沖縄県のご当地グルメ・B級グルメおすすめ15選

沖縄の食文化

琉球と呼ばれる時代から沖縄は東南アジアや中国、朝鮮半島との交流が盛んだったため、食文化も様々な文化の影響を受けてきました。その中でも中国の影響を強く受けたため沖縄には豚肉を使った料理が今も数多く残っています。そんな沖縄独自のご当地グルメ・B級グルメをご紹介しますので、沖縄旅行に行く際の参考にしてください。

ソーキそば（沖縄そば）

そもそも「ソーキそば」とは「沖縄そば」にソーキと言われる甘辛く煮たスペリア豚をのせたものです。沖縄そばは、14～15世紀に中国から伝えられたと言われていて、中華麺が起源となっています。元々は宮廷料理でしたが大正時代に位になると庶民にも食べられるものになっていきました。沖縄そばと言っても地方によって麺の太さやトッピングなどが異なりますので、是非お気に入りの沖縄そばを見つけてください。

すーまぬめぇ

那覇インターから車で7分ほどのところにあります。築60年の琉球家屋で絶品沖縄そばが頂けます。ソーキそば大（700円）は、かつお節からとった出汁が効いていますがあっさりとしていて飲みやすいです。ソーキもほろほろと柔らかいです。別皿で出てくるよもぎを加えると爽快感が出ますのでお好みで味変してください。

住所　那覇市国場40-1
TEL　098-834-7428
営業時間　11：00～16：00（土日祝は～18：00）※月曜定休日

首里そば

ゆいレール首里駅から徒歩5分とアクセスの良い場所にあります。「首里そば（中）」は500円で、かつお節、豚肉などからとった上品なスープにコシのある麺が特徴的です。豚肉のチャーシュー、かまぼこ、生姜がトッピングされています。デザートの氷ぜんざい（250円）も美味しいです。首里城観光のついでにいかがでしょうか。

住所　那覇市首里赤田町1丁目7
TEL　098-884-0556
営業時間　11：30～14：00　※日曜定休日

ラフテー

沖縄の郷土料理の一つで、沖縄風豚の角煮です。皮付きの三枚肉やヒサガーを泡盛とお醤油で煮込んだものになります。泡盛のアルコール度数が高いためお肉が柔らかくなります。また味付けが濃い目のため1ヵ月ほどは持つと言われていて、琉球時代は保存食ともされてきました。

ゆうなんぎい

ゆいレール県庁前駅から徒歩10分のところにあります。アットホームな雰囲気で定番の沖縄料理が楽しめます。何を食べても美味しいとの定評がありますが、赤味噌で味付けされたトロトロのラフテー（720円）は特に人気があります。日替わりランチも620円で3種類から選べます。人気店なので予約をおすすめします。

住所　那覇市久茂地3-3-3
TEL　098-867-3765
営業時間　12：00～15：00　17：30～22：30　※日曜定休日

居酒屋　くめや

ゆいレール旭橋駅 ・県庁前駅それぞれから徒歩7分ほどのところにある沖縄料理の居酒屋です。長時間煮込まれたトロトロのラフテー（880円）はご飯もお酒も進む美味しさです。バラエティ番組で紹介されたことのあるオリジナルのジーマーミ豆腐も是非食べてほしい一品です。飲み放題付きのコースも充実していますので合わせて確認してみてください。

住所　那覇市久米2-11-26
TEL　098-866-9433
営業時間　15：00～0：00

チャンプルー

「チャンプルー」とは沖縄の言葉で「ごちゃ混ぜ」という意味があります。豆腐や野菜を一緒に炒めたものを指します。代表的なのは、ゴーヤを炒めた「ゴーヤチャンプルー」やもやし（マーミナー）を炒めた「マーミナーチャンプルー」、そうめんを炒めた「そーミンチャンプルー」などがあげられます。

名護曲レストラン

許田インターから車で5分のところにあります。沖縄料理が常に200種類以上食べられる食堂ということで地元や観光客多くの人から支持されています。野菜や魚介類など食材は地元産のものが多く、本格的でどれを食べても美味しいと定評があります。観光客でもリピートされる方も多く、是非ローカル感あふれる食堂で沖縄料理を堪能してください。チャンプルーも数種類から選べますが、やぱり一番人気は「ゴーヤチャンプルー定食」850円です。

