【っべ～】地獄のミサワの悩み相談が何の解決にもなっていなくてオススメ【昨日寝てないわあ～】

地獄のミサワとは

お笑い芸人を断念した元ニートな変態漫画家が作者

地獄のミサワは、1984年生まれとまだ若手の漫画家です。中学卒業後にお笑い芸人を目指すも断念。その後はニートとして生活をしていたというとっても後ろ向きな漫画家。そう、なんと中卒なのです。

赤塚賞入選後、「カッコカワイイ宣言！」でデビュー

その後、今の妻である小説家の松原真琴に誘われ手塚賞・赤塚賞の懇親会に参加。そこでの参加者との熱い議論がミサワを漫画の世界へと駆り立てます。実際に赤塚賞へ応募し、第68回赤塚賞準入選を果たしました。

そして2010年、月刊誌「ジャンプスクエア」てギャグ漫画「カッコカワイイ宣言！」の連載を始めます。その独特な絵柄と特徴的なキャラクターが話題を集め、同年アニメ化もされるなど一気に時代の人となります。　

勘違いキャラの発言がウザくて病み付き→ネット流行語大賞にノミネートも

ミサワの作品に出てくるキャラクターは、なんといってもうざい。とにかくうざい。まず顔がうざい。各パーツが顔の中心に寄り過ぎ。ちなみに「スラムダンク」「バガボンド」の作者、井上雄彦さんの絵をずっと模写してきたそう。絶対ウソです。

そしてそのキャラが発するセリフ。なぜかどのキャラもナルシスト。うざい。ただ憎めない。いつのまにか病みつきになっています。ネット流行語大賞2010にミサワキャラの発言がノミネートされたりもしました。

五輪公式アカウントもミサワのファン

ミサワの影響力は日本に止まりません。スポーツの世界祭典、オリンピック。その日本公式ラインアカウントがミサワのスタンプを使用したのです。しかも無意識に間違えて送ってしまった様子。後に公式アカウントが謝罪を行うその絵はまさにシュールの一言でした。

ファンタとコラボして悩み相談「教えて先輩！」を開始

期間限定 で高校生の悩みに答える

ファンタといえば青春！、夏！というイメージはみなさんお持ちですよね。ということで今年の夏もファンタが熱い！夏の暑さにも負けない高校生達の熱い思いにミサワをぶつけてきました。なんと期間限定でミサワとファンタがコラボ。悩める高校生達の悩み相談にミサワが答える企画「教えて先輩！」を始めちゃいました。

地獄のミサワTシャツがもらえる

ほかにも、対象商品のバーコードを2つ集めて応募すると、地獄のミサワのオリジナルイラスト入りTシャツなどが当たるキャンペーンも行われています。3,000名に当たるという太っ腹ぶり。

オリジナルスマホ壁紙も

ファンタのパッケージにくっついているシリアルコードでスマホ壁紙がダウンロードできます。もちろんミサワの壁紙あり。

悩み①「宿題ぜんぜんやってない」←「高校に行かないことだよ」

ではそんな悩み相談の内容を見てみましょう。

悩み①「宿題全然やってない！」

あるある。誰もが経験したことのあるこの悩み。ミサワはどんな解決策をくれるのでしょうか。それがこちら。

「宿題かー。実際に先輩がやった方法で、宿題を全くやらずに済む裏ワザがあるんだ。」

お。期待できますね。なんなんだろうそんな素敵な裏技は。

「高校に行かないことだよ。」

え？予想の斜め上すぎる。まさかの何も解決しないという回答。たださすがにこれは「あまりにもアレ」ということでもう一つの解決策をくれます。それは。

「先生が怒らないようにしたらどうかな？」

というもの。たしかに効果はあるかもしれません。どのようにすれば良いのでしょうか。ミサワの出した具体例がこちら。

・先生を受賞者と間違える
・シャム猫を飼ってるか聞く

さすがっす。ミサワの中の先生像は現実社会のそれと相入れることはありません。

悩み②「夢が見つかりません」←「君がなりたいのは、なんかのボーカルだよ」

さあ続いてのお悩みはこちら。

悩み②「夢が見つかりません」

あるある。高校生だけではなく多くの大人たちも抱えるこの壮大な悩み。ミサワはまさかの回答をします。

「夢がないって君は言うけど、果たして本当にそうかな･･･？本当はやりたいことがあるんじゃないのかな…？

･･･そう。

君がなりたいのは、なんかのボーカルだよ。」

そうか。そうだったんだ。そしてミサワは多くの偉人を「所詮ボーカルになれなかった程度の奴ら」と罵倒するのです。すごく自分が大きく見えてくる不思議。

悩み③「好きな子の前だと緊張してうまく話せない」←「友達に好きな人と話すきっかけを作ってもらおう」

悩み③「好きな子の前だと緊張してうまく話せない」


うああああああ！あるあるうううううう！。ただもうここでの回答に何も実用的な答えは期待しません。どのように我々の予想を裏切ってくれるか。あるのはそれだけです。そんなミサワの回答がこちら。

「身近な友達に好きな人と話すきっかけを作ってもらおう。身近な友達は、意外と張り切って協力してくれるんじゃないかな？何故なら、人の恋愛に関わるのって、超楽しいからね。」

まさかのめちゃめちゃマトモな回答。しかも自分よりかわいい子に頼むと、相手がその子を意識してしまうという、これまたリアルなシチュエーションを想定し、「自分が完全に勝ってるなって思う子を選んでお願いしようね。」と狡猾な手法を付け加える。この緩急がたまりません。

力を抜こう

ミサワの魅力にたっぷりと浸りましょう。気分が軽くなること間違いなし。