数々の名言を残した「ゴッドファーザー」
元サッカー日本代表であるカズ(三浦知良)も心酔する名画「ゴッドファーザー」の名言を紹介します。
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名言の宝庫
「友達は近くに置け、敵はもっと近くに置け」
映画ゴッドファーザーに出てくる、名言のひとつです。マフィアとして活躍する彼らには生き方の流儀があり、それが映画の端々に名言として登場します。映画としても見どころが多いうえ、数々の名言を今に残す「ゴッドファーザー」には、ひとりの男として、ビジネスマンとして、自分を磨くためのヒントがたくさんあるように感じます。
友は近くに
冒頭の「友達は近くに、敵はもっと近くに」という言葉は、とても深い名言の一つです。心を知れた仲間が近くにいることは心強いのですが、敵を知ることで己をも発見することができるのです。常に相手が何をしたいのか、狙っているのか、考えているのかを見極めること、そして相手の弱みや欠点などから自分に活かすことが、男としても、ビジネスマンとしても自分を磨けるのではないでしょうか。
文句は言わせない
原作では「I'm gonna make him an offer he can't refuse.」という言葉がでてきます。日本語字幕版では「文句は言わせない」と表示されます。
原文を直訳すると「彼が断ることのできない要求をする」となります。やや強引かもしれませんが、交渉の場においては非常に大切なルールと言ってもいいかもしれません。
マフィアにとっては人殺しさえもビジネスです。そのビジネスを前に進めるには交渉で優位に立つ必要があり、その極意こそがこの言葉です。
極端に映るかもしれない、この言葉の奥には強気で攻める必要性を感じることができます。
「家族を大切にしないやつは男じゃない」
どれだけ仕事が出来ようとも、人間として、男としてかっこよく生きる必要があるマフィアにおいて、家族をないがしろにする人間は男ではないのです。
仕事ができることは大切です。でも、それ以上に、身近にいる人を幸せにできない人には、ビジネスでも誰かを幸せにすることはできないのではないでしょうか。
まずは、「一番近くにいる家族を大切にできるかどうか」ということが、ひとりの男としての器が試されるところなのかもしれません。
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