イケメン集合!感動で涙が出るほど凄いサラブレットたち【入門編】
競馬に興味がない人でも、知ってみるとサラブレットが走る姿はとてもカッコイイものだと感じると思います。特に実際に競馬場に行って間近で馬が走るところを見れば、その迫力に相当な衝撃を受けても不思議じゃありません。今回は中でも走る姿のカッコイイ、見た目がイケメンの牡馬に絞って紹介します。
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競馬=エンターテイメント
「サトノダイヤモンド」がクラシック最後の一冠「菊花賞」を制し、昨年の年度代表馬「モーリス」が天皇賞秋を優勝。2016年の競馬も、秋のGIシーズン折り返しを迎えました。
競馬の魅力は、お金をかけて結果に一喜一憂するというギャンブル面以外にも、たくさんの魅力があります。例えば「血統から生まれるドラマ」という魅力、馬主や馬を管理する厩舎サイドの「人間模様」、生活のかかる「ジョッキーの思い」などエンターテイメントとしての魅力です。
今回は多くの魅力の中でも「カッコイイ馬の走りを見て感動する」という点にフォーカスしてみたいと思います。「入門編」ということで、まずは有名な馬たちから。
ディープインパクト
言わずと知れた、史上2頭目の”無敗”での3冠馬。
通算14戦12勝(内失格1)。
GⅠ通算7勝(歴代1位タイ)。
通算種付け数1217頭(2015年度まで)。
デビュー初戦から引退する「有馬記念」まで全14戦で鞍上を務めたのは武豊騎手。
3歳クラシックの一冠目「皐月賞」で勝利した後のインタビューで武豊は「もうパーフェクトです。走っているというより”飛んでいる”感じなんでね」という名言を残しました。
ディープインパクトは当時最も有力な種牡馬であった『サンデーサイレンス』産駒であった割には、牧場から売りに出された時、7000万円という比較的低価格で取引されました。
しかし、オグリキャップブーム以来の「競馬ブーム」を巻き起こすほど、数々の伝説を残したのち、ディープインパクトの一度の種付け料は3000万円(2016年)にまで上っています。
サトノダイヤモンド
出典:uma-jin.net
現役からこの馬を。2016年の牡馬クラシック戦線は「史上最強」とまで言われるほど、強力な3歳馬が揃っていました。
その中でも特に強豪といわれる3頭が”3強”と言われていますが、一冠目の皐月賞、二冠目の日本ダービーをわずかな差で勝利を逃していたサトノダイヤモンド。
本馬はサトノの冠名で知られる『里見治』オーナー(セガサミーホールディングス会長兼社長)の所有馬で、2億4150万円で落札した超良血馬。
ここまで7戦5勝。
そのサトノダイヤモンドは10月22日に行われたクラシック最後の一冠「菊花賞」を見事にとって見せました。実はサトノダイヤモンドの父は上述の『ディープインパクト』ですが、ディープインパクト産駒が「菊花賞」を獲得したのは初めてのこととなりました。
この馬の特にカッコイイところは走りかたがとても真っ直ぐなんですね。体重自体は500キロ前後と大きい方なのに、とても引き締まったフォルム。
名前の通り額に菱形のダイヤモンドのような形で毛色が分かれているのも、実はカッコイイところです。
ゴールドシップ
”芦毛の怪物”と呼ばれ、多くのファンに親しまれたゴールドシップ。芦毛馬の中央競馬GI最多勝利数、最多獲得賞金額の記録を保持しています。おもな勝ち鞍は皐月賞、菊花賞、有馬記念(2012年)、宝塚記念(2013年・2014年)、天皇賞(春)(2015年)。
特に多くの競馬ファンに愛されたのは、きっとその性格でしょう。
圧倒的な強さを見せたかと思えば、2015年の「宝塚記念」のように、大きく出遅れて大敗を喫してみたり。
人間でも、完璧な優等生よりも、どこか抜けていておちゃめな人の方が人気があったりしますよね。
トーホウジャッカル
北海道の竹島牧場で2011年3月11日、東日本大震災の当日に生まれたトーホウジャッカル。
2歳の夏に腸炎に見舞われ生死の境をさまよいました。
このことで通常よりもとても遅いデビューになってしまいましたが、結果的にはデビューから149日でクラシック3冠目の「菊花賞」を制し、史上最短のクラシック制覇となりました。
トーホウジャッカルの良さは、その境遇がちょっと変わっていること。
お腹を壊してデビューが遅れたり、菊花賞制覇の後は怪我や体調不良によりレースに使えないようなところがありながら、力を持っているところです。
そして一番の魅力はそのルックス。
金髪の長いタテガミを揺らしながら走る姿はとても優雅です。
ザ・グレート・フレデリック
最後に紹介するのは、番外篇というか、競走馬じゃない馬なんです。
ただご覧の通り見た目がすごい迫力!『北斗の拳』の黒王号に似ていると思いませんか?
オランダ北部フリースラント州が原産地とされる、フリージアン・ホース。その中でも世界で最も美しいとされているのがこの通称”フレデリック”です。
以上に長いそのタテガミをなびかせて走る姿は確かにイケメン。
真っ黒な馬体は、逆に圧倒的な存在感を演出しています。
フェイスブックのファンページでは世界中から12,500以上のフォロワーが集まっていて、すでに凄い人気を誇っています。
馬が走る姿を見てスッキリする!
厳しい訓練をこなし、体の引き締まって毛ヅヤのとてもいい馬はカッコイイものです。
その馬たちが全速力で走るレースを間近で観戦すると、迫力満点でスカッとします。
デートで競馬観戦も盛り上がっていいんじゃないでしょうか?
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この記事のライター
ドラッグストア店長から畑違いの制作業界へ、転職をしたばかりだったのに強引にその制作会社を辞めてフリーに。なんだかんだ言ったって「どーせ人生はギャンブルだ」と思うようにしました。スポーツも音楽もプレイすることが好きなアウトドア派。”あたかも”ではなく、一次情報を発信していきたい。