昭和から変わらず愛される京都の名店パン屋「志津屋」の名物パン
京都市内を中心に数多くの店舗がある京都のパン屋志津屋。長年京都人に愛されているパンには、どんな種類のパンがあるのか詳しく記載しています。
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アイキャッチ画像出典:pixabay.com
京都で最も有名なパン屋「志津屋」
京都の食と言えば和食やおばんざいを連想しやすいですが、実は京都には有名なパン屋がたくさんあります。その中でも特に有名なのが「志津屋」です。右京区の二条駅近くに本店をかまえる志津屋は三条や烏丸、祇園などの京都の中心街に多く店舗を持っているため、京都に住んでいる人にも馴染み深いパン屋です。1つひとつの価格が高くないので、毎日志津屋のパンを買っている人もいるほどで、会社員や女性のみならず、観光に来ている外国人にも人気が高くなってきています。
愛される理由は創業以来変わらない味
志津屋は昭和23年に創業以来、変わらず京都の人々に愛されてきました。その最も大きい理由が、変わらない味を提供し続けているからです。店舗が増えたりメニューが増えるに従って、味が変わっていくことはよくあることですが、志津屋のパンは創業以来変わらない美味しさを届け続けています。京都の中では祖父母、親兄弟の代から志津屋のファンでずっと食べ続けている家族も多いのです。
代表的な商品「カルネ」
志津屋には代表的なパン「カルネ」というものがあります。
一見するとパンにハムとオニオンスライスが乗っているだけのシンプルなパンに思えますが、これがすごく美味しいのです。具材が少ないがゆえに素材の味とパンの香ばしさがよくわかり、何度でも食べたくなる魅力を持っています。初見の人は本当にこれだけ?という人もいますが、1度食べるとファンになってしまうカルネは志津屋では絶対に外せないメニューです。180円と買いやすい価格なので、気になる方は騙されたと思って食べてみてください。
「チーズカルネ」は焼き直しでチーズがとろける
チーズカルネはカルネの上にチェダーチーズが乗せられたものです。食べる前に電子レンジで温めるかトースターで焼き直すと、チェダーチーズがとろけてさらに美味しくなります。チーズの風味が前に出るので、普通のカルネとは全く違うパンのように思えます。価格は220円です。
人気の高いサンドウィッチシリーズ
どこのパン屋の中でも人気が高いのがサンドウィッチです。志津屋のサンドウィッチシリーズは、変わらない味で大定番のカツサンドから、ヘルシーに食べられるオリジナルサンドまで、老若男女問わずに売れ筋が良い商品ばかりです。
創業当時から変わらない味「元祖ビーフカツサンド」
創業当時からのファンが大勢いる、志津屋のサンドウィッチシリーズの定番元祖ビーフカツサンド。シンプルな味ながらも、サクッとしたカツと甘めのソースは飽きがきません。長年シェフがこだわり続けている人気商品です。ワンコインの500円でボリュームがあるところも人気の高いポイントです。
ふわっとした優しい味「ふんわりオムレツサンド」
オムレツサンドのオムレツは優しく素朴な味で、何個も食べられる美味しさをもっています。ふんわりしたオムレツを引き立たせる、甘い中にも少しだけピリッとするマヨネーズとマスタードの組み合わせがよく合います。480円とは思えないほどボリューム満点のオムレツです。
ヘルシーなのにボリュームあり「オリジナルサンド」
たまごも野菜も取りたいし、ヘルシーなサンドウィッチが良いという方はオリジナルサンドがおすすめです。ハム・たまご・野菜の入ったミックスサンドはボリュームに欠けるという商品も多い中、志津屋のオリジナルサンドは満足感のあるボリュームです。誰しもが好きなサンドウィッチなので、シェアしながら食べるのもおすすめです。価格は460円とミックスサンドにしては高いですが、納得できる味とボリュームです。
シンプルながらも絶品「カスクート」
固めのフランスパンの中に、ボンレスハムとペロセスチーズが入ったカスクート。こちらも食べる前に温め直す方と、1番美味しく食べることができます。フランスパンがハードタイプのため、手でちぎりながら食べることになりますが、ボリュームがあるのでこれ1つでお腹いっぱいになることも多く、男性に人気が高いメニューです。主食にカスクート、さらにスープを用意すればこれだけでお腹がふくれます。ボリュームがあるのに370円という価格設定もポイントです。
