Amazonプライムでおすすめのとにかく泣ける邦画15選

たくさんのドラマや映画、アニメなどが楽しめるAmazonプライムビデオ。涙なしでは見られない感動映画や切ない映画も数多く揃っています。涙を流してストレス発散したい方や、心温まる物語で感動したい方におすすめです。この記事ではAmazonプライムでおすすめのとにかく泣ける洋画を15紹介します。

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Amazonプライム・ビデオ

Amazonプライム・ビデオは、Amazonプライム会員になることで視聴することができる定額制動画配信サービスです。Amazonプライム会員は年間費4,900円。(1カ月ごとの契約だと500円)
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視聴できる動画コンテンツのジャンルは映画・ドラマ・アニメ・バラエティーなど幅広く、その数も25,000万本以上と充実しています。特に映画は洋画、邦画ともに話題作をしっかり取り揃えています。
今回はそんなAmazonプライム・ビデオで見られるおすすめの泣ける映画(邦画)を15作品紹介します。

世界の中心で愛を叫ぶ【2004】

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あらすじ・見どころ

朔太郎(大沢たかお)はまだ自分の結婚に現実を感じていない。そんな時に婚約者の律子(柴咲コウ)が二人の新居に書き置きを残して突如失踪する。
律子の行き先が四国であることを知った朔太郎は律子を追いかけるために四国へ向かう。四国は自分の故郷であり、そこには朔太郎の初恋の相手・アキとの思い出が眠っていた…。
朔太郎(サク:森山未來)とアキ(長澤まさみ)は高校2年生の夏、もどかしくも淡い恋を育んでいた。ところが無人島へ二人で初の1泊旅行をした帰り、運命が急変した。アキが不治の白血病だということが判ったのだ。
サクはアキの憧れの地だったオーストラリア・ケアンズへの旅を計画、病院を抜け出した。しかし台風に足止めをくらい、飛行機に乗ることなく、アキは空港のロビーで倒れてしまう…。

涙が止まらない純愛映画の代表作

社会現象を巻き起こした、奇跡の純愛映画です。
サクとアキの淡い恋模様がとにかく甘酸っぱくて、美しくて、大人のサクにとってアキとの日々が尊い思い出だということがひしひしと伝わってきます。まだ若い彼らが直面する現実はあまりにも残酷で、涙が止まりません。お互いがお互いを思いやり、相手にしてあげられることを必死に考えるその姿はまさに本物の愛です。
愛する人の死を受け入れることは容易いことではありません。でも愛する人の死を受け入れなければ前には進めないのです。
もし今、愛する人の死を受け入れられずに苦しんでいる人がいたらぜひ観てもらいたい映画です。

いま、会いにゆきます【2004】

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あらすじ・見どころ

「雨の季節に戻って来る」そう自作の絵本に書き遺して、秋穂澪(竹内結子)が逝って1年。夫・巧(中村獅童)は妻を幸せにしてやれなかったことを、6歳の息子・佑司は自分が生まれたせいで母の寿命を縮めたことを、今も悔やんでいた。やがて、梅雨。果たして、澪は約束通りふたりのもとに帰って来た。記憶を失くしているものの、巧との想い出を辿りながら次第に夫婦の、そして母子の絆を取り戻していく澪。だが梅雨の終わりと共に、彼女は再び彼らの前から姿を消してしまう…。

本当の愛を教えてくれる 愛情深い作品

市川拓司の同名ベストセラー小説を映画化したラブストーリーです。ファンタジー要素があるものの、そこで強く訴えられているのは尊い家族愛そのもの。
ストーリーの中盤から終盤に差し掛かる辺りでは、再び来る別れが辛く、観ていられないほど感情移入してしまいますが、ラストの澪のあまりにも深い愛と決意に、ただただ感動します。
誰かを本当に愛したことのある人であれば、誰もが共感する無償の愛。愛する人と出会い、幸せな時間を過ごすことの素晴らしさを教えてくれる作品です。

