ロング丈人気は継続中!2016春ファッションをおしゃれに見せるコートの着こなしをご紹介!
アウターの丈の長さが長くなった2015年。その人気は2016年になっても続きそうです。コートを着るのは冬だけではありません。冬に着倒したコートを春先でもおしゃれに着こなす方法をご紹介していきます。
- 8,371views
- B!
「もう見飽きた」何て言わせない!
今シーズン大人気となったロング丈のコート。今まではショート丈のものをジャストサイズで来ていたことが多かったので、簡単に着こなしの雰囲気を変えることができると多くの人がロング丈のアウターを愛用しています。
そんなコートにも色々と種類がありますが、やっぱり雰囲気を大きく変えるのは丈感です。そのため、コートの種類が変わっても長い丈のコートを着るだけで悪い意味で「見慣れた」コーディネートになってしまいます。
まだ少し肌寒い春ファッションでもロング丈コートは使われることでしょう。そんなコートを使った春コーデをおしゃれに見せるためのポイントを今回はご紹介していきます。
靴の色と合わせる
こちらの着こなしではブラウン系の色で全身を統一した着こなしになっています。インナーにはベージュのクルーネックのニットを合わせてカジュアルな雰囲気にしながら、その上からやや紫がかったチェスターコートを合わせて色味に若干の変化をもたせています。足元には今はやりのサイドゴアブーツをチョイス。サイドゴアブーツは冬の季節はもちろん、春先まで使うことができるので、今から持っておいても損はありません。全身の色味がなんとなく統一されていますが、この統一感の最大の弾けるはコートとシューズの色が揃っているからです。
この着こなしではコートが主役なので、パンツは着こなしの邪魔をしない程度の無難な色合いのものを合わせましょう。
首元にさりげないアクセントを
チェスターコートを始めとするロング丈のコートは丈が長いことから、着こなしの存在感が大きくなってしまいます。例えば黒のコートなら黒の印象が強まってシックな印象に。ネイビーのコートなら綺麗目カジュアルな雰囲気に。ベージュのコートならクラシカルな雰囲気と上品な印象の強い着こなしになることでしょう。このように、ロング丈のコートを着るときにはどこかにアクセントや抜け感を作ると着こなしがぐっと洗練して見えます。
こちらの着こなしでは首元にグレーのラインが入っています。ダークカラーのコートなのに、さりげない首元のラインが着こなしの抜け感に。ラインの色とパンツの色を合わせることで全身に統一感も出しています。
全身が暗い色のときは足元で軽さを出す
寒くて色味が少なくなりがちな冬からの移行期の着こなしなのでどうしてもコーディネートに色合いが足りなくなってしまいます。冬場であればそのままでも問題ないのですが、春のファッションとなると全身をダークカラーでまとめてしまうと重たくなりすぎてしまいますよね。
そんなときには足元のシューズの色を変えてみましょう。
こちらの着こなしではボルドーのコートがメインになっています。インナーには黒のシャツを合わせて全体的にシックな装いに。パンツの色も決して派手ではなく、むしろ落ち着いた雰囲気を出しています。
そのような組み合わせの中ではこのようにやや明るめのベージュのシューズを合わせるだけで全身の印象が大きく変わってきます。
ワントーンのコートは首元で柄をチラ見せ!
コートは着こなしの顔となるので、どうしてもワントーンになってしまったり、柄を取り入れることは難しくなってきます。この着こなしの中で着られているコートはさりげないチェックがあしらわれていますが、多くの場合はそうはいきません。
そんなときにはコートの前を全て閉めて首元の部分にだけ柄物アイテムを持ってくるようにしましょう。
グレーのコートに白のパンツとなんとなく春らしさは感じられるもののパンチに欠けるコーディネート。インナーのシャツの襟や、スカーフをうまく使うことではやりの色味や柄を取り入れることができます。
質感を変えて高級感を演出
冬場のコートだとウール素材のものだったり、ダウンコートだったりと全体的にほっこりとしたものが多く見られました。むしろ素材感によって温かみを出そうとしている節さえあります。
そのため、コートの素材を変えるだけで着たときの着こなしの印象も大きく変わってくるのです。
こちらの着こなしのメインのコートは光沢のある素材を使うことでクラシカルな印象のロング丈アウターコーデにさらに上品さや高級感をプラスしています。
コートの色が重たいのでパンツはオフホワイトで軽やかに。インナーにはストライプのシャツを合わせてさりげなくツートーンにまとめたマニッシュコーデです。
ペールトーンのセットアップと合わせる
春の季節のコートといえばトレンチコートを連想する方は多いのではないでしょうか。トレンチコートも冬の終わりくらいに着るものと、春になってから着るものとでは少し種類や作りが異なります。例えば冬に着るトレンチコートは中綿が付いていたりと意外と暖かかったり、生地が厚い分パリッとした見た目になっていたりするのですが、春先に着られるトレンチは比較的薄いものが多いです。羽織って歩くと風になびくような、そんなコートがよく見られるようになりますね。
そんな定番コートのインナーにはペールトーンのセットアップを合わせるようにしましょう。春っぽさを出すことができます。もし、色物アイテムが挑戦しにくいというのであれば、このモデルのように淡いグレーのものを合わせてみましょう。この色味のグレーは作業着っぽい雰囲気になってしまうこともあるのですが、セットアップなので着こなしがだらしなくなってしまう危険性はありません。
シルエットで変化を見せる
ロング丈のコートと聞くと、チェスターコート、ステンカラーコート、トレンチコートなど、そのあたりでしょうか。これらもトレンドど真ん中のアイテムなので注目しておいて損はありませんが、周りと同じような着こなしにしたくないという方はコート自体の形を変えてみるといいかもしれません。
襟の部分は大きめサイズになっているのが特徴的なこちらのコート。実父やボタンは外からは見えないようなデザインになっています。
また、体にフィットさせるのではなく全体的にゆるっとさせているのもシルエットに変化をもたらすことができますよ。
パンツもシューズもベースの色を合わせており、全体的に淡い色で統一しているので、春らしさを感じることができます。
薄手のコートと明るい色味がポイント!
いかがでしたか?
春先でもコートを着る機会はたくさんありますが、春のコートコーデを楽しむポイントは薄手のものを選べているかということです。厚いしっかりとした生地をつ買ったコートだと、着たくても暑すぎてすぐに脱いでしまうことになりかねません。
また、冬でも来ているはずのコートを春でも着るためには全身の色味を明るくする必要があります。色味アイテムを取り入れにくいという方は単純に淡い色のものを積極的に身につけるようにしてみてください。
この記事のキーワード
この記事のライター
東京生まれ大阪育ちの慶応義塾在学の女子大生です。グルメ、ファッション、あとは旅行が大好き。でも実は、それと同じくらい手の綺麗な人が好き!