佐賀県の高級旅館５選

変化に富んだ地形が魅力的な佐賀県

九州地方の北西部にあり玄界灘と有明海に面する佐賀県はリアス式海岸や砂浜に囲まれた地形が特徴的です。海だけでなく平野や丘陵、山岳地帯も多く、豊富な自然に囲まれています。有名な有田焼の街では陶芸を楽しめ、その周辺には温泉が点在しているのも佐賀県旅行の魅力です。自然に抱かれる時間と海山の幸を堪能できる高級旅館をご紹介します。

御宿 竹林亭（武雄温泉）

美しく花が咲き誇る御船山楽園に佇む宿です。風情ある数寄屋造りのお部屋は輪島塗の机や格式高い格天井などその贅沢な雰囲気で旅人を迎え入れます。お風呂は竹林に囲まれた露天風呂が魅力です。風の音を聴き、木々の緑を眺めながら湯けむりに包まれ、心地よい湯に浸かる瞬間は心を豊かにしてくれます。お食事は佐賀の海や里山の滋味深い素材を盛り込んだ竹林懐石です。旬魚のお造りや松茸の土瓶蒸しなどを、目と舌で楽しめるよう器に凝って盛り付けたお料理は、旅人の全身を感動で包み込みます。

佐賀県武雄温泉の旅館「御宿 竹林亭」の公式サイト。「ミシュランガイド福岡・佐賀 2014 特別版」で最高評価「5レッドパビリオン」を獲得。武雄鍋島家ゆかり15万坪の御船山楽園の中に佇む、数寄屋造り純和風旅館。

椎葉山荘（嬉野温泉)

嬉野温泉の中心街から少し離れ、緑濃い椎葉山と美しい椎葉川を望む宿です。渓流沿いの一軒宿なので、お部屋はとても静かで落ち着く空間です。木々のざわめき、川のせせらぎ、鳥のさえずり、何もしなくても自然の音が聞こえ、旅人の心を解きほぐしてくれます。レストラン椎葉でいただくお食事は椎葉盛込会席です。佐賀産の食材を京風にアレンジした和牛のしゃぶしゃぶや有明海の魚介を地酒と共にいただけば、今までにない優美な時間を堪能できます。

嬉野温泉大正屋の姉妹旅館「椎葉山荘」は「ななつ星in九州」で巡る九州の旅ツアーの宿泊先にも選ばれました。嬉野温泉街より少し外れた大自然の中の一軒宿。日帰り利用できる嬉野温泉最大の露天風呂「しいばの湯」、バイキングレストラン「山法師」も。

水野旅館（唐津）

唐津湾に面し、唐津城まで5分という場所に建つ宿です。和室の落ち着いたお部屋はどのお部屋からも唐津湾を望め、遠くに浮かぶ島々を眺めながらゆったりと疲れを癒せます。お風呂は温泉ではありませんが麦飯石を使った肌触りが柔らいお湯を楽しめる貸切風呂です。海を一望しながら疲れた足を伸ばし、まったりとした気分を味わえます。お食事は唐津の魚介類を中心とした会席料理です。桜鯛、カサゴ、サザエ、佐賀牛などの唐津ならではの味を佐賀の芋焼酎と共に堪能すれば贅沢感で心が満たされます。

福岡の奥座敷　小京都秋月（温泉）。山懐に抱かれた静寂の宿へようこそ。岩風呂・陶器風呂・檜湯などの露天風呂が好評です。

嬉野観光ホテル大正屋（嬉野温泉）

嬉野温泉街の中心で杉木立に囲まれて佇む温泉宿です。10畳の広々とした和室のお部屋からは端正な日本庭園や遠くの夜景を眺めることができ、落ち着いた雰囲気に癒しを感じます。お風呂は日本三大美肌の湯として有名な嬉野温泉の自家源泉を持った温泉で、豊富な湯量が旅の疲れを流してくれます。青々とした緑を眺め、池で泳ぐ鯉の姿を楽しみながら湯に浸かる時間は静かで落ち着くひとときです。お食事は地元の名産を厳選した会席料理です。有田焼の器に盛られた新鮮なお造り、嬉野名物の豆腐料理などを緑豊かな森の中でじっくりといただく穏やかな時間は最高の思い出となります。

嬉野温泉の旅館大正屋の公式サイト。美肌の湯として知られる、嬉野温泉最大・自然の中の大露天風呂「しいばの湯」など、姉妹館の大浴場が無料でお楽しみいただけます。巡回バスあり。

唐津シーサイドホテル（唐津）

目の前は美しい唐津湾、隣には日本三大松原「虹の松原」がある自然味溢れた宿です。全室オーシャンビューの西館のお部屋からは雄大な玄界灘を一望でき、リゾート気分溢れる雰囲気の中でゆっくり時間を楽しめます。お風呂は絶景の展望露天風呂が自慢です。唐津湾の大海原を眺めながら、天然鉱石を泉源としたお湯に浸かれば、これまでにない極上気分に浸れます。お食事は地産地消の旬食材を様々なテイストで堪能できるカジュアルレストラン、唐津の魚介類や地元の新鮮素材を味わえる日本料理店からセレクトできます。唐津ならではの素材の旨みを美酒でいただく時間は最高に贅沢なひとときになります。

佐賀県唐津のリゾートホテル。唐津湾が目の前に海が広がり、日本三大松原「虹の松原」に隣接。森林浴・海気浴などの自然効果がある癒しとくつろぎのリゾートホテル…。

自然の曲線美が堪能できる佐賀県

佐賀県ならではの入り組んだ地形や緩やかに伸びる山並みの景色は他にはない独自の素晴らしさがあります。豊富な自然が見せてくれる絶景は忘れられない旅の大切な思い出になることでしょう。新鮮な海の幸や山の幸と共に佐賀の地酒をいただき、自然の息吹に耳を傾ければ、もう一度佐賀を訪れたくなります。