フラガール【2006】

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あらすじ・見どころ

昭和40年、閉鎖の迫る炭鉱のまちを救うため、北国をハワイに変えるという、起死回生のプロジェクトが持ち上がった!目玉となるのはフラダンスショー。誰も見たことがないフラダンスを炭鉱娘に教えるため、東京からダンサーがやってきた。
最初は嫌々ながら教える彼女だったが、生きるためにひたむきに踊る少女たちの姿に、いつしか忘れかけていた情熱を思い出してゆく。しかし世間の風当たりはつめたく、教える相手はドシロウト。
果たして常夏の楽園は誕生するのか?オープンの日は迎えられるのか!?

実話をもとにした情熱感動作

現在「スパ・リゾート・ハワイアンズ」に改名した元「常磐ハワイアンセンター」の誕生実話を映画化した作品です。
炭鉱の町の危機をフラダンスで救おうとする健気な女性たちを受け入れなかった炭鉱の男たちが、彼女たちの熱心さに心を開いていくプロセスや、家族のエピソードなど、ひとつひとつに胸が打たれます。
ダンサー教師を演じる松雪泰子、メインダンサーを演じる蒼井優、南海キャンディーズのしずちゃんの体当たり演技は心を動かされます。
実話の中にひとつのことに打ち込む情熱、子供の成長と親子の愛情などのエッセンスが盛り込まれ、楽しく感動できる作品です。

容疑者Xの献身【2008】

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あらすじ・見どころ

弁当屋を営む花岡靖子(松雪泰子)は一人娘とアパートでつつましく暮らす美人な女性。そして高校の数学教師・石神哲哉(堤真一)はその弁当屋の常連で、花岡靖子の隣に住んでいました。
花岡靖子の別れた夫・富樫慎二が突然彼女のアパートにやって来ます。散々つきまとってくる富樫と靖子は言い争いになり、誤って富樫を殴り殺してしまいます。呆然とする母子のもとに、物音を聞きつけた石神が現れ、死体を隠蔽する為自分の指示通りにするように言うのです。
遺体が発見されると警察は身元を富樫と断定し、殺人事件として捜査が始まります。捜査一課の内海薫刑事(柴咲コウ)は、前妻である花岡靖子に事情を訊きますが、彼女には完璧なアリバイがありました。
捜査に行き詰まった警察は、物理学者・湯川学(福山雅治)に協力を仰ぎます。湯川は捜査の中でかつての大学の同級生で天才数学者と見なしていた”石神”が事件に関わっていることに驚き、密かに調査を開始するのですが…。

東野圭吾原作ガリレオ・シリーズの泣ける傑作

容疑者Xの献身は、ベストセラー作家東野圭吾による小説が原作です。物理学者・湯川学を主人公とするガリレオ・シリーズの1つであり、シリーズ初の長編小説でした。
仕事や私生活でも何一つ上手くいかず、ただ数学にふける人生を送っていた石神。没頭するものはあれど、人の温かみに触れることは無く、人生に虚しさを感じていた時に出会った花岡親子は彼の唯一の光であり、希望でした。
彼女たちを守るためにアリバイ工作を行うまでは、よくある話のように感じますが、物語終盤で石神のもっともっと深い献身的な愛に気がつきます。その愛がとっても不器用でいびつで、ラストは切なくて胸が締め付けられます。
こんなに泣けるミステリーはないと賞賛された、ガリレオシリーズの傑作です。

今度は愛妻家【2009】

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あらすじ・見どころ

北見俊介(豊川悦司)はかつて売れっ子カメラマンとして知られていたが、今は仕事もなく、怠惰な日々を送っていた。女性に甘く、気ままに生きるダメ亭主を支えるのは、大の健康マニアの妻さくら(薬師丸ひろ子)。文句を言いながらも何くれとなく夫の世話を焼いていた。ある日、友達との箱根旅行を間際に控えて準備であたふたするさくらに、軽口を叩く俊介。そんな夫にさくらは、“子供を作る気がないなら、別れて”と悲しそうに告げる。いつもと違う妻の態度に、何とかその場を取り繕う俊介だったが、2人の関係は以前とは微妙に変わっていた。さくらが出掛けた後、オーディション用の写真撮影にやってきた女優志願の蘭子(水川あさみ)といい雰囲気になる俊介。だが、そこへたまたまさくらが戻ってきて、ついに愛想を尽かされてしまう。

