【2015最新最旬】もはや腕時計なのかも分からない世界最高級腕時計５選【48億円？！】

もはや腕時計なのかも分からない？！

2015年最新最旬の腕時計の中でも、世界最高峰の高級時計ブランドに絞り、いくらなんでもこれは高すぎるだろという腕時計をご紹介します。正直なところ、もはや腕時計なのかも分からなくなるようなデザインやモチーフ、金額ですが、世界の最高級時計ブランドが自信を持って世に送り出す逸品達を是非ご覧ください。

The Fascination／Graff（グラフ）

Graff（グラフ）はまだブランドの歴史が55年と浅いハイジュエリーブランド。ダイヤモンドの名門ブランドであるため、時計のデザインにもダイヤモンドのファセットを表現するのが得意です。つまり、ダイヤモンドの値段なんだか、時計本来の価格なんだか、よく分からないとも言えます。
そんなグラフが、スイスの二大時計見本市の一つ、「バーゼルワールド」で展示した信じられない価格の腕時計がこの「The Fascination（ザ・ファッシネーション）」です。価格はなんと4,000万ドル（約48億円）で、合計152.96カラットのホワイトダイヤモンドを使用した「世界で最も高価な変形時計」とされています。

マスターグラフ トゥールビヨン スケルトンオートマティック／Graff（グラフ）

こちらも同じくGraff（グラフ）の腕時計です。全面にダイヤモンド装飾を施したトゥールビヨンモデルが日本にも最近入荷されました。上記「ザ・ファッシネーション」と比べると、完全に時計だとは認識できますが、お値段なんと1億6800万円ほど。「世界で一番高い腕時計」より値段は30分の1ほどになりましたが、都内一等地にマンションを買ってもおつりがきそうです。自動巻きです。

ザ・ハロー シークレット ウォッチ ルビー／Graff（グラフ）

またまたGraff（グラフ）の腕時計のご紹介です。
分厚くゴージャスにジェムセッティングされたドーム型のカバーをスライドさせると、ダイヤモンドがぎっしりと詰められた盤面が現れます。
赤色のルビーの他にも、白のダイヤモンド、青のサファイア、緑のエメラルドとあります。
リングタイプのものもかわいいですね。
値段は2000万円ほど。48億円から徐々に値段が下がってくると、なんだか買えそうな気になってきてしまう感覚になります。不思議です。ちなみにクオーツです。

アストロノミア トゥールビヨン／Jacob & Co（ジェイコブ）

Jacob&Co（ジェイコブ）は1986年ジェイコブ・アラボによってニューヨークで設立されました。型破りのデザインが特徴的で、「カスタムジュエリーを作るならジェイコブ」と世界中のセレブから人気が高いブランドです。
時計に関しては、ダイヤル中央のローカルタイム表示に加えてインダイヤルでニューヨーク・ロスアンゼルス・パリ・東京の4都市を加えた5都市の時刻表示をする「ファイブタイムゾーンウォッチ コレクション」を2003年のバーゼルワールドで発表し、ウォッチビジネスにも進出しました。「ファイブタイムゾーンウォッチ コレクション」は現在もジェイコブの旗艦コレクションですが、今年新たに発表したのがこの「アストロノミア トゥールビヨン」。トゥールビヨンは横回転しつつ縦方向にも回転。月を表している球体のダイヤモンドやその反対側にある地球、時計の表示もすべてが異なる法則で回転するという、時計の常識を超える超越機構となっています。
見た目も技術も値段も時計を超越しています。お値段は予価で6500万円。手巻きです。

RM 19-02 トゥールビヨン "フルール"／Richard Mille（リシャール・ミル）

Richard Mille（リシャール・ミル）は、リシャール・ミルによって2001年に作られた新しい時計ブランドです。毎年驚異的な超複雑機構や最先端の新素材で世界を驚かせ、その独創的で強烈な個性は、"時計のF1"と呼ばれるほど。
この「RM 19-02 トゥールビヨン "フルール"」はそんなリシャール・ミルを象徴する複雑機構と高い芸術性を兼ね揃えたRM 19シリーズの新たな系譜です。春に咲き誇るマグノリア（モクレン）をモチーフにし、このマグノリアの花びらが5分ごとに開閉します。しかもこの開閉する花びら、単に開花するだけでなく、花が開ききった時に、花の奥に隠れていたフライングトゥールビヨン全体が石で表現した雄しべと共に1ミリ持ち上がります。これは、受粉確率を高めるためにマグノリアの花が雄しべの上方に向けて押し上がる自然の動きを正確に模倣したものとのこと。芸術とはなかなか分かりません。年内発売予定で価格は1億2000万円程度。やはり芸術とはなかなか難しいものです。手巻き。世界限定30本の発売です。

やはり比較的歴史の浅いブランドが多い？

今年の新作の中でも、特に独創的なデザインやモチーフ、芸術性が評判となっているブランド・腕時計をご紹介しました。こうして選んでみると、どれも歴史が浅めのブランドとなりました。やはり新しい価値観・芸術は、伝統を踏襲しつつも、何か新しいものに挑戦するところから生まれてくるものなのでしょうか。
今後の業界全体の動きにも注目してみたいところです。

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こちらもすべて1,000万円以上。最高級の腕時計のご紹介です。

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アスリートモデルの最高級の腕時計です。こちらも1億円近くする時計が紹介されています。