ポニーテールのアレンジ方法【前髪ありなし・ポイント・巻き方まで】

ポニーテールとは

ポニーテールは髪を後頭部で一つにまとめて垂らした髪型のことを言います。毛先が馬のしっぽのように垂れてる様子と似ていることから、ポニーテールと呼ばれるようになりました。
一つに結ぶだけでらくちんなのと、結ぶ高さの違いで印象を変えられるため、手軽で可愛くも知的にも見せられる人気のまとめ髪スタイルです。

ポニーテールの前髪ありとなしの印象の違い

ポニーテールは前髪のあるなしで印象が大きく変わります。ここでは前髪ありと前髪なしの場合の印象の違いをご紹介します。

前髪ありは可愛らしい印象に

前髪ありのポニーテールはカジュアルで可愛らしい雰囲気になります。ぱっつん前髪は個性的で目力が強調され、長い前髪はフェミニンな雰囲気になります。
前髪ありでも大人っぽい印象を与えたいのであれば、前髪をシースルーバンクにすると女性らしい落ち着いた雰囲気になります。

前髪なしは大人っぽい印象に

前髪無しのポニーテールは大人っぽく、清潔感がるので、年齢が上がっても取り入れやすい髪型といえます。らくちんできちんとした印象に見え、動いても邪魔にならないので子育て中のママにも人気の髪型です。

オフィスシーンでは前髪無しがおすすめ

顔の印象を明るく見せたいオフィスシーンでは、前髪無しのポニーテールが好相性です。
清潔感がありきちんとした印象が作ることができますよ。前髪ありの場合は前髪を薄くするなど落ち着いた印象になるよう工夫してみてくださいね。

ポニーテールをする時のポイント

ポニーテールは結ぶ高さや後れ毛を出すかなど、色々なポイントで印象をかえることができます。ここではポニーテールをする時のポイントをご紹介したいと思います。

ゆる感を出す

髪をゆるく巻いたポニーテールはらくちんなのにぐっと女らしい印象にしてくれるスタイルです。
男性ウケも抜群なので、休日やデートの時など、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

結ぶ高さを変える

ポニーテールの印象は結ぶ高さによって大きく変わります。高めに結べば元気で明るい印象に、低めで結ぶと上品で落ち着いた印象になります。高めポニーテールは休日など、低めポニーテールはオフィスシーン、など、シーンによって使い分けるのも良いですね。

後れ毛を出す

きちっとしたポニーテールもおくれ毛をさりげなく出すだけでグッとこなれ感を出すことができます。顔周りがカバーでき、小顔効果があるため、顔周りが気になってポニーテールにチャレンジできない、という人は是非試してみて下さい。

ポニーテールのヘアアレンジ15選

ここでは簡単なポニーテールから少し凝ったポニーテールまで、様々なシーンで活躍するポニーテールのヘアアレンジをご紹介したいと思います。

シンプルポニーテール

オールバックで作るシンプルなポニーテールです。高めの位置で結んですっきりと大人っぽく仕上げましょう。自然に出てしまう産毛も、あえてそのまま残すことでクールな印象のオールバックポニーテールに柔らかさをプラスしてくれます。オイルでツヤ感を出して「あえて出してる感」にするのがポイントです。

＜アレンジ方法＞
1. 手ぐしでざっくりまとめたい位置に髪をかきあげます。手を熊手のようにして、下から上にかきあげるとやりやすいです。
2. サイドも同様に、手ぐしで髪を集めます。この時もざっくりでOK。
3. 次にブラシを使います。髪の流れに対して90度に、ブラシを横に当てていきます。
4. 徐々にブラシを縦にして手の平の中に引き上げます。縦にすることで、髪が手の平に収まりやすくなります。
5. サイドも同様に、毛流れに対して90度にあてます。耳上のあたりから髪を集めていきましょう。
6. 面が整ったら、片手でしっかり毛束を持ちます。
7. 反対の手でゴムをひっぱり、毛束を引き抜いた後にクロスします。たるまないように、ゴムがきつくなるまで繰り返します。

無造作ポニーテール

無造作なアレンジにするだけでポニーテールもこなれた印象になります。だらしなくならずに女性らしい色気を出すことができるので、休日におすすめのヘアアレンジです。ここで重要なのが逆毛を大胆に立てるというところ。ここの部分ができているかで、無造作ヘアの印象が変わってくるので注意しましょう。

＜アレンジ方法＞
1. ブラシを使って、髪表面にややおおげさに逆毛を立てておきます。
2. 後頭部の高い位置で髪をまとめたら、しっかり結びます。
3. ポニーの部分に手ぐしで逆毛を立て、ボリューム感をたっぷり加えます。