感謝の気持ちを伝えたくなる感動映画

ぶっきらぼうで奥さんにちっとも優しくない夫とそんなダメ夫でもかわいいと尽くす健気な妻という昔ながらの日本の夫婦。
夫の俊介にとって妻のさくらの存在は、日々の生活に紛れて当たり前のものになってしまう。そして、愛する人が自分に寄り添って生きてくれているそのありがたさへの感謝も忘れてしまいます。
しかし、突然その当たり前だった大切な人がいなくなってしまったら?その時に悔いなくいられるでしょうか。
これは誰にでも共感できる大切な人への愛のお話です。
伴侶や恋人だけでなく、親にも、常に感謝の気持ちを忘れないで、後悔がないように生きていこうと思わせてくれる映画です。

余命1ヶ月の花嫁【2009】

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あらすじ・見どころ

イベントコンパニオンの千恵(榮倉奈々)は、ある展示会場で知り合った太郎(瑛太)から交際を申し込まれる。乳がんと診断されていた千恵は悩みながらも交際をスタートさせるが、数ヵ月後、自分の病気のこと、そして胸を切除しなければならないことを告白。太郎に別れを告げたまま、姿を消してしまう。
そんな千恵を追って、屋久島へたどり着いた太郎は、「俺は変わらない。一緒に頑張ろう」と伝える。その言葉に動かされ、千恵は再び太郎と生きていくことを決意する。
しかし、幸せな二人に辛い知らせが届く。千恵のがんが再発してしまう。激しい痛みと闘いながら治ると信じて千恵が治療に励む中、献身的に看病する太郎、千恵の父・貞士(柄本明)、千恵の叔母・加代子(手塚理美)に千恵の余命があと1ヶ月であると告げられる…。

感動の実話を映画化

ドキュメンタリー番組として放映され反響を呼んだ感動の実話を、榮倉奈々と瑛太主演で映画化した作品です。
前向きな姿勢を見せながらも、若くして死すことの恐怖や不安を抱いている千恵。それを支えようとする周りの愛情や優しさ、人間のあたたかさを感じます。
”みなさんに明日が来ることは奇跡です。それを知ってるだけで、日常は幸せなことだらけで溢れてます。”長島千恵さんご本人が若年性乳がんと闘いながら私たちに伝えたかったことが詰まった映画です。千恵さんのメッセージが観る人すべての心を強く揺さぶります。
切ないけれども、千恵さんを支えた多くの人のあたたかな愛を感じる映画です。

八日目の蝉【2011】

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あらすじ・見どころ

今日まで母親だと思っていた人は、自分を誘拐した犯人だった。21年前に起こったある誘拐事件―。
不実な男を愛し、子を宿すが、母となることが叶わない絶望の中で、男と妻の間に生まれた赤ん坊を連れ去った女、野々宮希和子(永作博美)と、その誘拐犯に愛情一杯に4年間育てられた女、秋山恵理菜(井上真央)。実の両親の元に戻っても、「ふつう」の生活は望めず、心を閉ざしたまま成長した恵理菜は、ある日自分が妊娠していることに気づく。相手は、希和子と同じ、家庭を持つ男だった。封印していた過去と向き合い、かつて希和子と暮らした小豆島へと向かった恵理菜が見つけた衝撃の真実。そして、恵理菜の下した決断とは…?

