うどんだけじゃない!香川出身者がおすすめする香川のお土産16選
讃岐うどんで有名な香川県ですが、それだけではありません。美味しい食べ物や魅力的な伝統工芸品が多くあります。今回は香川県出身のライターがお土産を通じて、香川の多彩な魅力をお伝えしていきます。
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香川県の魅力とは
四国の北東部に位置し、瀬戸内海に面している日本最小の県・香川県。災害が少なく、豊かな自然と利便性を兼ね備えており、観光名所としては、785段もある石段をもつ金刀比羅宮や国の特別名勝にも指定されている栗林公園などがあげられます。また三年に一度、瀬戸内芸術祭が開催されており、直島など現代アートに特化したスポットも多く点在しています。
名産品としてはやはりうどんが有名ですが、そのほかには日照時間の長さを生かして生産されるオリーブや和三盆があります。工芸品では讃岐一刀彫や香川漆器などがあり、最近ではお洒落な雑貨としても販売されています。
今回は香川の紹介もかねて、ぜひチェックして頂きたいお土産を厳選してお届けいたします。
食べ物編
久保田麺業の「竹清の釜かけうどんセット」
内容量:250g×10(つゆ付き)
価格:4,210円(税込)
まずは香川を代表する特産品、讃岐うどんから紹介していきます。こちらはセルフの元祖的なお店・竹清のうどんを楽しむことができるセットです。高松の真ん中に位置する店舗は常に行列ができており、食べるまでがなかなかに大変なのですが、お土産ならば気楽にもちもちの麺を味わうことができます。
日の出製麺所の「かけうどん」
内容量:100g~130g(1人前)
価格:1,080円(税込)
日の出製麺所は昭和5年から続く坂出の名店です。製麺所として麺に強いこだわりを持ち、店舗ではたった一時間しか提供されていませんが、お土産は手に入りやすく、気軽に食することができます。柔らかくもちもちした歯ごたえと粘り強いコシをお楽しみください。
鈴の音紀行本舗の「讃岐あげうどん」
内容量:120g
価格:410円(税込)
こちらは讃岐うどんを使用したスナック菓子です。塩味の他にも、コンソメ味や梅塩味、瀬戸内レモン味など多彩なラインナップがあります。軽い食感で一度食べ始めたら手を止められません。四国のサービスエリアで主に扱われている商品です。
一鶴の「骨付鳥」
地元で長い間愛され続けている名店、一鶴の骨付鳥は濃い目の味付けでビールにもよく合います。しっかりとした歯ごたえの“おやどり”と柔らかくてジューシーな“ひなどり”の二種類があり、食べ比べるのも楽しみの一つです。またこちらでは鳥の炊き込みご飯“とりめし”も高い人気を誇っています。
大西食品の「しょうゆ豆(小)」
内容量:170g
価格:249円(税込)
しょうゆ豆とは、米の裏作として栽培されていたそら豆を醤油やみりん・砂糖などで甘めに味付けをしたもので、香川では古くから農家行事や集落の地神さん等の郷土料理として欠かせないものでした。そのままでももちろんおいしいのですが、唐揚げの衣に混ぜたり、かき揚げの具にしても美味しく食べられます。
志満秀の「しょうゆ豆チーズサンド」
内容量:8袋
価格:1,000円(税抜)
志満秀といえばえび煎餅が有名なのですが、“新しいさぬきの名物をつくろう”と開発されたこちらはえび×チーズ×しょうゆ豆という今までになかった組み合わせが楽しめる商品となっています。しょうゆ豆を砕いたものがチーズの中に入っていて、香りや味だけでなく食感でもしょうゆ豆を感じられます。
三谷製糖の「羽根さぬき(丸箱入り・二段)」
内容量:32個
価格:1,296円(税込)
江戸時代、薩摩の黒糖しかなかった頃に、向山周慶(1747〜1819)が製糖法を確立させてできたのが“雪のように白い”和三盆糖。羽根讃岐は創業から200年以上ずっと変わらぬ製法で作られ続けている、和三盆の干菓子です。ほろりとほどけるような口当たりと上品な甘みが特徴です。
山下おいり本舗の「さぬきのおいり」
内容量:30g
価格:1,980円(税込)
カラフルでかわいらしい見た目が印象的な餅菓子・おいり。テレビなどでも紹介され、最近ではスイーツのトッピングにも使用されていますが、香川では主に西域で結婚式の引き出物として親しまれてきました。サクサクと口の中で溶ける不思議な食感と優しい甘さにやみつきになります。
