美しすぎるフレンチが新橋に!2016年注目レストランは「スブリム」に決定
2016年、多くの食好きたちがこぞって名を挙げた注目レストランが「スブリム」。新橋という異例の地にオープンしたフレンチの新店とは?
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注目レストラン「スブリム」
最近、食通と呼ばれる食好きの方々がこぞって話題に挙げているお店「スブリム」。
絶賛のレビューとともに投稿される写真には、目にも鮮やかなお料理の数々が写っています。
スブリムがオープンしたのは2016年。まだ1年と経たない新店です。
それなのにどうしてこれほどまでに注目が集まっているのか?その魅力をご紹介します。
「フレンチ」と「新橋」
スブリムがお店を構えたのは、オシャレな「表参道」やリッチな「銀座」でもなく、「新橋」。
新橋といえば、居酒屋やチェーン店などが多く並び、会社帰りにも気軽に入れるお店が多い場所です。
どのお店もカジュアルで重宝しますが、しっかりとオシャレなスーツを着こなし、ドレスアップした女性をエスコートするようなお店はなかなか見かけませんよね。
そんな新橋に、突如現れたのがこの「スブリム」。
スタイリッシュな外観から上品でエレガントな雰囲気が伝わってくるようで、新橋と云う土地を忘れてしまうほどです。
上品でセンスの良い内装
フレンチと云うと、クラシカルなフレンチレストランのようにゴージャスな内装を思い浮かべる方も多いと思います。最近はモダンフレンチも増え、スタイリッシュな内装が増えてきたたものの、どこか背筋が伸びるような空間が広がっているのがフレンチレストランの常。
そこが魅力でもありますが、少し気張りすぎて疲れてしまうのも本音では?
「スブリム」の内装は、まるでそんな心を見透かされたかのような上品さ。
華美でなく、とはいえ質素でもなく、あるべきものがあるべき形で備わっているセンスの良さと居心地の良さを感じるのです。
シェフ:加藤順一氏
そんな上質な空間で腕をふるうのは、加藤順一シェフ。
有名レストラン「タテルヨシノ」で7年の修行を積んだ後、パリの「アストランス」で本場の味を身につけ、さらにはデンマークへと飛び立ち数々の名店でその才能を発揮してきました。
つまり、本場パリのフレンチの技法とデンマーク仕込みの北欧スタイルを織り交ぜた世界ランクのお料理をスブリムではいただくことができるのです。
繊細で美しいコース料理
お料理は¥10,000のお任せコースのみ。
前菜からメインに至るまで、細部にまでこだわった繊細で美しい一皿が登場します。
その世界観は、最初に登場する”スナック”から始まっています。
どんな日にも必ず提供するという野菜のスープは、盛り付けも華やかで美しい。
これから始まるコース料理への期待を最初から多いに高めてくれるのです。
スペシャリテ「発酵マッシュルーム 半熟卵」
スブリムのスペシャリテは「発酵マッシュルーム 半熟卵」というマッシュルームをメインにしたスープ。
実はこれ、シェフの地元である静岡産の朝採れマッシュルームなのです。
生で食べても美味しいほど新鮮なマッシュルームを、北欧で身につけた”発酵”という技法で調理したシェフ自慢の一皿。
スープの下には半熟の卵がとろりと待ち構え、これとマッシュルームの旨味が絶妙の相性です!
まろやかなコクがありながらもマッシュルームの塩気がアクセントとなり、まさに至極の一皿です。
自分にしかできない料理を作る
加藤シェフがスブリムを開いたのは、「自分にしかできない料理」を作りたいからだそうです。
その言葉通り、どのお皿も美しく、斬新で、それでいて自然と受け入れられる。
新しいフュージョン料理はどうしても味が複雑になりやすくその境界線が難しいと言われていますが、加藤シェフのお料理はどれも素直に美味しいと感じられるものばかり。
それもきっと、数々の名店で修行を積んできたからこそ為せる技なのでしょう。
オープン早々話題を集め人気レストランになったのは、こんな背景があったのですね。
まずはお得なランチコースから
スブリムではディナータイムだけでなく、ランチタイムの営業も行っています。
ランチは¥4,500のお任せコース。
前菜からメイン、デザートまでしっかりとフルコースになってこの価格はとってもお得です。
さらに、先ほど紹介したスペシャリテもコースの中に組み込まれています。
まずはお得なランチから伺い、その味に魅了されてみてはいかがでしょうか?
店舗情報
店名:スブリム (Sublime)
TEL・予約:03-3578-8831
住所:東京都港区新橋5-7-7 ロイジェント新橋 B1F
営業時間:12:00~13:30(L.O) 18:00~20:30(L.O)
定休日:日曜日
「気高く」「雄大」なスブリム
いかがでしたか?
2016年、多くの食好きたちがこぞって名を挙げた注目レストラン「スブリム」の魅力をご紹介しました。
スブリムとはフランス語で「気高く」「雄大」である子と。
その言葉通り、上質で洗練された空間とお料理が待っています。
予約困難になる日も近い?!ぜひその前に一度伺ってみてはいかがでしょうか。
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この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。