母の愛の大きさを感じる号泣作品

永作博美、井上真央、森口瑤子、田中哲司の名演技が光る映画です。小豆島の海や山等、綺麗な映像美も注目していただきたいポイントです。
いつか別れが来るかもしれないけれど、その時まで沢山の愛情を与えてあげようという希和子の姿や、実の母親である恵津子が恵里菜(薫)を思うシーン、どちらの母親の気持ちも痛々しいほど伝わってきて切なさで胸が締め付けられます。しかし、それらの愛を受けて悩んだ末のラストの恵理菜の行動にはとても感動し、鑑賞後には心があたたかくなるそんな作品です。

悪人【2011】

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あらすじ・見どころ

土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、恋人も友人もなく、祖父母の面倒をみながら暮らしていた。
馬込光代(深津絵里)は、妹と2人で暮らすアパートと職場の往復だけの退屈な毎日を送っていた。
孤独な魂を抱えた2人は偶然出会い、刹那的な愛にその身を焦がす。しかし、祐一は連日ニュースを賑わせていた殺人事件の犯人だった ――。
光代はそんな祐一の自首を引き止め、祐一と共に絶望的な逃避行へと向かう。やがてその逃避行の波紋は被害者の家族、加害者の家族の人生をも飲み込んでいく。なぜ祐一は人を殺したのか?
なぜ光代は殺人者を愛したのか?
引き裂かれた家族の運命はどうなるのか?そして、いったい誰が本当の“悪人”なのか?

なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか

吉田修一のベストセラー小説を、妻夫木聡と深津絵里を主演に添えて映画化した作品です。
誰でも悪人とは隣りあわせで、なにかをきっかけにしたら、自分が加害者になりうると考えさせられる映画です。どの俳優陣も息を呑むほどの演技力で臨場感、切迫感がよく伝わってきます。
一見、善悪というテーマに捉われそうになりますが、この映画の本当に素晴らしいところは別にあります。
被害者佳乃(満島ひかり)の父・佳男(柄本明)が事件の発端となった増尾(岡田将生)に投げかけた「自分には失うものがないと思って、それで強くなった気になっている。何か大切なものを必死で守ったり、欲しがったりする者をばかにする者ほど愚かだ…そういう姿勢を貫く者は、人間として駄目なのだ」というセリフ。
最後までお互いのことを守ろう必死に生きた祐一と光代の姿がこの言葉によって浮かび上がります。
事件によってはじめて大切な人ができ、生きているという感覚を味わうことができたというのがなんとも皮肉で切ないですが、2人の純粋な思いが心に沁みます。

ホットロード【2014】

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あらすじ・見どころ

亡き父親の写真が1枚もない家でママと暮らす14歳の少女・宮市和希(能年玲奈)は、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めている。
ある日、学校に馴染めずにいた親友に誘われるまま、夜の湘南で出会ったのは、Nights(ナイツ)という不良チームの少年、春山洋志(登坂広臣)。
はじめは傷つけ合っていたふたりだが、和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚えながらも、急速に春山に惹かれてゆく。
春山もまた和希の純粋さに惹かれるが、Nightsのリーダーとなったことで、敵対するチームとの抗争に巻き込まれてしまう─。

不良少年との恋愛青春映画

原作は1986年から翌年まで別冊マーガレットで連載され、全4巻で700万部という驚異的な発行部数を誇る、紡木たくの伝説的コミックです。
母親の愛を感じることができず寂しさを抱えて生きる主人公の和希の姿が痛々しくも、少女ならではの瑞々しさを持っていて美しいです。和希が惹かれていく不良少年の春山はカッコよく、自分が和希ぐらいの歳のときに憧れていた少し年上の男の子そのもの。
2人の関係は、ただの恋愛だけでなく、お互いを本当に理解しているがゆえの絆が垣間みえて強い繋がりを感じます。
2人の純愛だけでなく、母と娘の愛に焦点を当てているところも見どころです。和希を抱えて着の身着のままで走る母の姿は感動で涙が溢れます。
原作と同様、世代を超えて愛される尾崎豊の名曲「OH MY LITTLE GIRL」も世界観を彩っていて素晴らしいです。