四国は香川県の西の方にある「三豊市」の、観光情報や魅力をご紹介。瀬戸内一の美を誇るMITOYOの自然美を、あなたも体感しに来ませんか。
宗家くつわ堂の「瓦せんべい(中・紙箱)」
内容量:9枚
価格:1,080円(税込)
明治十年以来、さぬきの三盆白として有名な最高級の砂糖を取り入れて、玉藻城の瓦にあやかって作り出され、代々焼き継がれている瓦せんべい。素朴な甘みとゴマの風味が癖になる美味しさなのですが、その硬さは食べている間に歯が折れそうなほど。大きなサイズもありますが、お土産としては小さめがおすすめです。
名物かまどの「かまどパイ」
内容量:10枚
価格:1,080円(税込)
香川の和菓子屋さんによってつくられている渦巻き状のパイ菓子です。地元では“フランソワ”という愛称で親しまれています。フレッシュなバターの香りと生地に練りこまれたくるみの食感、表面のザラメの甘さには虜になります。リピーターも非常に多いお土産ではないでしょうか。
小豆島オリーブ園の「オリーブ新漬」
内容量:100g
価格:650円(税込)
小豆島の特産品であるオリーブを使用したお土産です。毎年10月に一個一個手摘みで収穫されるグリーンオリーブをあっさりと塩で浅漬けにしています。季節限定品なので手に入りにくい商品ではありますが、ワインのおつまみにでもいかがでしょうか。
オリーブと生きる。日本のオリーブ栽培は小豆島オリーブ園から。100年近い歴史があるオリーブの原木やイサム・ノグチの遊具彫刻など、観光農園としてお楽しみいただけるほか、小豆島のおみやげラインナップも豊富に取り揃えています。
生駒屋の「オリーブの郷(21束セット)」
内容量:約13~14人前
価格:2,800円(税込)
実はうどんだけでなく素麺の生産も盛んな香川県。こちらの商品では素麺にオリーブを練りこんでいます。きれいな緑が涼しげな印象的を与えます。また、素麺にオリーブを加えることで栄養価も高くなるそうです。普通に食べても美味しいのですが、パスタのように食するのもおすすめです。
井上誠耕園の「オリーブ牛がごろごろカレー」
内容量:430g
価格:1,458円(税込)
“オリーブ牛”はオリーブの絞り果実を食べて育った牛で、あっさりとした脂身とコクのある赤身が特徴です。そんなオリーブ牛を生かすためにこのカレーでは独自に調合したスパイスやチャツネが使用されています。ぜひ一度ご賞味ください。
「自然と大地の恵みに感謝を込めて、誠意を持って大地を耕す園でありたい。」そんな願いを込めて名づけた園地では、約4,500本のオリーブと14種類の柑橘を大切に育てています。瀬戸内海、小豆島特産のオリーブオイルをどうぞご利用ください。
雑貨編
IKUNASgの「香川漆器 竹箸」
価格:3,240円(税込)
香川漆器は、寛永15年(1638年)に水戸徳川家から高松藩に入封した松平頼重が漆器や彫刻に造詣が深く、これを振興したことによって始まったとされています。IKUNASgではそのほかにも様々な香川の伝統工芸を取り入れた雑貨が豊富に揃っており、ぜひ一度は立ち寄ってほしいショップです。
RGG Galleryの「タンブラー」
出典:yousakana.jp
(大)
価格:3,780円(税込)
(中)
価格:3,348円(税込)
(小)
価格:3,024円(税込)
香川県出身のガラス作家・杉山利恵さんの手によって生み出されるAji Glassは、瀬戸内海を思い起こさせるような透き通る蒼色が特徴的です。この色合いは香川で産出される花崗岩「庵治石」の粉をガラスに溶かすことで創り出されています。
讃岐の山から生まれた庵治石をガラスに溶かしたら瀬戸内海の色になりました。
山中象堂の「朱ヘタリ達磨」
価格:5,724円~(税込)
金刀比羅宮の長い石段の途中にある山中象堂は讃岐一刀彫によって作られる個性豊かな達磨が有名で、商品によっては予約3年待ちのものも。叩きノミの刀痕をそのままに生かした讃岐一刀彫の風合いと、ポップなデザインが目に楽しい逸品です。
いかがでしたか?
香川のお土産16選、いかがでしたか?
この記事から、讃岐うどんだけではない、香川県の多彩な魅力を少しでもお伝えすることが出来ていれば幸いです。
香川に訪れた際にはぜひとも参考にしてください。
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この記事のライター
東京在住の大学生。趣味は芸術鑑賞と美術館・博物館巡りとお買いもの。