理解できなくても聴く楽しさを教えてくれるビートルズ
ビートルズの楽曲の魅力は英語がわからなくても楽しめることです。洋楽は邦楽と違って歌っている内容やメッセージをすぐに理解できないということが壁になっていて、抵抗を感じている方もいるかもしれません。ビートルズの楽曲はすぐに耳に馴染んで覚えやすいので洋楽に苦手意識を持っている人に、ぜひ聴いてほしいです。
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洋楽への第一歩
テレビの歌番組というものは日本の歌手やアーティストたちの最新のヒット曲がほとんどです。懐かしい楽曲が歌われることもありますが圧倒的に邦楽です。馴染みが薄い洋楽を聴き始めるにはビートルズがおすすめです。
聞いてるうちに自然と口ずさむ!
まず「THE BEATLES 1962-1966」です。いわゆる「赤盤」と呼ばれているアルバムです。「ラブ・ミー・ドゥ」から始まる素朴な楽曲が「プリーズ・プリーズ・ミー」でアップテンポになり、次々とノリの良いサウンドの演奏が続きます。そうかと思うと「イン・マイ・ライフ」のような、ほのぼのとした楽曲もあります。繰り返して聴いているうちに、すぐに耳に馴染みます。洋楽の場合は歌詞が主に英語であることがひとつのネックです。英語がわからないと歌っている内容やメッセージをすぐに理解できないもどかしさがあります。しかし、ビートルズの楽曲は音楽だけで大丈夫です。歌詞カードを照らし合わせることなく、何を歌っているのかわからないままなのに、自然と覚えて口ずさめるようになっています。1曲が短いのも覚えやすさに繋がっています。2枚組みのベスト盤アルバムですから、通して聴けば長い時間になります。それでもほとんどの曲が良いです。
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愛着を持って聴けるアルバム
続けて「THE BEATLES 1967-1970」です。こちらは「赤盤」の続きで「青盤」と呼ばれているアルバムです。1970年に解散するまでに発表した楽曲が収められています。バンドとしての成長と変化がわかります。「赤盤」のストレートな馴染みやすさとは違った魅力を持っています。メロディは癖のある、複雑なものへと変貌していますが、それがエキサイティングだったりドラマチックだったりします。サウンドもエレキギターだけでなく、キーボード主体あり、フルオーケストラありでバリエーションに富んでいます。特にライブ録音のような「サージェントペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」とスケールの大きな「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」が良いです。こちらも長く楽しく聞けて愛着が持てるアルバムです。
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すべてが凝縮された1枚
2000年にビートルズの新しいアルバムが出ました。それは既存のシングル曲の中から全米1位だけを集めたコンセプトアルバム「THE BEATLES 1」です。ビートルズサウンドの魅力、誕生から解散までの航跡が、この1枚に凝縮されています。
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はじめの一歩はビートルズ
「THE BEATLES 1」は赤盤や青盤に比べると少し物足りないのですが、洋楽に馴染めない方や、これから聴こうと思っている方には格好の洋楽入門アルバムです。ビートルズ入門盤として最適という声もあります。
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