ビリギャル【2015】

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あらすじ・見どころ

さやか(有村架純)は高校2年生。中学入学以来、全く勉強をしなかったので、ついに成績は学年ビリ。
いくらなんでもこのままではマズイと思ったのか、そんな女の子が学習塾にやってきた。
でもその姿は金髪、ヘソだし、超ミニスカのギャルメイク。対応した塾講師の坪田もびっくりの彼女の知識は小4レベル。
聖徳太子を「セイトクタコ」と読み、東西南北も分からない。
それでも夢は大きく第一志望はチョー難関の慶應大学! (←ゼッタイ無理! )
「さやかが慶應なんてチョーウケる〜! 」こうしてノリで二人三脚の受験勉強がはじまった! (でも、まずは小4ドリルからね)
果たして、こんなことでビリギャル・さやかは慶應大学に受かるのでしょうか??

学年ビリのサクセスストーリー

実際にさやかを指導した、坪田信貴によるベストセラー書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」が原作です。
実話なので、ストーリーや登場人物に唐突感や不自然さがなく、脚本もオーソドックス。“意外性”がテーマにも関わらず、しらけることなく観ることができます。
さやかのサクセスストーリーはもちろんスカッとしますが、父(田中哲司)と息子の衝突、母(吉田羊)の母性など、家族の絆や温かさを考えさせられるストーリーも散りばめられています。
素直に謙虚に努力する若者の一途さに心を打たれ、それを支える家族や友人たちの愛に感動できるほっこりサクセスストーリーです。

湯を沸かすほどの熱い愛【2016】

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あらすじ・見どころ

銭湯・幸の湯を営む幸野家。しかし、父(オダギリジョー)が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。
母・双葉(宮沢りえ)は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら娘(杉咲 花)を育てていた。
そんなある日突然、余命2ヶ月という宣告を受ける。その日から彼女は「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。
【家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる】【気が優しすぎる娘を独り立ちさせる】
【娘をある人に会わせる】その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。
そして家族は、究極の愛をこめて、母を葬ることを決意する。

心温まる究極の家族愛

死を宣告された主人公が、残された愛する人のことを考えて、一心不乱に行動し物語が進んでいきます。
そのパワーがとてつもなく強く、母という存在のスゴさを感じます。とにかく愛が深いのです。
伏線が回収されるたびに、彼女の溢れんばかりの愛ゆえの行動が明らかになっていき、涙が止まりません。
そして、彼女への家族からの愛にも感激します。とにかく人が人を思う素晴らしさを伝えてくれます。
ラストは衝撃的な展開ですが、そこまでに描かれたストーリーを考えるとタイトルともマッチしてなるほどなと感じさせてくれます。
寒い冬こそ湯を沸かすほどの愛で心をあたためましょう。

君の膵臓をたべたい【2017】

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あらすじ・見どころ

高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)。彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく――。
膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、【僕】(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを、2人は知る――。

儚く美しい命と恋の物語

衝撃的なタイトルとは裏腹に、その繊細で切ない物語で大ヒットとなった泣ける青春ラブストーリーです。
明るくてクラスの人気者の桜良と、常に一人でいる僕が高校生らしく距離を縮めていく姿がなんとも甘酸っぱくて、そのいじらしさに胸キュン必須です。
12年の時を超えて明かされる桜良の想い、通じ合っていた気持ちを描いたラストは涙が止まりません。
タイトルとその伏線が繋がった時の美しい描写も魅力的です。懸命に生きた桜良というキャラクターにも注目してみてください。

劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-【2018】

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あらすじ・見どころ

別れまで、あと3週間-。あなたなら、大切な人に何を伝えますか?
地下鉄トンネル崩落事故から3か月後、旅立ちの時が迫る藍沢(山下智久)たち。その旅立ちが「別れ」を意味することに気づきながらも、彼らは10年間を共にした互いへの思いを抱えたまま、日々を過ごしていた。
しかしそんな彼らの思いに構うことなく、出動要請が入る。前代未聞の「空」と「海」で未曽有の大事故が連続発生。史上最悪の現場に、彼らはいかに立ち向かうのか。そしてその先に、答えはあるのか。

