Yahoo!映画でも高評価!ピアニストを題材にした名作映画5選
ピアニストが主人公である映画のなかでも、Yahoo!映画で4つ星以上の5作品を集めました。
どれもストーリー良し、音楽良しのオススメ映画です。必見!
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アイキャッチ画像出典:100classicalpiano.com
1.戦場のピアニスト
舞台は第二次世界大戦期のポーランド。ナチスドイツによる侵攻とホロコーストをテーマとした映画で、主人公はユダヤ人ピアニスト・シュピルマン。シュピルマン一家は突然、ドイツ軍によって平穏な暮らしを奪われてしまう。ゲットー(ユダヤ人居住地区)での苦しい生活の日々、仲間との別れ、家族の収容所送り…常に死と隣り合わせであったシュピルマンの人生が物悲しく描かれる。
作中にはノクターンなどショパンの名曲がちりばめられています。特にシュピルマンがドイツ将校に命じられ、バラード1番を弾き始めるシーンには心を打たれます。
2.海の上のピアニスト
一度も陸に足を下ろすことなく、生涯を豪華客船の上で過ごした天才ピアニストの話。ある日、豪華客船ヴァージニアン号に捨てられていた赤ん坊は、生れ年にちなんで1900(ナインティーン・ハンドレッド)と名付けられる。1900はピアニストとしての才能を開花していき、ヴァージニアン号での有名奏者となっていく。
ジャズ創始者モートンとの決闘シーンや、レコード収録シーンでの1900の演奏は、とにかく鳥肌がたちます!音楽は言うまでもなく、作中に飛び交う名言にも注目。
3.Ray/レイ
“ソウルの神様”と呼ばれた盲目のミュージシャン、レイ・チャールズの人生を描いた伝記映画。黒人・盲目という理由で差別のあった時代を生きたレイ。しかし彼の作り出すソウルミュージックは聴くものすべてを惹きつけていき、名声を浴びていくことになる。一方、私生活は波乱万丈の一言に尽き、過去のトラウマに悩まされながら女と麻薬に取り憑かれたような日々を過ごしている。
数々の名曲が生まれるまでの裏話が盛り込まれたこの作品は、ファンだけでなくレイ・チャールズを知らない人でも存分に楽しめます。
4.シャイン
主人公は、実在したと言われる天才ピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴッド。父親の英才教育により、デイヴィッドは幼少期から厳しいピアノのレッスンを受けていた。コンクールで注目されて以来、デイヴィッドに留学の話が持ち出される。留学を反対した父親を振り切り、デイヴィッドは家を出て留学先のコンクールに出場することを決意。コンクールでは完璧な演奏を果たすが、それまでの数々のプレッシャーに押しつぶされ、その後精神異常をきたしはじめる…。
このコンクールでは、超難曲と言われるラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」を弾いています。ピアノを弾くことに対する苦悩が滲み出ており、演奏に引き込まれます。
5.僕のピアノコンチェルト
6歳の男の子ヴィトスは、高いIQの持ち主。類まれな天才児であることから両親の期待を一身に背負い、偉大なピアニストとなるよう育てられていく。しかしヴィトスは天才ゆえの深い孤独を味わい、「普通の人」への憧れを抱いていくのであった…。
ヴィトスが苦悩しながらも自分の進むべき道を歩み始めるところや、唯一の理解者である祖父とのやりとりが見どころ。さらに12歳になったヴィトス役のテオ・ゲオルギューは、実際にピアノを弾いています。その演奏は、本当の天才としか言いようがありません。
見て損はしません!
ストーリー中で演奏される音楽は、CDで聴く時とは比べものにならないほど深みがあります。どれも感動的な作品に仕上がっているので、ぜひご覧になってください。
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この記事のライター
その辺にいる大学生。旅行と写真と音楽と映画と散歩が好きです。興のおもむくまま、気まぐれに書きます。