住所　名護市世冨慶574
TEL　0980-53-5498
営業時間　11:00～21:30（土日祝は～22：00）

ジューシー

沖縄を代表する郷土料理の一つです。豚肉やお野菜をお醤油などの調味料と一緒に炊き込んだご飯です。ジューシーには二種類あり、雑炊の様に柔らかく炊き込んだ「柔ら（ヤファラ）ジューシー」と普通の炊き込みご飯の様な「硬（クファ）ジューシー」です。沖縄では様々な行事に登場するもてなし料理の一つとされています。

うりずん

ゆいレール安里駅から徒歩5分のところにあります。温かみのある雰囲気の居酒屋で沖縄料理から宮廷料理まで頂けて県内各地から集めてきた泡盛も数多く用意しています。ジューシーは2種類あります。ヨモギがアクセントになっている炊き込みご飯風の「フーチバージューシー」324円とおじや風の「ボロボロジューシー」540円です。気になる方は是非食べ比べてみてください。他にはジーマーミ豆腐やドゥル天がおすすめです。

住所　那覇市安里388-5
TEL　 098－885－2178
営業時間　17:30～24:00

ミミガー

豚の耳をミミガーと言い、おつまみとして食べられたり、ミミガージャーキーは定番の沖縄土産の一つです。製法としては、豚の耳毛を直火で除去し、茹でるか蒸すかしたものを千切りにしている。調理法は酢の物にしたり、炒め物にしたりするのが一般的である。こりこりした食感が特徴的でコラーゲンがたっぷりです。

ぱいかじ　沖縄本店

ゆいレール線おもろまち駅から徒歩5分のところにあります。開放的な雰囲気の古民家風の居酒屋で沖縄料理と泡盛と三味線の演奏が楽しめます。琉装したスタッフが出迎えてくれるのも嬉しいポイントです。ここでは様々な沖縄料理が楽しめますが、ミミガーを使った料理もいくつかあります。ミミガーピーナッツ和え（380円）、ミミガーの天ぷら（550円）、ミミガー炒飯（580円）などがあります。泡盛と一緒にミミガー料理を味わってください。県内に他に6店舗あり、関東にも出店している人気店です。

住所　那覇市おもろまち4-8-26
TEL　098-862-2397
営業時間　17:00～01:30 （金土祝前は～3：00）

ヤギ汁

こちらも沖縄の郷土料理の一つであり、沖縄県民のソウルフードです。ヤギ肉は貴重なたんぱく源とされ、スタミナ料理でもあります。沖縄では、新築祝いや、出産祝い、結婚祝いなどとおめでたい日に食べられる料理です。臭いが独特なため苦手な方も多いですが、クセになる人も多いので是非挑戦してみてください。臭い消しのために、生姜やヨモギがトッピングされていることが多いです。

山羊料理　さかえ

ゆいレール牧志駅から徒歩5分ほどのところにあり、国際通りからも近いです。山羊料理や沖縄料理が頂ける居酒屋です。こちらの山羊汁（1,300円）は臭みがなく初めて召し上がる方でも挑戦しやすいのではないでしょうか。また、こちらでは山羊刺身（1,300円）も頂けます。地元のお客さんと観光客でいつも賑わっていて、満席になることも多いので予約をおすすめします。

住所　那覇市牧志3-12-20
TEL　098-866-6401
営業時間　17:00～23:00　※日曜定休日

グルクンの唐揚げ

グルクンは沖縄の方言で「タカサゴ」を指します。主に温かい海に生息する魚で沖縄の県魚でもあります。グルクンは体長25㎝ほどで水中にいるときは青いですが、水揚げされると赤くなります。沖縄では1年中獲れるため、刺身や焼き物などにして食べられますが、最もポピュラーな食べ方がエラとハラワタをとって丸揚げにした唐揚げです。夏が旬の魚です。

ぐるくん

ゆいレール美栄橋駅から徒歩15分ほどのところにあります。マグロ漁船が突き刺さったインパクトのある居酒屋です。新鮮な魚介類を頂けるお店として人気があります。「ぐるくん唐揚げ」700円は注文が入ってから、さばいて揚げてくれます。体長20㎝ほどだからこそ、全身がカリッと揚げられていて、骨まで食べてしまう人が多いです。とびきり美味しい「グルクンの唐揚げ」が頂けます。

