リビングをおしゃれにするインテリアコーディネート!人気の8色の色使い実例集
リビングは家の印象を決める大切な場所です。テーマとなるカラーには自分の好きな色を取り入れたいもの。今回はテーマカラー別に、おしゃれなリビングの実例をご紹介していきます。
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好きな色をインテリアに取り入れる!
部屋をセンス良く見せるために重要なのが色の使い方です。自分の好きな色を取り入れたいものですが、何でもかんでも同じ色のものばかりを集めてしまうと、単調になってしまいます。インテリアに使う色は、基本的にベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3種類で考えると、センス良くまとまります。
ベースカラーは天井の色、インテリアのバックグラウンドとなる色で、白やベージュなど落ち着いた色がほとんどです。メインカラーは家具やカーテン、ラグなど。部屋のイメージに合わせて好きな色を1種類から3種類を選びます。アクセントカラーは、インテリアのアクセントになる色。メインカラーとベースカラーから引き立つ鮮やかな色がおすすめ。各カラーの占める面積はベースカラーが70%、メインカラーが25%、アクセントカラーが5%が理想的です。自分の好きな色は、メインカラーかアクセントカラーで取り入れましょう!
落ち着きのある上品なカラー【グレイ】
上品で落ち着きのあるインテリアを作るのにぴったりなグレー。白や黒のアイテムとの相性が良いのはもちろん、どんなインテリアスタイルやアクセントカラーにもよく似合います。メインカラーにおすすめの一色です。
黒に近いグレーは男性的で力強い印象があります。ブラウン系のクッションをアクセントにして、わずかに温かみをプラス。
部屋の開放感を損なわない、薄いグレーをメインカラーにしたお部屋。
エネルギーを感じさせるカラー【赤】
ファッションでは赤が好きという人も、インテリアに取り入れるのを躊躇することが多いのではないでしょうか。メインカラーとして採用するには強烈すぎて落ち着きに欠けてしまうので、アクセント的に取り入れましょう。雑貨やリネンに、ごく少量取り入れるだけで、インパクトがあるカラーです。
出典:moovemag.com
家具で赤を取り入れるのなら、メインのカウチではなく、サイドテーブルやオットマンなど、小さめの家具がおすすめ。また中間色のグレーと合わせることで、赤が主張しすぎるのを防ぎます。
赤をラグで取り入れるのもおすすめです。トルコなどの遊牧民たちが織るキリムは、幾何学的な模様と多彩な色使いが魅力。ミッドセンチュリーの家具との相性も抜群です。
爽やかなインテリアを演出する【青】
爽やかなイメージのブルーはインテリアカラーとしても人気があります。明度や彩度でネイビーブルー、アクアブルー、インディゴブルーなど、さまざま。違うトーンの青を組み合わせるのもおしゃれです。
出典:hupehome.com
青はモノトーンとの相性が大変良いカラー。ソファやラグの色としても取り入れやすく、メインカラーとしておすすめです。
ネイビーブルーと黄色は色相環の反対側に位置する補色の関係なので、お互いを引き立て合います。メインカラーをネイビーブルーにし、黄色のアイテムを適度に配置すると、生き生きとしたインテリアに変わります。
癒しのあるインテリアに【緑】
自然を連想させ、癒しのあるインテリアを作る緑色。緑色のソファや椅子などは珍しいだけに、他とは違ったおしゃれなインテリアに仕上げられます。合わせる色には同系色の薄緑や、黄緑、ミントグリーンなどがおすすめです。
なかなかセンス良くまとめるのが難しいグリーンのソファ。ミッドセンチュリー風の木の家具と合わせると、モダンなイメージで仕上がります。アクセントカラーには黄緑色を。
こちらはくすみがかったウィローグリーンをメインカラーにし、濃いめの緑をアクセントとして取り入れた例。ナチュラルながらモダンな印象の組み合わせです。
アクセントカラーにおすすめ!【黄色】
黄色は明るい太陽のイメージで、インテリアに活気を与えてくれる色。ネイビーブルーやモノトーンとのい相性もよくアクセントカラーとして取り入れるのにおすすめのカラーです。
オフホワイトを基調にしたインテリアのアクセントとして、黄色のカウチを。黒の照明器具やコーヒーテーブルとの相性も良いですね。
グレーと黄色は相性がとても良く、海外でも人気の組み合わせです。クッション、サイドテーブル、額縁の中のアートに同じトーンの黄色を取り入れています。
レトロなイメージで取り入れたい【オレンジ】
70年代テイストのレトロなインテリアに欠かせないオレンジ色。一歩間違うと野暮ったく見えてしまうカラーなので、家具やラグで取り入れる場合、色合いだけでなくデザインが洗練されているものを選びたいものです。
テクスチャーの入ったラグと、ジグザグ柄の壁紙、クッションでオレンジ色を取り入れています。モノトーンの家具やアートとの相性が良く、モダンな印象のリビングです。
淡いグレーのカウチに、サイドテーブルとラグの一部にアクセント的にオレンジ色を配置。絶妙なバランスで、インテリアに遊び心をプラスしています。
気品のある色【紫】
エレガントさや上品さのあるアクセントカラーとしておすすめなのが紫色。クロームやゴールドなどメタリックなアイテムと一緒に取り入れると、都会的で高級感のあるインテリアに仕上がります。
ペールグレーのセクショナルソファに、濃いめのグレート紫のクッションを交互に配置。アクセントチェアーも同じ紫で揃えて統一感を出しています。
クリーンなラインの紫色のソファは洗練された印象です。アクセントには、紫と相性の良い黄色の小物を取り入れています。
モノトーンインテリアのアクセントに取り入れたネイビーブルーと紫。濃度が近い二色が、落ち着いた雰囲気を作っています。
インテリア作りの参考に
家の中心であるリビングは、好きなカラーを取り入れて自分らしいインテリアにしたいものですね。ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの配分を考慮して、おしゃれなリビング作りを目指してください。
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この記事のライター
東京出身。興味があるのは建築&インテリア。