マンガ「よつばと！」の魅力を解説

日常的な物語

「よつばと！」は、ほのぼのコメディーストーリーです。作品全体のキャッチコピーは「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」
どんなことでも楽しめてしまう、好奇心が強い五歳の女の子「よつば」が主人公の作品です。彼女はとある町に引っ越してきて、そこで色んなものに出会います。また作品では、よつばを中心にたくさんの個性溢れる、面白いキャラクターが登場します。どこにでもありそうな、ほのぼのとする日常が描かれているので、読むとストレスを忘れ、リラックスすることができます。とにかく、内容が難しいことはないので、すらすらと頭に入ってくるし、どんどんページが進みます。よつばの子供らしい反応や行動がかわいらしくて、周りの大人が面白くて、読んでいるとひとりでも笑ってしまいます。オフの日に、仕事をいったん忘れて読んでみると良いでしょう！

個性的なキャラクター

主人公のよつば、よつばの友達やとーちゃんの友達など、たくさんの個性的なキャラクターが登場します。全員面白く、良いキャラクターだな、と思います。全員好きです！

よつば

よつばは、この物語の主人公です。いつでもどこでも好奇心いっぱいで、なにごとも一生懸命にとり組む姿がかわいいです。また、驚いたときのリアクションがまた大きく、思ったことはなんでも口に出します。とても愛着のわくキャラクターです。こんなにこどもらしく、かわいい子が日常にいたら、毎日がとても楽しそうだなと思います！

とーちゃん

よつばのお父さんです。本名は小岩井葉介。周りの人には「小岩井さん」と呼ばれています。よつばをひとりで育てていますが、とても優しくて、とにかく面白い！いつでも子どもと一緒に遊ぶ、楽しんでいる姿は好感が持てます。悪いことをしたら叱りますが、よつばが結構やんちゃをしても、むやみやたらに怒ったりしません。こんな親になりたい！！理想的なお父さんかもしれません。

綾瀬家

綾瀬家はよつばのお隣さんです。よつばはほぼ毎日この家に遊びに行っています。お父さん、お母さん、娘が3人いて、それぞれ独特なキャラクターです。
長女のあさぎは、大学生。身長165cm、髪は亜麻色のストレートで腰まで届くロングヘアで、長身・小顔・痩せ型とモデル並のスタイルの持ち主です。時折意地悪な冗談をいうなど、良くいえば小悪魔・お調子者といった性格です。
次女の風香は、高校生。元気娘であり歳の割には非常にしっかりしているが、天然ボケな面もあり周囲と少しずれた行動や発言をします。よつばにとっては、面倒見のいいお姉さんという存在です。
末っ子の恵那は、小学4年生。よつばと比較的年齢が近いためか、一緒に遊んだりレジャーに連れて行ってもらうことが多く、よつばに対して保護者のような責任感を持っているようです。しかし、よつばには、子どもだと認識されています。

ジャンボ

本名、竹田 隆。とーちゃんの親友で、身長2m10cmの巨漢で、パイナップルのような顔立ちに眼鏡をかけています。とーちゃんとは幼馴染で、現在も交流が深いようです。よつばの事は物語開始以前から知っています。よく、よつばの家に遊びに来て、よつばと遊んだり、一緒にお出かけに行っています。よつばのことをとてもよくかわいがっています。

読み終わったときの爽快感

よくマンガって、読んだ後に続きが気になってもやもやすることがありますよね？良いところでマンガが終わってて、次どうなるんだろう？ってそわそわしますよね？よつばと！は、読み切りタイプのお話なので、1話でお話が完結しています。そんなタイプのマンガなので、読み切った後の爽快感が良いです。また、どきどき、わくわくのようなスリルのある物語ではないので、読み終わった後は、ふわふわした優しい気持ちになります。ただ、章ごとにお話は完結していますが、これから読む方は1から順番に読むことをお勧めします！それぞれで新しいキャラクターが増えていくので、順番に読んだ方が良いでしょう。

オフの日に読みたい！

オフのときに読みたくなるマンガです。特に難しい場面があるわけでもなく、ほのぼのとしたよつばの日常を笑いながらみることができます。何度読んでも面白いです。以前、私が電車の中でこれを読んだときは大変なことになりました。ひとりで笑いをこらえるのが大変でした！
とにかく、キャラクターひとりひとりが面白く、ひとりひとりに愛着がわきます。よつばの子どもらしくかわいい言動にほっこりします。リラックスしたいときに、ぜひ読んで下さい！