スズキ グラストラッカー/グラストラッカービッグボーイがかっこいい!
2000年から発売されているおしゃれバイク、グラストラッカーとグラストラッカービッグボーイ。それぞれの違いがイマイチわからないよ、という方も、おしゃれバイクに目がない方にもおすすめの250ccです。誰にでも扱いやすく、走りが楽しいと感じられるバイクですよ。
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アイキャッチ画像出典:www.mr-bike.jp
2000年代に大ヒットしたストリートバイクの代表
グラストラッカーは、2000年代初頭のトラッカーバイクブームで大ヒットし、現在ではスタンダードとなっているモデルです。軽量で、シンプル、単気筒で扱いやすいエンジンは、誰にでも親しみやすく、ノーマルからカスタムまで幅広いユーザーに愛されています。
グラストラッカーには、グラストラッカービッグボーイというもう一つのモデルがあり、一見同じようですが、それぞれの違いを知って、バイク選びに役立ててください。
グラストラッカーとグラストラッカービッグボーイの違いは?
グラストラッカーとグラストラッカービッグボーイの大きな違いは、ホイールの経にあります。グラストラッカーはフロント18インチ、リア17インチですが、グラストラッカービッグボーイはそれぞれ1インチずつ大きく、フロント19インチ、リア18インチです。
一般的にはこれだけの違いにとどまりますが、違いはそれだけではなく、フロントフォークとリアスイングアームも、グラストラッカービッグボーイは延長されています。そのため同じフレーム、同じ外装パーツですが、グラストラッカービッグボーイの方が、全体的に大きい車体です。
またグラストラッカーのシート高は750mm、グラストラッカービッグボーイは790mmと40mmの差があります。これにより足つき性が大きく違い、特に女性ライダーでは、シート高の低いグラストラッカーを選択する傾向がみられます。
しかし、車両重量はグラストラッカー136kg、グラストラッカービッグボーイは139kgとあまり大差はなく、さらに軽量なので、少々足つきが悪くてもそれほどこだわる必要もありません。車体の大きなグラストラッカービッグボーイも、本格的な走行性能が魅力となっています。
扱いやすい単気筒エンジン
グラストラッカー、グラストラッカービッグボーイは、サイズの違い以外、エンジンなどは共有です。エンジンは扱いやすい249ccの単気筒エンジン。街乗りから、オフロードまでオールラウンドに使用できる、高性能で、低燃費化のためにフューエルインジェクションシステムを採用しています。
これにより、一年を通し、安定した始動性も魅力です。カタログ燃費は48.0km/L(60km/h)2名乗車時となっており、少々乱暴な扱いをしても燃費が悪化することはありません。また、最高出力19PS/7,500rpm、最大トルク2.1kgf・m/5,500rpmと、十分なパワーで、タンデム(二人乗り)走行でも問題なく走ります。
トラッカーの特徴を踏襲したスタイルがいい
アメリカントラッカーの特徴を、純正ながらしっかりとトレースしたグラストラッカー/グラストラッカービッグボーイ。純正では乗り心地の悪化が懸念されることから、あまり採用されないフラットシートはその証でしょう。
また、機能性も期待できるフォークブーツがスタイルを盛り上げます。そのほかブロックパターンタイヤの装着などにより、本格的なオフロード走行も可能としました。ただのファッションバイクではないところがスズキ車らしい設計となっています。
実用性抜群のファッションバイク
さて、グラストラッカーとグラストラッカービッグボーイの違いはおわかりいただけましたか? それぞれ2000年から続くロングセラーバイクとなっています。気になる新車価格はグラストラッカーが43万920円、グラストラッカービッグボーイが46万3,320円。それぞれこだわっているバイクですが、価格は控えめとなっていますね。
手軽に扱える単気筒エンジンなので、遊びにも、通勤にもいかがでしょうか?
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この記事のライター
自動車、バイク、アパレル関係のお仕事に携わっておりました。その経験を生かしライター活動をさせていただいております。