ワイドバングのおすすめ髪型・ヘアアレンジ【レングス別】

今トレンドのワイドバングとは？

ワイドバングとは、幅の広い前髪のことです。通常前髪は目尻からこめかみまでの間で作ることが多いですが、ワイドバングはより幅広くこめかみからもみあげあたりまでを前髪とするヘアスタイルです。顔を短く見せてくれる効果や目を強調する効果があり、人気を集めています。

ワイドバングのメリット

顔全体の印象を変えることができると人気のワイドバングにはどのようなメリットがあるのか、詳しく解説します。お洒落な雰囲気を演出したり、イメージチェンジを図るという目的以外にも、目力を強調する、面長をカバーするなど顔とのバランスを考えてワイドバングにする方が増えています。

目を強調する

ワイドバングにすると顔まわりの髪の毛が少なくなり、目の周りがすっきりとします。目の上ギリギリに揃えた幅の広いぱっつん前髪は目力を強調し、目を大きく見せてくれる効果があります。

顔が小さく見せる

ワイドバングは顔を小さく見せてくれる効果が期待できます。骨格をカバーし顔を短く見せてくれるため、特に面長にお悩みの方におすすめです。

お洒落な抜け感を出す

あえて前髪の幅を広くすることでこなれ感を演出することができます。髪色やレイヤー、髪の長さなどヘアスタイルの幅を広げる方法はたくさんありますが、前髪のイメチェンは顔全体の印象を大きく変えてくれます。人とは違う個性と抜け感を出すことができます。また、ワイドバングは短めの前髪との相性が良く、お洒落で個性的な髪型にしたいという方にぴったりです。

ワイドバングにする際の注意点

ワイドバングにするときに注意すべきポイントは、自分の顔の形に合わせた幅・厚み・長さにすることです。

顔の形に合わせて幅を決める

前髪の幅によって髪に覆われる範囲をコントロールすることができます。そのためワイドバングは顔を縦に短く見せたいという面長の方におすすめです。また、面長ではない方でも顔まわりの毛を長めにするラウンドカットだと顔の横幅を強調せず、ワイドバングを楽しむことができます。

なりたい雰囲気に厚さを合わせる

なりたい雰囲気に合わせて前髪の厚さを選ぶと理想の髪型が実現しやすくなります。お人形のようなドーリーな雰囲気を演出したい方は厚めのワイドバングがおすすめです。くるんと内巻きにするとより可愛らしい雰囲気になり、真っ直ぐに切り揃えたストレートな前髪はモードな印象を与えやすいです。ナチュラルで抜け感のある雰囲気を演出したい方は薄めのワイドバングにして、シースルー前髪などのアレンジを楽しむのがおすすめです。前髪を切り揃えすぎずに梳くことで個性的になりすぎるのを防ぐこともできます。

レングスに合わせて前髪の長さを調整する

一言でワイドバングと言っても、前髪の長さによって与える印象は大きく異なります。すっきりとボーイッシュに見せたい方は、ショートに眉上ワイドバングを合わせたスタイルがおすすめです。眉下ワイドバングにショートを合わせるとフェミニンさも残しつつすっきりとした印象を作ることができます。個性的な雰囲気を出したい方は、ミディアム〜ロングヘアーに眉上のワイドバングがおすすめです。髪の長さと前髪の短さのアンバランスさがおしゃれに見せてくれます。このようにレングスと前髪の長さの組み合わせは非常に重要な要素です。

ショート・ボブ

ベリーショート×ワイドバング

ベリーショート×ワイドバングはとことんすっきりとしたヘアが好みの方におすすめです。開放的な雰囲気のあるベリーショートにワイドバングを合わせると、より軽さを感じるヘアスタイルが完成します。短めの前髪にするとどこか幼さを加えて、ボーイッシュになりすぎるのを防いでくれます。抜け感のあるベリーショートがお好きな方にぴったりです。

シンプル暗めショート×ワイドバング

ワイドバングと組み合わせると、収まりが良く抜け感のあるショートヘアーが作れます。前髪が狭めのショートヘアーはお人形のような雰囲気を持ち、重ための印象を与えます。軽めの印象があってお洒落なショートにしたい方にはワイドバングがおすすめです。長めに揃えたワイドバングは女性らしさとこなれ感を加えてくれます。

ラウンドカット×ワイドバング

ラウンドカット×ワイドバングは個性的なスタイルにしたい方におすすめです。オン眉のぱつっとしたラウンドカットは幼い印象になり、長めで束感のあるラウンドカットはフェミニンな印象になります。

ハイトーン×ワイドバング

抜け感たっぷりのハイトーンもワイドバングと合わせるとさらにこなれたスタイルに仕上がります。ワイドバングにすると顔まわりの長い髪の毛がなくなるため、すっきりとした印象になります。そして横や後ろの髪の毛のボリュームも減り、まとまりが良い印象に変わります。ショートで軽やかで洗練された雰囲気をつくるのがおすすめです。

