圧倒的な破壊力!破壊神リドリー・スコット監督のおすすめ映画4選
リドリー・スコットという監督をご存知でしょうか。彼ほど「破壊」にこだわった監督は他にいません。今回はリドリー・スコット監督のおすすめ映画をご紹介します。
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映画界の破壊神
泥沼やパニック、破滅に突き進む姿を描かせたら、監督のなかでもリドリー・スコットの右に出るものはいないといえるほど、破壊的な映像を撮る監督です。
有名作品も多く、知名度も高く、熱烈なファンを持つリドリー・スコットならではのおすすめ作品をご紹介します。
ブラック・レイン(1989年)
故松田優作が出演したことでも話題を呼んだ、アメリカ版やくざ映画です。アメリカのギャングとは違う、日本のやくざのキモが冷えるような恐ろしさや心の底からぞわっとする恐怖を全体的に薄暗い映像で見事に描いた作品です。
テルマ&ルイーズ(1991年)
平凡な女性ふたりがどんどん破滅の道へと追い詰められていき、最後は崖から車で飛び降りるという衝撃的なエンディングを迎える問題作です。旅の途中で、さまざまな男たちが彼女たちを傷つけていく姿は、実際にもありそうで本当に怖いもの。乾いた大地を車で爆走する主演のスーザン・サランドンとジーナ・デイヴィスの名演技はもちろん、唯一彼女たちの味方であろうとする警部役ハーベイ・カイテルの心情の映像も見事です。
白い嵐(1996年)
航海訓練に出た学生が乗る船がメキシコ湾で白い嵐に遭遇し沈没した実在のストーリーを映画化したものです。船乗りたちが心底恐れる白い嵐を圧倒的な破壊力で表現し、見ているほうも溺れてしまうような錯覚を覚えるほどインパクトがあります。
ブラックホーク・ダウン(2001)
彼の代表作と言っても過言ではないのが「ブラックホーク・ダウン」です。
ソマリア内戦でアメリカ軍が行った作戦とその失敗、そこに投入された兵士たちの混乱と戦局の泥沼化などを圧倒的な破壊力で描く問題作です。実際の戦場では同等・それ以上の悲劇やパニックが起こっているのだろうなと想像するだけでも身の毛がよだつほど激烈な映像です。
「破壊」に対するこだわり
リドリー・スコット監督作品は、普段とは異なる場所に置かれたものの混乱やパニック、混沌や悲劇を破壊的に描くものが多いのが特徴です。ほかにも素晴らしい作品がたくさんあるのでご覧ください。
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