お腹がへっているときには迷わずおかずパン
お腹がすいているときには、香ばしい匂いの漂うおかずパンがおすすめ。焼きたてのおかずパンはついつい追加で買ってしまいたくなります。
鉄板で美味しい「ラングドッグ」
フランクフルトをロールパンで包んだラングドッグは、他のパン屋でもよく見かけるメニューです。志津屋のラングドッグの最大の特徴は甘めのケチャップで、どこか懐かしい味で定期的に食べたくなってしまう魅力をもっています。学生から大人まで幅広い年齢に支持されているため、毎日のように置いてあるメニューです。170円と安いので、他のパンを買うついでにとつい買ってしまいます。
「デリカクロワッサン オニオン&ベーコン」は毎日でも飽きない
デリカクロワッサン オニオン&ベーコンは、良い匂いにつられたという表現が1番当てはまるパンです。クロワッサンの香ばしい匂いにチーズの香りが合わさって、ついつい手が伸びてしまうおかずパンです。比較的味が濃いので、ガッツリ食べたいという人に向いています。味が濃いのに毎日食べていても飽きないということで、リピーターが続出するデリカクロワッサン オニオン&ベーコンの価格は190円とお手頃価格になっています。
食べ応え抜群なフランスパン
ガッツリ食べたい人やフランスパンが好きな人には、フランスパンシリーズは見逃せません。志津屋のフランスパンはソフトもハードもあり、固さに合った味付けが魅力です。
ガーリックの匂いが食欲をそそる「ガーリックフランス」
ガーリックフランスはシンプルながらも根強い人気があるメニューです。しっかりとガーリックが塗ってありますが、食べ始めるとそこまでガーリックの匂いがきつくないので、ぺろりと食べ終わってしまいます。特に夜に買って帰る人が多く、夕方には数が少なくなっていることもよくあります。140円と安価のため何個も買って帰る人がいるほどの人気商品です。
明太子好きなら外せない「辛子明太子フランス」
辛子明太子とフランスパンの組み合わせは辛子明太子好きにはたまらないものですが、志津屋の辛子明太子フランスはあまり辛くないので、辛子明太子が苦手という方にもおすすめです。辛子明太子なのでピリッと辛いですが、それを緩和してくれるまろやかさがあり、フランスパンが大きいこともあって子供でも食べられる程度辛さに感じます。辛子明太子フランスはソフトタイプのフランスパンで作られていて、表面はカリッと中はふんわりした食感が楽しめます。価格は150円です。
京都を中心に京都・大阪に23店舗展開
京都市内を中心に京都に22店舗、大阪にも1店舗あります。主に京都にあるので、京都観光のついでに寄ったり、ホテルでの朝ご飯にしたりと利便性が高いのも人気の理由です。
本店
住所 京都市右京区山ノ内五反田町10
TEL 075-803-2550
営業時間 7:00~20:00
定休日 1月1日
イートインスペース 6
駐車場あり
京都駅を利用することがあるときには八条口にある店舗がおすすめです。新幹線の改札を出てすぐの場所にあります。
京都駅
住所 京都市下京区東塩小路町8-3 JR京都駅八条口 アスティロード内
TEL 075-692-2452
営業時間 7:00~22:00(金土日祝は23:00まで)
年中無休
祇園での用事のときには祇園四条店が便利です。京阪祇園四条駅の構内にあります。
京阪祇園四条店
住所 京都市東山区四条通大橋東入川端町192 京阪電鉄 祇園四条駅構内
TEL 075-561-1930
営業時間 7:00~21:00
年中無休
ビジネス街でもある烏丸の志津屋はテラス席が完備されています。
烏丸御池店
住所 京都市中京区虎屋町地先 地下鉄烏丸御池駅構内
TEL 075-211-7205
営業時間 7:00~21:00
店休日 1月1日
イートインスペース 27
唯一の大阪店舗 京阪くずは店
志津屋唯一の大阪店舗は、京阪くずは駅の駅ビルに入っています。
京阪くずは店
住所 大阪府枚方市楠葉花園町14番1号 京阪くずは駅ビル内
TEL 072-864-5900
営業時間 8:00~21:00
年中無休
1度食べるとやみつきになる「志津屋」のパン
京都は歩いて回れる観光地がたくさんあるので、京都観光のお供に志津屋のパンはいかがでしょうか。公式HPには他の店舗情報や、毎月出ている新作パンの情報などものっているので、興味がある方は是非チェックしてください。
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