【スズキ イントルーダー400クラシック】休日はワイルドにいこう!

【スズキ イントルーダー400クラシック】休日はワイルドにいこう!

「これって本当に400ccなの?」と疑ってしまうほどのどっしりと構えたワイルドなたたずまい。肉付きのいいその見た目はもちろん、パワフルなエンジンで、日常を非日常へと変えてくれます。今回はそんなスズキ イントルーダー400クラシックの紹介です。

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スズキを代表するアメリカンクルーザー

イントルーダーシリーズは1985年から続く、スズキを代表するアメリカンクルーザーです。これまで400ccのみならず、1400cc、800cc、750cc、700cc、600ccと多彩な展開をみせています。現在は400ccのみの販売ですが、2016年で生産終了とアナウンスされました。

そんなイントルーダー400クラシックの特徴や新車価格などをご紹介します。国産アメリカンは排気音が大人しいイメージがありますが、イントルーダー400クラシックは本格的な迫力のあるエキゾーストノートが魅力です。

力強い加速を生み出すVツインエンジン

やはりクルーザーといえば空冷Vツインエンジンですね。横から見たときに、Vツインエンジン型のエンジンが車体デザインの一部となる特徴があります。さらにエンジンの魅力は、エアクリボックスがクロームメッキで美しさをアピールしています。

マフラーは純正だと1気筒1本となっています。このマフラーがアメリカンらしい荒々しいエキゾーストを奏でている秘訣です。一般的に多い純正マフラーは、たとえアメリカンであっても2in1となることが多く、排気音も大人しめとなります。しかしこだわりの強いスズキでは、このようなまるでカスタムマフラーのように仕上げているので、攻めの設計であることがわかりますね。

こだわりのシャフトドライブ方式を採用

チェーンドライブが一般化しているバイク業界ですが、イントルーダー400クラシックでは、ワイルドなシャフトドライブ方式を採用しています。雨の日や路面の状態の悪いツーリングのあとには一般的なバイクではチェーンのメンテナンスが必須ですが、ドライブシャフト採用バイクではメンテ不要。また、長期間ノーメンテでOKなので、特にロングツーリングを繰り返すユーザーにとっては好都合です。

見た目もドライブシャフト方式ならではのシンプルなデザインとなっており、「これが好き」というマニアもいるほどです。なにかとメリットの大きいシャフトドライブ方式は、メンテナンス料が余りかからないため、メーカーにとっては生産コストがかかり、バイクショップが儲からないなど、業界的には嫌われがちな存在です。

しかし、裏を返せばイントルーダー400クラシックはユーザー第一主義で設計されていることがわかります。

ワイルドなリジッド風サスペンション

出典:free.gatag.net

一見するとリアサスペンションのない、ヴィンテージアメリカンのような雰囲気がありますが、実はリアサスペンションは存在し、見えないように取り付けられています。乗り心地を損なわず、見た目を追求する設計もイントルーダー400クラシックならではです。

また、純正でステップボードが取り付けられており、ライディングポジションの選択幅が広く、ロングツーリングでも疲労感を抑えるような工夫がされています。国産アメリカンクルーザーということで、輸入アメリカンにありがちな日本人体型に合わないという心配もありません。国産アメリカンを選ぶ理由の一つといえますね。

イントルーダー400クラシックの新車価格

イントルーダー400クラシックにはスポークホイールとキャストホイールの2種類が用意されています。それぞれ新車価格は85万3,200円(スポークホイール仕様)と88万5,600円(キャストホイール仕様)です。

また、気になるエンジンパワーは最高出力33PS/8,000rpm、最大トルク3.4kgf・m/6,000rpmとアメリカンクルーザーらしい力のあるエンジンが採用されています。

新車は在庫限りだ急げ!

これまで年々厳しくなる排ガス規制に対応するために、進化してきたイントルーダー400クラシックです。生産終了に関しては2017年以降、自動車排ガス規制がさらに強化されることが影響していると思います。

イントルーダー400クラシック以外の他メーカーのモデルにも影響があるようですが、イントルーダー400クラシックが新規制に対応し、継続して販売されるのかは不明です。このことから気になる方は急いで購入することをおすすめします。

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この記事のライター

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自動車、バイク、アパレル関係のお仕事に携わっておりました。その経験を生かしライター活動をさせていただいております。

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