世界トップクラスを体感できるビジネスクラスを提供する航空会社

移動手段の飛行機。その中で客室乗務員たちの接客を受けます。そしてその接客と客席の差がそれぞれのクラスです。ビジネスクラス以上は特にその上質な接客を感じることができます。しかし、ビジネスクラスにも「質」の差があります。今回は、移動中に体感することのできる、世界トップクラスの接客を提供している航空会社を紹介します。

2014年、2013年と英国スカイトラックス社が調べた、ワールド・ベスト・ビジネスクラスのランキング1位のカタール航空。
その質の高さには驚きます。席の空間はとても広く、足を伸ばすのには十分すぎる広さで、周りを気にせずにいられるノイズキャンセリングヘッドホンが配布されます。さらに、座席にはマッサージ機能も付いているのです。

着席すると、すぐに客室乗務員に自己紹介をされ、シルク100%のパジャマとおしぼりが渡されます。アメニティーはなんと「ジョルジオ・アルマーニ」。ウェルカムドリンクも質が高いと評判です。加えてフルコースが「いつでも好きな時に」食べられる。通常、食事の時間は決められています。食事が好きな時に食べられるというのは、カタール航空のビジネスクラスの特徴とも言えます。

多数を相手に接客するというよりは、個人のニーズに応えるために自由をきかせてくれているのがカタール航空。それが世界一の理由のようです。

食事も上品で、美味しいです。さすが、世界各国のセレブシェフがプロデュースしているだけあります。そして、好きなタイミングで食べられるので、余計に美味しく感じます。

日本人である程度の収入がある人はもしかしたらシンガポール航空のビジネスクラスに搭乗したことがあるかもしれませんね。

シンガポール航空の世界でトップクラスの接客をしてくれると言われているビジネスクラスです。まず、座席が広いというのに驚きます。横幅は2人ほど座れる広さにとっているそうです。シンガポール航空は接客もさることながら、食事もおいしいと人気。アジア料理ならではの食事や質の高い料理、スイーツを味わうことが可能です。

シンガポール航空の特徴としては、座席の広さに加え、客室乗務員さんたちがよく客のことを見てくれていて、すぐに気づいてくれます。客のことを第一に考え行動してくれるというのは、長いフライトでは確かります。

シンガポール名物の「シンガポールスリング」。これは飲まずにはいられません。

キャセイパシフィックの座席は今までの2つの航空会社よりは狭いのですが、それでも他のビジネスクラスよりは広く、大人でも十分に足を伸ばすことができます。

最大の特徴は「フリードリンク」であることに尽きると思っています。フライト中、飲み物が足りないという時があるのですが、フリードリンクでしかもシグネチャードリンクまであります。

また、客室乗務員さんも非常に品があって綺麗です。それだけならまだしも、高級ホテルのような「もてなし」を大切にしてくれるので、すぐに相談にのってくれます。

やはり、3社のビジネスクラスの共通点として、会社なりに「客」のことを優先し、考えた結果のトップクラスな接客・対応なのかもしれません。

品があって美しいです。
一流の指導を受けている彼女たちの接客は、とても暖かくて親切です。
その暖かみは「相手のことを思いやる」というところから来ているような気がします。仕事も同じですよね。

いかがでしたでしょうか。一流のおもてなしは「相手」のことを考えるところにあるようです。この接客を体感し、仕事に生かせればより高いステップに自分が行けそうな気がしてきます。
ぜひ、トップクラスのビジネスクラスを提供する航空会社に乗る機会があれば、搭乗してみてください。きっと何かが変わるはずです。