屋台もヒルズから出店したハイクオリティな逸品揃い
出典:live3.info
祭りのもう1つの楽しみと言えば、やっぱり屋台と言えるでしょう。
今年も六本木ヒルズ内の店舗が、おのおのオリジナルメニューを提供します。六本木ヒルズアリーナには、「人形町 田酔」などが屋台の形態で、また六本木けやき坂通りには「イル・ムリーノ ニューヨーク」などがキッチンカーの形態で出店します。人気店自慢の料理をお手軽に楽しむことができる絶好の機会となりそうです。
なお、出店する店舗は以下の通りです。
・鉄板焼 開化屋
・人形町 田酔
・魚や 六蔵
・六本木 百鳥
・ベジタブルハウス
・ヤサイヤメイ
・イー・エー・グラン
・バルバッコア
・六本木いなきあ
・梅蘭
・ベトナムごはん ロータスパレス イートアンドデリ
・中国料理 ゴールデンタイガー
・フランツィスカーナー バー & グリル
・グリーンアジア
・エーダブリュ エレメンツ
・トラヤカフェ
・六本木 鈴酒
夏の終わりは「六本木ヒルズ盆踊り」で締めくくるのも一興
六本木ヒルズ盆踊りは8月21日(金)〜23日(日)という、ちょうど夏の終わりを感じる頃合いに開催されます。どこか去り行く夏が惜しい気持ちになるところを、皆で集まって盆踊りをして過ごす、というのもまた風情があっていいのではないでしょうか。六本木という都会的な土地柄だからこそ、そうしたセンチメンタルを持って過ごすのもまた一興かもしれません。
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この記事のライター
慶應大学卒業→大手証券会社→外資系コンサルティングファーム。表参道に在住し「日常をドラマに」することに腐心し人生の上質化を目指す日々。酒を飲むこと、酒を飲むように本を読むことが好き。目を離せばすぐに眠りこもうとする遊び心をジャズとビールで蹴飛ばしながら、今日も都心で生きてます。