ボブヘアのローポニーテール

髪の長さが足りないから一つにうまく結わけないけれど、髪をすっきりまとめたいというボブヘアの人におすすめなのがこのローポニーテールです。髪全体をゆるく巻いて低めの位置で結ぶだけのローポニーテール。少し結び目から上の髪を引っ張り出して崩せば、こなれ感が出ますよ。

＜アレンジ方法＞
1. 髪をゆるく巻きます。
2. 低めの位置でポニーテールをつくります。
3. きつめに結びます。
4. 結び目の上から上の髪少し引っ張り出します。

結び目を隠したポニーテール

ゆるくきれいにまとめたポニーテールも結び目のゴムが丸見えでは台無しに。おすすめは、自分の髪で結び目を隠すアレンジ。手軽にできるのに、こなれて見えるのでおすすめです。「ポニーテールにしたけど、なんだか垢抜けない」というときには試してください。

＜アレンジ方法＞
1. ベースとして髪全体を軽く巻いておきます。
2. ちょうどいい高さでひとつにまとめます。
3. 結び目付近から少し毛束を取ります。
4. ゴムを隠すように巻き付けてピンで留めます。
5. トップにボリュームを出してこなれ感を出します。

くるりんぱ×ポニーテール

低い位置で結ぶポニーテールもアレンジを加えてオシャレに変身させましょう。くるりんぱを使ってまとめるだけで一気にこなれ感アップ！髪の長さがあまりないという人でもできる簡単おしゃれポニーです。ひとつ結びに飽きたらアレンジを加えてみましょう。

＜アレンジ方法＞
1. 軽く全体を巻きます。
2. 後ろを一つくくりにします。
3. サイドの髪をねじって後ろでピンで固定します。
4. 反対側も同じようにします。
5. 全体をほぐします。

ぱっつん前髪×ポニーテール

ぱっつん前髪は、目の上で切りそろえることで目元が強調されるので、目ヂカラが強くなったり、目が大きく見えるのが特徴です。
ぱっつんとポニーは相性がよく、顔周りがすっきりすることでぱっつんのラインが強調されてキュートでフェミニンなニュアンスがアップします。ローポニーならぱっつん前髪でも可愛くなりすぎないで大人っぽい印象になるのでおすすめです。

＜アレンジ方法＞
1. 軽く全体を巻きます。
2. サイドの髪をねじって後ろでピンで固定します。
3. 反対側も同じようにします。
4. サイドの髪をねじって後ろでピンで固定します。
5. 反対側も同じようにします。
6. 全体をほぐします。

ツイストポニーテール

シンプルでどんなシーンにも合いそうな、汎用性の高いポニーテールです。特にオフィスシーンやイベント時などで活躍しそうですね。

1. 頭頂部に逆毛を立てて、耳前の毛束をツイストします。
2. ツイストにした毛束と後ろの髪をまとめて、トップの毛をランダムに引き出して1つに結びます。
3. 残しておいた前髪を、同じようにツイストにしてピンで留めます。

ウェーブポニーテール

小顔効果の高い、髪を巻いてサイドの髪やおくれ毛をだすことで、小顔効果が期待できます。結ぶ前にワックスをもみこんでおいたり、直毛の方はアイロンで巻いておくと、アレンジしやすくなりますよ。

＜アレンジ方法＞
1. 髪を巻きます。
2. 高めの位置でポニーテールをつくります。
3. きつめに結びます。
4. 数本サイドとおくれ毛を出します。あまり多く作りすぎないように気を付けて。

ローポニーテール

オフィスヘアにぴったりなローポニーテール。シンプルなので少しゆるさを出すとオシャレ感が増しますよ。例えば前髪のラインに合わせて、サイドやバックの髪を崩すとバランスよくなります。後れ毛を出して女性らしさをアピールしましょう。

＜アレンジ方法＞
1. 低めの位置でポニーテールを作ります。
2. きつめに結びます。
3. 数本サイドとおくれ毛を出します。あまり多く作りすぎないように気を付けてください。

波ウェーブポニーテール

三つ編みをしたまま寝て、朝起きたらパーマのようなふわふわヘアにする...なんてことを、昔やったことがある人もいるのではないでしょうか。この三つ編みパーマを利用して作るスタイルが波ウェーブポニーテールです。
夜寝る前に仕込む、という方法で巻くよりも自然でふんわりとしたウェーブができるので、手軽に可愛らしいポニーテールを作ることができます。

1. 寝る前に前髪を残して、ハチ上の髪を取ります。
2. ハチ上の髪を中間くらいまで三つ編みにして、このまま一晩寝て起きたらほどきます。
3. ほどいた髪でポニーテールを作ります。

