着るだけでおしゃれに見せてくれる「柄物シャツ」の着こなしのポイント

コーディネートの雰囲気を決める「柄」

私たちの身の回りには色々な柄であふれています。
よく見かけるのはボーダーやチェック柄。後はドットやペーズリーなどになると少し個性的な雰囲気のファッションの時に取り入れることが多くなります。
また、どの柄を着るかということだけではなく、どの柄を組み合わせるのかということも重要になってきます。
例えば無地のシャツにボーダーのパンツを合わせたら王道マリンルックになりますが、ここでシャツを無地からドットに変えるとアメリカンポップな雰囲気の個性的な着こなしになります。
このように、洋服の柄はコーディネートの着こなしの印象を大きく変えます。

しかし、柄物アイテムは組み合わせ方を間違えると非常にダサくなってしまいます。
浴室の良いものを着ていれば自然とおしゃれに見える、なんてことを聞きますがそんなことはありません。
どんなにハイブランドのものでも合わせ方を間違えればそれは「ダサい」ファッションなのです。
では、柄物アイテムをおしゃれに着こなすにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

柄物コーディネートのポイント

ベーシックアイテムを柄物にチェンジ

多くの人は意識をしないと無地のものを着る傾向にあります。なぜなら無地アイテムは合わせやすいからです。つまり、個人のベーシックコーディネートは無地アイテムからできているのです。
そこで、ベーシックアイテムのうちの一つを柄物に変えてみましょう。途端にコーディネートの印象が変わります。
また、柄物アイテムばかりを着るとコーディネートがうるさくなって下品な印象になってしまいます。そのため、無地のアイテムと一緒に取り入れるとうまく個性とベーシックのバランスが取れるようになるのです。

あえて柄アイテムを投入

ボトムスの柄が色合いも鮮やかで少し派手めな印象のこちらのコーディネート。このような時には柄物を一点投入してしまうとそのアイテムが浮いてしまって着こなしにまとまりが生まれません。
そこで、ほかの部分にも柄物アイテムを投入するようにしましょう。シャツの無地をサンドするように首元と下半身で柄物を入れることで柄がうるさくなり過ぎず、おしゃれに着こなすことができます。

色を統一する

迷彩柄のシャツがメインのこちらのコーディネート。派手なイメージのある迷彩柄ですが、シャツの色味を落ち着けてパンツの色もシャツの色と合わせることで大人っぽく着こなしています。
こちらのコーディネートではグレーっぽいドレスパンツを合わせていますが、シャツには青色の部分もあるので、この色と同じ色合いのパンツを合わせてもおしゃれに着こなすことができるでしょう。また、違った雰囲気のコーディネートができるはずです。

デニムと合わせれば間違いない

色々と着こなしのポイントがありますが、結局どうしたらよいのかわからないという人はとりあえず「デニム」アイテムと着こなしましょう。
デニムとはどんなアイテムともマッチする魔法のアイテムです。こちらの花柄もベースがホワイトだとおそらく派手すぎる印象になってしまうでしょう。しかし、デニムをベースにすることで柄の印象が弱まりアイテムの個性が中和されています。
普段柄物のアイテムを全く使わないという方は柄の大きさを小さくすると派手になりすぎることなく着こなすことができます。

重ね着で柄の面積を小さく

柄物シャツを着ると派手な印象になってしまう…。それならば、物理的に柄が出ている面積を小さくしましょう。
シャツの上からニットを重ねたりして柄の面積を小さくします。ちらりと見せる衿や裾はそれだけで十分に存在感を発揮してくれます。
このチラ見せポイントの嬉しいところはどんな柄でもよいということです。例えばあなたが気に入った柄のシャツがあるとします。しかし自分には派手すぎると感じてしまう。そんなとき、チラ見せであれば難なく着こなせます。むしろ、小さな面積の中で存在感を出すためには派手柄の方がよいかもしれません。

チェックしておきたい柄

迷彩柄

ミリタリーな印象の強い迷彩柄。シャツで取り入れることでかっちりと今までにはない着こなしをすることができます。
派手な柄であると思われがちですが、アースカラーでまとめていることが多いので以外と大人っぽく着こなすことができます。全体的に緑のものが多いので、「グリーンのシャツ」と考えて気軽に着てみてもいいかもしれません。

ギンガムチェック

チェックはチェックでも注目したいのは「ギンガムチェック」です。
通常のチェックシャツはアメリカンカジュアルな印象が強いのに対し、ギンガムチェックはプレッピーな印象が強いのが特徴です。
ギンガムチェックは着るだけでどことなくレトロな雰囲気が漂うので今年のトレンドにもバッチリ当てはまります。もしこれからチェックシャツを買い足そうと考えていた方はぜひギンガムチェックシャツを買いましょう。
また、そのクラシカルな雰囲気から着こなしの幅が広いのも嬉しいポイントです。ベストを合わせてかっちりと、でもカジュアルに着ることのできるアイテムはなかなかありません。

幾何学模様

クラシカルな着こなしが主流になりそうな今年の一押しは「幾何学模様」のシャツです。
柄物といえば花柄などのイメージが強いかもしれませんが、今年はあえて幾何学模様でいきましょう。
幾何学模様にはモチーフにしているデザインがないので、どことなくミステリアスな雰囲気になります。また、柄の種類が豊富なので自分だけの柄シャツを手に入れることができます。
少し個性が強すぎると感じる方は上からニットやジャケットを羽織ってコーディネートを落ち着けましょう。

あなたも「おしゃれ」の仲間入り

いかがでしたか？柄物シャツの上手な取り入れ方は参考になりましたでしょうか。
今年は今まで以上に柄物アイテムの人気が高まっています。また、柄の内容に関しても実に様々で、おおぶりなものから小ぶりなものまで沢山あります。
皆さんは普段どのような着こなしをすることが多いのでしょうか。それぞれの着こなしにあった柄シャツを見つけてみてください。