サッカーだけじゃなかった!?本田圭佑のコーディネートから着こなしポイントを学ぼう
プレイヤーとして一流であるだけでなく、本田圭佑は自身のファッションでも注目を集めています。現在ファッションの国イタリアで活躍している本田選手ですが、現地の方々からの評判も上々なんだとか。
今回はそんな本田選手のファッションについてご紹介します。
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本田選手の原点
サッカー選手の生活はどのようなものなのかということを子供の頃から考え続けて来た本田選手は、中田英寿や三浦知良などを人生のモデルとしているようです。
本田選手は彼らからスポーツ選手としてのピッチ上の強さだけでなく、ピッチの裏側での強さも学んだのですね。
着こなしのポイント
色で遊ぶ
柄はシンプルなことが多いので、着崩すときは色を加えるのがイタリアンスタイルなんだとか。
ちなみにおしゃれに見えるのは「赤、青、白」のフランス国旗の色合いです。青の分量が多い時は白いシューズを持ってきて、赤の分量が多い時は茶色のシューズを持ってくるなどして全体的な色味を調節するとよりおしゃれに見えますよ。
出典:beststyle.me
モノトーンの着こなしであることが多い本田選手ですが、こちらのコーディネートでは赤のパンツをメインに着こなしています。
首元のストールの青色も差し色になっています。
実は、暖色と寒色の組み合わせは相性がいいのですよ。
出典:beststyle.me
こちらは黄色のジャケットをメインにあしらったスタイル。
白いシャツを黄色いジャケットで印象的に着こなし、ボトムスのベージュの花柄のパンツでさらにコーディネートにインパクトを与えています。
ちなみに、こちらのコーデはシューズが茶色で、コーデの全体的なカラーと同系色のものを持ってきたのがポイントです。
ノータイのジャケット&パンツスタイル
ぜひ真似したいのがこちらのスタイル。
少し紫がかったブルーのセットアップをネイビーの同系色のボーダーのカットソーでうまくカジュアルダウンしています。
本田選手が普段から愛用しているジャケットですが、元々はイギリスで生まれたアイテムだそうです。イギリスでは特権階級の人たち同士でジャケットを着るという風習があり、ジャケットは彼らの仲間意識を象徴するアイテムでした。
イタリアのジャケットの特徴は、男のセクシーを表現した長めの丈です。
イタリアンダンディファッションに興味があるなら本田圭佑の着こなしはもちろん、雑誌「LEON」などを参考にすることをおすすめします。
こちらを参考にされながら、自分なりのオシャレな服装を、追求されるといいのではないでしょうか?
白で統一されていますが、完全にアイテムを白で統一するのではなくインナーのシャツと胸元のスカーフを淡いグレーにしているのがポイントです。
白は可憐な印象を与えることのある色でもあるので、コーディネートに少しグラデーションを加えることでコーデに男らしさが加えられます。
こだわりのヘアスタイル
本田圭佑のトレードマークといえばこの金髪スタイル。
彼の努力に裏付けされた自信を象徴するかのようなヘアスタイルであり、本田選手にはよく似合っていますね。
数々の伝説を持つ本田選手ですが、そのうちの一つが彼のこだわり抜かれたヘアスタイル。実は、彼はとあるスタイリストに髪の毛を切ってもらうために年間2000万円もかけているんだとか。このスタイリストは日本で活動しているのでイタリアへの旅費や宿泊費を全て負担して、日本から切りに来てもらっているそうなんです。
このこだわりは本田選手が海外のチームで活躍し始めた頃からずっと続いています。ロシアチームに居た頃は、日本から3週間に一度のペースで、わざわざスタイリストがロシアまで、カットに出張していたそうです。
本田選手愛用のブランド
デニムはREIGN
2007年にデビューを果たした新鋭ブランドですが、高いデザイン性と遊び心を兼ね備えたアイテムはすでに文化の街イタリアをはじめ、世界中で注目されているブランドです。
こなれた加工感と上品な雰囲気を漂わせる美しいシルエットが、イタリアが誇るデニムブランドREIGN STUDIOの特徴です。
ENERGIE、MISS SIXTY、ZU+ELEMENTS などを手掛ける人気デザイナーを起用し、雑誌『LEON』『Safari』でよく取り上げられるなど、色気のある大人メンズには欠かせないアイテムブランドとなっています。