たまねぎヘア

トレンドを取り入れたいならたまねぎヘアがおすすめです。玉ねぎヘアとは、ポニーテールをベースに毛先に向けてゴムでパーツを分けぽわんとした丸い膨らみをつくるアレンジのことを指します。
ポニーテールを作ったら、毛束をシリコンゴムを使い等間隔で数か所結ぶだけでOKなので、簡単なのが嬉しいですね。そのあと、ゴムのあいだの髪を引き出してボリュームを調整したら完成です。毛先をくるんと外ハネにするとさらにかわいさがアップしますよ。

＜アレンジ方法＞
1. 好きな位置でポニーテールつくります。
2. 少し間隔を開けてゴムで結びます。
3. 間の毛束をふんわりするように毛を引き出します。
4. また少し間隔をあけてゴムで結びます。
5. 3と同じように毛束を引き出します。

おだんごポニーテール

すっきりしているけれど、おだんごを作るので程よいインパクトもあり、可愛らしさを追加できるポニーテールです。湿気の時期や髪がうっとおしく感じたくないオフィスシーンなどでも快適に過ごせるので、様々なシーンで活躍してくれそうなポニーテールです。
機能性と可愛いさを両立したい人におすすめです。

1. 後ろで髪をまとめてポニーテールにして、毛束を1：2の分量で2つに分けます。
2. 少ない方の毛束を、ポニーテールの結び目を隠すイメージで巻き付けます。
3. 巻きつけた毛束と残しておいた毛束を合わせて、シニヨンにします。
4. シニヨンにした毛束を広げてボリュームを出します。

編み込みにたまねぎヘアをミックスしたスタイル

インスタグラムでも人気の編み下ろし風のスタイルに、ゴムで結んで変化を出したアレンジです。難しそうな印象ですが、通常の編み下ろしよりもシルエットがコンパクトになり、デイリーにしやすいヘアスタイルです。

＜アレンジ方法＞
1. 全体の髪をゴムで結んでポニーテールを作ります。やや左寄りの位置に結びましょう。
2. 結び目を手で押さえながら、トップの髪を引き出して立体感を出します。
3. さらにサイドの髪を後ろに持ってきて、ポニーテールと合わせて写真のようにゴムで結びます。
4. 最初に結んだゴムと、２回目に結んだゴムの間を指で引き出して崩します。丸く膨らみをつけます。
5. さらに、耳後ろの髪も後ろに持ってきてポニーテールと合わせて、やや左寄りの位置でゴムで結びます。
6. ゴムとゴムの間を指で引き出して崩し、丸く膨らみをつけます。
7. さらに襟足の髪をポニーテールの毛先と合わせてゴムで結びます。
8. 同様に、ゴムとゴムの間の毛束を引き出して丸く膨らみを出します。
9. ポニーテールの毛先も、間隔を空けてゴムで結びます。
10. ゴムとゴムの間を指で引き出して崩し、丸く膨らみをつけます。レングスが長い場合はさらにこれを数回繰り返して完成です。

スカーフを使ったポニーテール

ワンポイントとして流行しているスカーフを使ったポニーテールです。ゆる感のあるポニーテールにスカーフを結ぶだけでグッと華やかな印象になるので、いつもと違った雰囲気にしたい時や、髪にアクセントを出したい時におすすめです。

1. 後ろで一つに結びます。
2. ヘアゴムの上部分にスカーフを通します。
3. ヘアゴムにスカーフを通して、スカーフの端を下でクロスさせ、さらに上に持ってきて一つ結びにします。
4. 結び目の上でリボン結びをつくります。
5. 全体をバランスよくほぐします。

カフポニーを使ったポニーテール

結び目の上からかぶせるだけのカフポニーは、ひとつあると便利なアイテムです。カフポニーとはカフ付きのヘアゴムのことで、時間がないけれど、シンプルになりすぎないようにオシャレ感を出したい、という人におすすめです。素材もシルバーやエナメル、グリッターなど、色々な種類がありますが、特にゴールドが大人っぽく、シンプルだけど印象的に後姿を彩ります。

＜アレンジ方法＞
1. ゴムで髪をざっくり結びます。
2. カフを両手で開き、ゴムの結び目を隠すようにカフで覆ってパチッと閉めます。

ポニーテールでいつもと違った印象を手に入れよう

ポニーテールと一口に言っても、結ぶ高さやゆる感、前髪のあるなしで印象が大きく変わります。その時の気分やシーンによって、アレンジ方法を変えてみるのも良いですよね。
ご紹介したポニーテールアレンジを参考に、是非気になったポニーテールスタイルを試してみて下さいね。