住所　那覇市若狭3-20-8
TEL　098-866-3667
営業時間　18:00～23:30　※水曜定休日

海ぶどう

沖縄料理と言えば海ぶどうを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。海ぶどうの正式名称は「クビレズタ」です。沖縄などの温かい海に生息する海藻です。天然ものが獲れるのは宮古島の一部で、私たちが食べている多くのものは養殖です。海ぶどうは栄養価が高いと言われています。そのまま食べても美味しいですが、山芋やマグロと一緒にご飯にかけて丼ぶりにしても美味しいです。

元祖　海ぶどう　本店

屋嘉インターから車で5分のところにあります。カラフルな外見とは裏腹に店内は木の優しい雰囲気の食堂です。沖縄料理と海鮮料理を頂けますが、多くのお客さんのお目当ては「海ぶどう丼」1,200円です。恩納村の海ぶどうがたっぷりのっていて、ウニと山芋がトッピングされています。海ぶどう好きには是非訪れてほしいお店です。

住所　国頭郡恩納村字恩納6091
TEL　098-966-2588
営業時間　11:00～22:00　※火曜定休日

アグー豚

沖縄のブランド豚で、600年前に中国から導入され沖縄で飼い慣らされた「鳥豚」が由来と言われています。肉質は霜降り肉で脂には上質な甘みがあります。一般的な豚よりも成長が遅く、希少価値が高いと言われています。主にしゃぶしゃぶで食べられることが多いです。

まつもと 本店

ゆいレール県庁前駅から徒歩5分のところにあります。アグー豚のしゃぶしゃぶ専門で、多くの著名人も訪れる人気店です。メニューは「あぐーしゃぶしゃぶセット」5,000円のコースのみです。上品な脂のアグー豚を絶品の自家製ポン酢につけて頂きます。お肉のうまみが染み込んだお野菜や〆の雑炊も美味しく、満足いくコースになっています。他にも店舗がありますが大変人気のため、早めの予約をおすすめします。

住所　那覇市松山1-8-5 オーキッド松山 1F1号
TEL　050-2018-2018
営業時間　17:00～23:00

石垣牛

石垣牛の産地である石垣島は日本の最南端に位置し、1年中青々した草があること。起伏した土地で水に恵まれているなど和牛を繁殖させる良い条件が揃っています。そんな石垣島（八重山郡内）で20か月以上飼育されたものだけが「石垣牛」と呼べます。

ステーキハウス88　国際通り店

ゆいレール「牧志駅」「美栄橋駅」それぞれから徒歩7分ほどのところにあります。沖縄の老舗ステーキチェーン店です。沖縄に来たからにはステーキが食べたいという方におすすめのお店です。赤身ステーキはセットで1,800円から頂けます。「石垣牛リブロースステーキ 150g」は12,000円と値段は少し張りますが、地元民からも人気のステーキハウスで是非味わってください。

住所　那覇市牧志3-1-6 勉強堂ビル　２Ｆ
TEL　098-866-3760
営業時間　11:00～22:00

タコス

沖縄に来たらタコライスを食べたいと思う方は多いと思いますが、実は沖縄県民にはタコスも人気があります。言わずと知れたメキシコ料理で薄く伸ばして焼かれたトウモロコシの生地に具材がはさまれている一般的なタコスと大きな違いはありません。戦後30年間アメリカの統治下であった沖縄ではタコスが日常的に食べられており、美味しいタコスが頂けるお店も多いです。

メキシコ

北中城インターから車で10分ほどのところにあります。沖縄でタコスを食べるならメキシコは外せないほど絶対的な存在感があります。メニューはタコスしかなく、お店に入ると「何人前ですか？」と聞かれるのもメキシコの名物です。ドリンクも瓶ものしか置かないこだわりがあります。タコスは1人前（4つ）で500円です。40年間値上げはしていないとのことです。香ばしくてモチっとした生地は一度食べたら虜になるはずです。

住所　宜野湾市伊佐3-1-3 1Ｆ
TEL　098-897-1663
営業時間　10:30～18:00　※火・水曜定休日

タコライス

言わずと知れた沖縄のB級グルメで、沖縄に行く際には是非食べたくなる一品です。こちらは沖縄で生まれたグルメで「タコ」がのっているからタコライスではなく、メキシコ料理の「タコス」から来ています。1984年に「パーラー千里」の創業者の方が提供したのが始まりと言われています。その後沖縄県内での学校給食などで提供され、知名度をあげていきました。