大人気医療ドラマの劇場版

2008年から連続ドラマで3シリーズ、特別ドラマなどで大ヒットした医療ドラマの劇場版作品です。山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介という豪華なキャストが勢揃いしているだけで興奮しちゃいますね!
彼らが長い間同期として育んできた関係性は連続ドラマ時代のファンからすると胸が熱くなります。
劇場版ではじめてコードブルーを観るという方も、運ばれてくる患者さんそれぞれのストーリーから、命の尊さを改めて感じ、日々大切な人と共に生きられることがいかに幸せなことなのかと考えさせられます。
ドキドキ、ハラハラ、そしてとにかく泣ける作品です。

8年越しの花嫁 奇跡の実話【2017】

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あらすじ・見どころ

結婚を約束したカップル、尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。
結婚式を間近に控え幸せ絶頂だったある日、原因不明の病が突然麻衣を襲い、意識不明となってしまう。
いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親(薬師丸ひろ子、杉本哲太)からは「もう麻衣のことは忘れてほしい」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。
そしてふたりが結婚を約束してから8年、ついに最高の奇跡が訪れる――

一途な愛が起こした奇跡の実話

実際に起きた奇跡のラブストーリーを映画化した作品です。
人を愛するということは、どういうことなのかその一つの答えがこの映画にはあります。
無口で穏やか、少し控えめな性格の尚志が、麻衣のことだけは終始一貫していて想い続ける姿は胸を打たれます。果たして自分だったら、そこまでひとりの人を愛し、叶うかわからない恋に向き合えるのかと考えると、この尚志の愛がかけがえのないものだとより一層感じます。
彼の心の中にある、やり場のない嘆きや別れの悲しみが溢れ出すシーンは切なくて胸が締め付けられます。
困難に困難が重なりながらも、やっと訪れたハッピーエンドはすべての人を感動させてくれる素敵な映画です。

人魚の眠る家【2018】

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あらすじ・見どころ

二人の子を持つ播磨薫子(篠原涼子)とIT機器メーカーを経営する夫・和昌(西島秀俊)。
娘の小学校受験が終わったら、離婚すると約束した夫婦のもとに、突然の悲報が届く。娘の瑞穂(稲垣来泉)がプールで溺れ、意識不明になったというのだ。回復の見込みがないわが子を生かし続けるか、死を受け入れるか。究極の選択を迫られた夫婦は、和昌の会社の最先端技術を駆使して前例のない延命治療を開始する。治療の結果、娘はただ眠っているかのように美しい姿を取り戻していくが、その姿は薫子の狂気を呼び覚まし、次第に薫子の行動はエスカレートしていく。それは果たして愛なのか、それともただの欲望なのか。過酷な運命を背負うことになった彼らの先には、衝撃の結末が待ち受けていた--。

何を持って死とするのか

何をもって死とするのか?脳死について考えさせられる映画です。
人間の尊厳や存在意義に対する感情が場面場面により変化してしまい、この少女が自分の子供だったら、親だったら、兄弟だったらと登場人物それぞれの立場で想像してしまいます。
篠原涼子、西島秀俊という演技派が揃っている中でも特に瑞穂役の稲垣来泉ちゃんの演技が素晴らしく、
重たいテーマながらもどんどんストーリーに引き込まれていきます。
物語のクライマックス、薫子が瑞穂が生きているのか死んでいるのか確かめるために行う行動、セリフは鳥肌ものです。

泣ける映画でデトックス!

ここまでAmazonプライムで観られる泣ける映画を紹介してきました。
感動の実話から切ないラブストーリーまで幅広い作品がたくさん揃っています。
この週末はいい映画を観て、たくさん泣いて、心のデトックスをしてみませんか?

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