オン眉×ワイドバング

オン眉の短い前髪にはワイドバングがぴったりです。幼い印象になったり、垢抜けない印象になることもあるオン眉前髪は、前髪の幅を広げることでオシャレに仕上がります。軽く巻いて束感を出せば、簡単にこなれヘアが完成します。とにかく印象を軽くしたいという方や髪色が明るめの方にぴったりです。

切っぱなしボブ×ワイドバング

切っぱなしボブ×ワイドバングは、チャレンジしやすいワイドバングスタイルです。ぱつっとした切りっぱなしボブとぱつっとしたワイドバングは相性が良く、ワイドバングなら切りっぱなしボブでも重くなりすぎません。長めのワイドバングなら個性的になりすぎず、絶妙なこなれ感を出せるスタイルです。ワイドバング初心者の方にもおすすめです。

マッシュボブ×ワイドバング

丸みのあるシルエットのマッシュボブとワイドバングは、ボーイッシュかつ可愛いスタイルが好みの方に人気のヘアスタイルです。ボーイッシュな印象を与えるマッシュヘアにはワイドバングで可愛らしさを与えるのがおすすめです。前髪が狭いマッシュヘアは重く野暮ったい印象を与えてしまうこともあります。前髪の長さや量を調節し、バランスの良いマッシュボブを作ると、垢抜けた印象に仕上がります。

ミディアム

甘めミディアム×ワイドバング

フェミニンなミディアムスタイルに飽きた方には、ワイドバングでアレンジを効かせるのがおすすめです。目の上で揃えた幅の広い前髪は、目を強調してみせるだけでなく面長対策にも最適です。ふわっとした軽い巻き髪と相性が良く、抜け感のあるスタイルに仕上がります。

ウルフ×ワイドバング

ウルフ×ワイドバングは定番の組み合わせです。ワイドバングが持つ抜け感とウルフカットのおしゃれな雰囲気がよく合うため、人気のスタイルです。モードな雰囲気が好みの方におすすめです。ウルフカットと合わせる時のワイドバングは目の上ギリギリで重めにすると、ウルフのレイヤーとのギャップが強調されてメリハリのあるスタイルになります。

インナーカラー×ワイドバング

ワイドバングはインナーカラーと相性が良いです。顔まわりにインナーを入れるイヤリングカラーは、オシャレなワイドバングの雰囲気によく合います。また、前髪にインナーカラーを入れてもオシャレに仕上がります。

刈り上げ×ワイドバング

ワイドバングに刈り上げを合わせると個性的でカッコいいスタイルが完成します。もみあげから耳にかけて刈り上げをいれ、前髪の幅を耳くらいまで広げると刈り上げがよりすっきりとして見えます。刈り上げのクールな印象とワイドバングのお洒落感がぴったりです。

パーマ×ワイドバング

パーマ×ワイドバングは外国人のような抜け感のあるスタイルが好みな方におすすめです。量が多めのワイドバングに無造作風のパーマをかけると、こなれ感満載の外国人風ヘアスタイルが完成します。透明感のある髪色との相性が良く、シンプルな服装でもオシャレに見せてくれるスタイルです。

長めワイドバング

長めのワイドバングをセンター分けにすると洗練された雰囲気のヘアスタイルに仕上がります。前髪の幅を広げることで、長めの前髪でも重くなりすぎません。人とは違う個性的な雰囲気が出るので、イメージを変えたいときにおすすめです。また、かき上げ前髪やワンレンにするために前髪を伸ばしている途中の方にもおすすめできます。

ロング

アップヘア×ワイドバング

ポニーテール×ワイドバングは涼しげな印象を与えるヘアスタイルです。ワイドバングでアップヘアにすると洗練された雰囲気を演出することができます。アップヘアの中でもポニーテールや三つ編みはワイドバングとの相性が良く、お洒落な雰囲気をより引き立たせてくれます。

黒髪ロング×ワイドバング

黒髪ロングでもワイドバングなら抜け感を演出することができます。重たい印象を与えがちな黒髪ロングストレートは、前髪の幅を広げることで重さを調整すると良いでしょう。髪全体の印象を変えるため、個性を出したいときにもぴったりです。髪色を変えずに済むため、黒髪でもこなれ感のあるヘアにしたいという方に人気があります。

ワイドバングでこなれヘアを

いかがでしょうか。個性的で難易度の高いものから誰でも試すことができそうなシンプルなものまで様々な髪型・ヘアアレンジをご紹介しました。前髪のアレンジは髪色を変えたり、パーマをかけなくても大きくイメージを変化させることができます。みなさんもぜひこの記事を参考にワイドバングでこなれ感のあるヘアスタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。