キングタコス金武本店

金武インターから車で5分のところにあります。沖縄では「キンタコ」の愛称で親しまれ、タコライス発祥のお店として地元だけでなく、外国の方からも人気があります。おすすめは「タコライス　チーズ野菜」で600円です。何と言ってもボリューム満点なのがキングタコスの特徴です。テイクアウトも可能です。県内に他に5店舗ありますので是非チェックしてみてください。

住所　国頭郡金武町字金武4244-4
TEL　090-1947-1684
営業時間　10：30～24：00

赤とんぼ

ゆいレール牧志駅から徒歩10分ほどのところにあります。タコスとタコライスの専門店です。イートインスペースはありませんが、外にテーブルとイスが置かれています。タコスは一つ200円で生地がカリッと揚げられているタイプでおやつ感覚で食べられてしまいます。一方タコライス（400円）は那覇で1番美味しいとも言われていて、お肉の旨味たっぷりのタコミートとサルサソースの相性は抜群です。

住所　那覇市松尾2丁目21-16
TEL　098-866-9535
営業時間　10:00～21:00

ハンバーガー

アメリカの統治下であったり、今も米軍基地があることからアメリカ文化が根付いている沖縄には美味しいハンバーガー屋も数多くあります。本場アメリカにも引けを取らないボリューミーで美味しいハンバーガーを是非食べてください。

ゴーディーズ

沖縄南インターから車で15分ほどのところにあります。50年代のアメリカを感じさせる店内で炭火焼のハンバーガーが頂けます。チーズバーガーがコンボ（ポテト、ピクルス、ドリンク付き）で1050円です。溢れる肉汁とチェダーチーズがたまりません。ビールの種類も豊富ですので、是非ハンバーガーと一緒に召し上がってください。

住所　中頭郡北谷町砂辺100
TEL　098-926-0234
営業時間　11：00～21：30

サーターアンダギー

沖縄で定番の揚げ菓子です。沖縄の方言でサーターはお砂糖、アンダギーは油で揚げたものを意味します。縁起の良いものとされていて、食べ歩きやお土産にもぴったりのお菓子です。

歩のサーターアンダギー

ゆいレール牧志駅から徒歩10分のところにあります。こちらで販売しているのはプレーンのみで、小麦粉、砂糖、卵黄だけで作られたシンプルなサーターアンダギーは外はサク、中はモチっとしていて後を引く美味しさとなっています。5個入り450円でお土産用の袋に入ったものを購入出来ます。賞味期限は10日となっています。また、食べ歩き用に1個90円からも買うことが出来ます。売り切れになることが多いのでお早めに注意してください。

住所　那覇市松尾2-10-1 牧志公設市場 2Ｆ
TEL　098-863-1171
営業時間　10：00～（売り切れるまで）　※日曜定休日

沖縄ぜんざい

全国的に「ぜんざい」と言えば、温かいお汁粉に白玉やお餅が入ったものを想像しますが、沖縄のぜんざいは違います。沖縄のぜんざいは甘く煮た小豆の上にかき氷がのったものを指します。食堂やそば屋などで提供しているところも多いですので、見かけたら是非試してください。

千日

ゆいレール旭橋駅から徒歩10分ほどのところにある甘味処です。創業45年の老舗で、地元でも「ぜんざい」と言えばこちらの名前をあげる人は多いです。こちらでは小豆ではなく金時を使用しています。また何と言っても大きな特徴は氷のふわふわ食感です。おすすめは「ミルク金時ぜんざい」450円です。たい焼きや沖縄そばも頂けます。夏場は混みますので並ぶことも覚悟で行きましょう。

住所　那覇市久米1-7-14
TEL　098-868-5387
営業時間　11:30～20:00（冬は～19：00）※月曜定休日

魅力あふれる沖縄料理

同じ日本でありながら、独自の文化を持つ沖縄の料理は他にはない唯一無二のものが多いです。一度の旅行で全て食べつくせないほど魅力の多い沖縄料理ですが一つでも多くの料理を食べて、沖縄の文化に触れてみてください。