本田選手は比較的がっしりとした体格ですがREIGNのデニムを履けばこの通り。
REUGN特有のラインのおかげで全体的にスマートな雰囲気に。
スーツはDUNHILL
1880年に紳士の国イギリスで「ダンヒルは」スタートしました。
当時の創設者はアルフレッドダンヒル。彼は創設当時は父親から受け継いだ馬具用品店を経営していましたが、溢れでるチャレンジ精神から、現在ではスーツから時計、バッグなどのアクセサリーまで幅広く展開するようになりました。
ダンヒルの商品の多くは「モートリティーズ」という言葉が1つのキーワードとなっています。この言葉は自動車(Motoring)と権威(Authorities)を組み合わせた造語。これは馬具用品店から守備範囲を広げていた最初の段階で自動車旅行用品を扱っていた頃に生まれた言葉なんだとか。
ネイビーのセットアップが重すぎず軽すぎない程よいシックな雰囲気を演出していますね。
インナーのシャツをバンドカラーにして、ノータイで着ているのがどことなく肩の力の抜けたコーディネートにしている秘訣です。
サングラスはマイキータ
本田選手のファッションに欠かせないのがサングラス。彼が愛用しているのはMYKITAのメタルフレームのサングラスです。
MYKITAのメタルフレームは、薄さ0.5ミリのステンレスを使用しており、ネジを全く使わないというのが特徴。フロントとテンプルが渦巻状のヒンジで連結されている独自の構造のおかげで、一人一人に顔にフィットする掛け心地抜群のサングラスとなりました。
強度も申し分なく素晴らしいMYKITAのメガネですが、やっぱり特筆すべきはそのデザインセンス。美しいレンズシェイプやカラーリングなどシンプルであるからこそMYKITAらしさを存分に感じることができます。
MYKITAはその優れたデザインから各国で認められ、多くの賞を受賞しています。
例えば2011年にはドイツのデザイン業界での最高の栄誉である”ドイツデザインアワード”を受賞しました。また、同じ年に”IF マテリアルアワード”、”RED DOTアワード”、さらに日本で優れたデザインに対して贈られる”グッドデザイン賞”も受賞しています。
ゴールドのフレームとべっ甲を思わせる茶色のレンズがシックなコートスタイルにマッチしています。
時計はガガミラノ
2004年のミラノで始まったこちらのブランド。1950年代のミラノでの『ダンディさ』をコンセプトにスタートしました。
<GAGA / ガガー>というのはミラネーゼの独特の言い回しで『ダンディ』を意味します。私たちは「ダンディ」と聞くと男らしさをイメージしますが、ここでの「ダンディ」は「自分の価値観に細部までこだわり、独自の物差しで自信を装う男」という意味が込められています。
自分のスタイルを持っている人というのは当時からかっこいい人と認識されていたのですね。
腕時計ベルトの才気溢れるプロデューサーであり、自身も腕時計の情熱的な愛好家であるルーベン・トメッラ氏の「1900年代の懐中時計にベルトをつけ、腕時計に作りかえる」という着想から、GAGA MILANOは創りだされます。
出典:smartlog.jp
腕時計の両手付けで有名な本田のスタイル。
色を白と黒で揃えることで奇抜なスタイルもおしゃれに。
本田ファッションの理由
本田圭介といえばサッカー日本代表の中でも高いファッションセンスを持っていることで有名です。しかし、派手なアイテムを身につけていることも多く「かっこいいのか?」と疑問に思ってしまう人も少なからずいるようです。
彼がスタイリストをつけて、奇抜な服装で、あえて目立っているのは、本田圭佑の戦略であり、自分の中のスイッチを、切り替える意味を持っているのだといいます。
彼の行動の一つ一つが世界で活躍する本田圭佑の姿を形作っているのかもしれません。
「プロである以上、私生活での格好良さも求めるべき。自分は見られている存在、という意識を持つようにしている」と話していて、それらは結局、自分のためにやっていることなので、辞められないということです。
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この記事のライター
東京生まれ大阪育ちの慶応義塾在学の女子大生です。グルメ、ファッション、あとは旅行が大好き。でも実は、それと同じくらい手の綺麗な人が好き!