あなたはいくつ鑑賞済み？ 歴代興行収入の映画TOP5

映画好きなら押さえておきたい5本を紹介！

映画が大好きで毎日観ていると、何を観ようか迷う事はありませんか？そんな時こそ、今まで何となく観ないでいた超有名作品をチョイスしてみてはいかがでしょうか。世界の歴代興行収入TOP5に入る作品をご紹介します。（インフレーション調整されたデータを参照しています。）

1.「風と共に去りぬ」（1939/ヴィクター・フレミング監督）

マーガレット・ミッチェルの同名原作小説が1936年に出版されると同時に大ヒットを記録したことから、映画化の企画が持ち上がり、1939年に公開されました。3時間42分の大長編です。

1860年代、南北戦争のころのアメリカで裕福な農園領主の娘として生まれたスカーレット・オハラの半生を描きます。日本で公開されたのは太平洋戦争後の1950年代の事でしたが、南北戦争後にスカーレットが復活を遂げるものの、精神的に満たされることが無い姿が、戦後復興中の当時の日本社会と重なり大きな反響を生んだと言われています。

2.「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」（1977/ジョージ・ルーカス監督）

現在もなお、新作が制作され続けているスター・ウォーズ シリーズの第1弾です。当時はまだ珍しかった特撮の技術などが高く評価され、話題になり、大ヒットを記録しました。しかし公開されるまでは子供だましの駄作だという噂が圧倒的で、ジョージ・ルーカスはすっかり自信を無くしてしまっていたそうです。

銀河帝国による圧政に苦しむ銀河系で、反乱軍を率いるレイア姫と、父からフォースの力を受け継ぐルーク・スカイウォーカーの冒険を描きました。究極のエンターテイメントと言えるポジティブなストーリー展開や、特徴的なキャラクターによって今も人々に愛され続けています。

3.「サウンド・オブ・ミュージック」（1965/ロバート・ワイズ監督）

原案はマリア・フォン・トラップという女性による自叙伝「トラップ・ファミリー合唱団物語」で、1959年にブロードウェイで「サウンド・オブ・ミュージック」というタイトルでミュージカル化されました。そのミュージカルのヒットを受けて映画化され、映画版もアカデミー賞作品賞を受賞しました。

舞台はドイツからの侵略の脅威にさらされている第二次世界大戦時のオーストリア。修道女見習いのマリアは、元気が良すぎていつも空回り。他の修道女たちのからかいの対象でした。そんな状況を見かねた修道院長に、家庭教師の仕事を紹介されたことから始まる物語を描きます。現代の私たちにも馴染み深い有名な歌が多く出てきます。大人も子供も楽しめる作品です。

4.「E.T.」（1982/スティーブン・スピルバーグ監督）

誰もが知っている茶色いアイツ。そう、「E.T.」も歴代興行収入第4位にランクインするヒット作です。ちなみにE.T.ってExtra Terrestrial（地球外生命体）の略だって知っていましたか？1000万ドル程の決して高くはない予算で制作されたにも関わらず、アメリカ国内だけでも当時の史上最高額の興行収入を記録しました。そして公開から約30年が経過する1993年に「ジュラシック・パーク」（こちらもスピルバーグ監督の作品！）に抜かれるまで世界1の記録を破られることはなかったのです。

地球に取り残されてしまった宇宙人（E.T.）と少年の交流と友情を描いた作品です。有名な自転車が飛ぶシーンの自転車は日本製であったり、スピルバーグ監督が物語の着想を得たのは「ドラえもん」だという噂があったり、日本人としてなかなか興味深いエピソードも多々。

5.「タイタニック」（1997/ジェームズキャメロン監督）

1912年、実際に起きたタイタニック号の沈没事故を基に制作された映画です。「アバター」によってその記録を抜かされるまで、興行収入は史上最高額（インフレーション調整前）、ギネスブックにも掲載されるほどでした。アカデミー賞でも作品賞を初めとし、11部門で受賞するなど、興業面でも、作品の質の面でも高い評価を得ました。

貧しい画家志望の青年と、裕福な貴族の令嬢が、豪華客船タイタニック号の上で出会い、惹かれあう悲恋は、時代を超えて魅力的です。また、この作品で、主役を演じたレオナルド・ディカプリオの美少年ぶりにも注目です。

迷ったときには名作をチョイス！

いかがでしたか？意外と今まで鑑賞しないままにしてきた作品もあったのではないでしょうか。世界的に「名作」と呼ばれ、ヒットした映画は好き嫌いを問わずに一度は鑑賞してみたいものですね。何を観ようか迷った時にはぜひ参考にしてみてくださいね！