できるビジネスマンこそ送ってる!恥ずかしくない年賀状の書き方とルール
できるビジネスマンこそ年賀状を送っていることをご存知でしょうか。たかが年賀状、されど年賀状。今回は恥ずかしくない年賀状の書き方をお伝えします。
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できるビジネスマンこそ年賀状を送っている!
このグラフを見てみてください。これは、年収によって年賀状を送っているか否かが顕著に表れている図です。送っている人の方が、送っている人よりも140万円以上も年収が高く、役職についている率は27%も高いです。これは、500万円クラスの年収の人に起こっていることなのですが……あなたは大丈夫でしょうか。年賀状を出す人は年齢や社会人歴に関わらず、出世する傾向もあるようです。
そう、できるビジネスマンこそ年賀状を送っているのです。最初の年収がいくら彼らより高くても、仕事が「できる」かはまた違ってきます。今回は、知らなければ恥ずかしい年賀状の書き方とルールとお伝えします。
これさえ押さえておけば大丈夫な年賀状のルール
年賀状の表の書き方
まず、年賀状の表の書き方です。以下さえ守っていれば、ほとんど失礼にあたりません。
・目上の人には2文字以下の賀詞(お祝いの言葉)は使わない。
→謹賀新年、恭賀新年、明けましておめでとうございますなど。
・忌み言葉はだめです。忌み言葉とは去る、失うなどといったことやネガティブな言葉のことです。
・宛名にインクは赤を避けます。
→血を連想させるからです。
加えて、今では一般的になっていますが、報告を兼ねての「結婚しました」「出産しました」「家族はみんな元気です」などといった自分と家族の写真もあまり好まれません。厳格な方に送るときは注意が必要です。
年賀状の構成
年賀状の基本的な構成としては以下のような内容になります。
・賀詞(新年の挨拶)
・昨年中のお礼を伝える
・新年の付き合いを願って、健康や繁栄を祈る言葉を書く
・年号・月日
・添え書き(メッセージ)を書く
・自分の氏名、住所、郵便番号、電話番号
なお、最後の氏名や住所は入らない場合もあるため裏面でも良いです。その場合は名前だけでも表に書きましょう。
裏側の書き方
次に、裏側の書き方ですが、最近はパソコンで印刷することが多くなっていると思うので、印刷するのであれば特に気にする必要はありません。ただし、日本では手書きの方が喜ばれる傾向があるため、手書きのルールを説明します。
・相手方の住所は少し右のスペースを空けて、右から書く。
・名前は中央にバランス良く。住所より大きく書く。
・自分の住所は左下に書き、字は一番小さく書く。
・自分の名前は相手の住所と同じくらいの文字で書く。
・色は黒もしくはブルー。赤は絶対にNG。
年賀状は、日頃お世話になっている人からご無沙汰している相手まで、新年の挨拶として幅広く利用される季節の挨拶状です。最近では印刷された年賀状の使用が目立ってきましたが、手書きで一言添えるなどして、心のこもったメッセージを送りたいものです。
こちらにより詳しい年賀状の書き方とマナーが記載されています。賀詞の種類も送る相手によって違うため、参考にしてみてください。
年賀状を送る時期
出典:doc-moba.net
年賀状は事前に送ります。毎年、12月15日~12月25日までにポストに投函、もしくは郵便局に持ち込みされた年賀状は、離島などを除いて、元旦に配達されます。12月26日以後に投函すると、もしかしたら届く可能性はありますが、元旦を過ぎてしまうことがほとんどです。
都合上、元旦から1月7日までに年賀状を送ることができない場合は、「寒中見舞い」として送りますが、賀詞は「寒中お見舞い申し上げます」などといった寒中見舞い用の賀詞に変更して送ります。
できるビジネスマンが行っている年賀状のプラスアルファ
できるビジネスマンが行っている年賀状の書き方+αということで、彼らが何をしているかというと、「相手がされて嬉しいこと」もしくは「気遣いがある」と思われることをしています。具体的には以下のようなことです。
・宛名はできるだけ手書き。もしくは名前だけでも手書きにする。
・表はひとりひとり違うメッセージを書き加える。印刷されていても、その隣にメッセージを書く。
・字は下手でも丁寧に書く。
・どこにでもある年賀状のデザインではなく、自分らしさが出るものを使う。
・ただし、かしこまった相手にはそれなりのデザインのものを使う。
相手によって使い分けることもポイントです。
今年から年賀状を送ろう
いかがでしたでしょうか。できるビジネスマンが年賀状を出している。なら、出さない手はないですね。ぜひ感謝の気持ちを込めて年賀状を今年から送ってみてください。きっと喜ばれるはずです。
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この記事のライター
元webデザイナー。ガジェット系が最近ブームです。