30代でも早くない!エリートビジネスパーソンのショーファードリブン”VELLFIRE”
成功を収めたなら、それを誇示することに躊躇することはないのでは?もちろんシングルの方がドライバーズカーとしていたらちょっと違うかな?とは思いますが、運転は専属ドライバーに任せてとか、パートナーや家族を乗せて、または同じ境遇の仲間を乗せてとか。かなり優雅なチョイスではあると思います。
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TOYOTAブランドの新しい”高級感”
レクサスの登場以来、かつてクラウンやセルシオで日本の高級車を牽引してきたトヨタはまた別の方向性を探らざるを得なくなりました。世界一の企業トヨタであるがゆえに伝統のクラウンを生かすことはできてはいるものの、レクサスと比較するとその中途半端さは拭いきれません。そんな中ショーファードリブンとしてももってこいのカテゴリーに成長したLLクラスミニバンで、レクサスとはまた別の高級感を表現することができるのようになりました。それがアルファードであり、また巨大企業トヨタの力を誇示するかのようにバッジエンジニアリングでアルファードの高級感とは別の高級感を表現したのがVELLFIRE(ベルファイア)です。
“チョイ悪おやじ”のLLクラスミニバン
出典:toyota.jp
TOYOTA VELLFIREはEセグメントのLLクラスミニバン。いわゆる「バッジエンジニアリング」でアルファードの姉妹車となります。ヴェルファイアがネッツ店扱いで、アルファードがトヨペット店扱いですが、その味付けはエクステリアを中心に正反対と言っていいほど違います。アルファードが正統派の優等生であれば、ヴェルファイアは“チョイ悪おやじ”。どちらにしてもレクサスが別ブランドである現在では最高級車種で、日本を代表する“ショーファードリブン”であることには間違いないでしょう。先行して販売されていたアルファードの1グレードの後継車種として2008年にデビュー。先述のとおり、「上品さや洗練さ」がウリのアルファードに対し、ヴェルファイアは、「力強さや先進性」を目指しました。現行は2代目です。
出典:toyota.jp
パワートレーンはFFと4WDをラインナップさせる2500cc直列4気筒DOHCエンジンと3500ccV型6気筒DOHCの2種類のガソリンエンジンと、2500cc直列4気筒DOHCエンジンとフロントとリアそれぞれ独立したモーターによる4WD、E-Four(電気式4WDシステム)のハイブリッドシステム。圧巻のエクステリアは力強さ、躍動感、大胆不敵なインパクトで、大空間高級サルーンを表現しており、押し出しの強さがウリです。また「セルフリストアリングコート」を採用、洗車などによる小さなすり傷を自己修復するという優れものです。インテリアはとにかく広大。そして高級。フラクセンやブラックのセミアニリン本革を使用しており、オリーブ・アッシュバール木目調が高級感を引き立てます。パッセンジャーが少ないときには、最大1,160mmのスーパーロングスライドが助手席にくつろぎを与えます。またそれを利用したシートアレンジは多彩でパッセンジャーの人数によりオンデマンドな快適さを演出します。スイッチで操作できる運転席8ウェイシートはドライバーズカーとしての有能さも証明し、さらに助手席も4ウェイパワーシートとなっています。また7人乗りのセカンドシートは、超ロングスライドの足元広々リラックスキャプテンシートです。
圧巻の“ロイヤルラウンジ”
さらにカスタマイズカーとなりますが、“ロイヤルラウンジSP”/“ロイヤルラウンジ”はこの車格にして4人乗り、「ロイヤルラウンジ専用VIPシート」、「リヤコンソール」、「集中コントロールタッチパネル」、「ロイヤルラウンジ専用 リヤエンターテインメントシステム(24インチ液晶ディスプレイとJBLプレミアムサウンドシステム)」、「エクストラキャビネット」、「ルーフパネル」等、素材にも本杢(ローズウッド)や本杢(バンブー)を使用したりと、超高級な上にさらにこの広大な室内空間ゆえに実現できたスペシャルスペースです。
”最高級”には”最高級”の安全装備
出典:toyota.jp
安全装備については、ミリ波レーダー方式の「プリクラッシュセーフティシステム」、障害物を検知すると発進時にエンジン出力を抑制したり、自動的にブレーキをかける8センサーの「インテリジェントクリアランスソナー」、コーナーの行き先を照らしてくれる「LEDコーナリングランプ」、ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」、VSC、TRC、ABS、EPSと走行系の制御システム類などを統合マネジメントする「VDIM」、滑りやすい路面等で走行安定性を確保する「S-VSC」など、巨体が上の危険性や不安定さ、さらに周囲への気遣いにはぬかりがありません。
ショーファードリブンとしても・・・、ファミリーや仲間との至福の共有にも・・・
いかがでしたでしょうか。やがて成功した暁には、専属のドライバーの運転とこの高級感溢れるショーファードリブンに身をゆだねる夢を見るのは悪いことではないと思います。また、まだパートナーを決めきれていない人が、ドライバーズカーとしてこのクルマを選択するのは愚の骨頂ではありますが、同じ境遇の仲間を載せたり、パートナーや家族を得たときには自らがドライバーとなり、仲間、そしてパートナーや家族に至福の時間を提供するのもまたよろしいかと。
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この記事のライター
クルマとともに育ってきました。趣味はクルマ。出かけるのもクルマです。ドライブ、特に温泉が趣味で、おいしいそばを求めて旅に出ることもあります。