ビーチサンダルといえば？！世界のhavaianas（ハワイアナス）

日本の草履にインスパイア！ブラジル発『havaianas』

ビーチサンダルと言えば、フラットなソールに足の親指と人差し指で紐を挟み込む、楽な形ですよね。
起源はアメリカ人と日本のゴムメーカーの共同開発という説、米国軍人が草履に感激して生産した説など、様々な説がありますが、havaianas（ハワイアナス）は、1962年、ブラジルの日本人移民が持ち込んだ布製の鼻緒と藁でできた「草履」を原型にして作られたものです。
havaianasの象徴的な特徴の一つでもある、お米の形でデザインされた、でこぼこインソールは、草履に由来するものです。
確かに言われてみると、草履のデザインをゴム素材で応用したものなのだと理解できますが、とっても意外ですよね？

アカデミー賞授賞式の会場で配布？！

havaianasはポルトガル語で「ハワイのサンダル」の意味。
販売を始めた1960年代当時のハワイブームにちなんでいます。
販売以降、安くて柔らかく、履きやすいと長く庶民に愛されるように。

しかし、一方で「貧乏人の履物」というイメージもついてきてしまっていたのです。 　
そこで、販売元アルパルガタス社（Aalpargatas）（本社・サンパウロ）は2001年、日系２世の経営コンサルタント、アンジェラ・ヒラタさんを起用して草履の「国際ブランド化」に乗り出すことを決意。
「世界の著名人たちにもっと知ってもらうには！」と、2003年、havaianasはアカデミー賞に参加し、特別に作られたモデルを候補者たちに送ったことで、大ブレイク。
キャメロン・ディアスや、ニコール・リッチー、ヴィクトリア・ベッカムや、ジェシカ・アルバにブリトニー・スピアーズなど、おしゃれに敏感なハリウッドセレブに愛用されるようになっていったのです。

快適で履きやすく、デザイン性の高いビーチサンダルは、一気に大人気となり、現在では世界86カ国、年間約2憶足販売されているメガヒットアイテムに。
天然ゴム素材を活かした耐久性の高いビーチサンダルの品質は世界的に認められ、ビーチサンダルといえば『havaianas』と言われるほど有名になったのです。

デザインの歴史

1994年、havaianasの白い部分を底にひっくり返して、履くことが流行し、それにともない　1色で統一されたモデルを作られるように。
これが、"TOP"モデルの誕生のきっかけとなったのです。
当初、ブラジル人の足の色をイメージし、8色から始まったのですが、今では、"TOP"のカラーバリエーションは、20色以上も展開されています。

1998年、ワールドカップのための特別モデルとして、ストラップに小さな国旗をつけたニューモデルが発表。
このモデルは、すぐにブラジル国民の期待を乗せた象徴的なアイテムとなったのです。
またブラジル人のプライドを象徴するアイテムの代名詞に。
1998年ワールドカップのタイトルは逃したブラジルですが、Havaianasは、永遠にブラジル人の象徴となっていったのです。

旅行者がHavaianasを見つけては買い、それらを、自国に持ち帰るのです。
そして、2000年、Havaianasは、瞬く間にハワイ、オーストラリア、フランス、その他たくさんの国々へ知名度が拡大。
世界中の様々な雑誌、新聞、最先端のブティックのショーウィンドウを飾っていったのです。
2007年には、ついに、ブラジルからアメリカへ大々的な進出を果たし、ビーチサンダルブランドとして米国で知らぬものはいないほどになっていったのです。

“havaianas愛用”メンズセレブ

hhavaianasで夏を先取り♪

「ビーチサンダルは、海だけの履物だよ」とお思いの方！
街中でもファッショナブルにビーチサンダルを履いてみたくありませんか？
また、「ビーチサンダルはもう持っているよ」という方！
ファッションには並ならぬこだわりのある、ベッカムが履いているほどのhavaianasを履いてみたくありませんか？
ビーチサンダルというと、鼻緒の部分があたって、指の付け根の皮が剥けてしまうということも多々ありますよね。
しかし、こちらのhavaianasは、刷れずに快適に履いていただけるデザインとなっているのです！
それだけでも、履く価値ありのアイテムです！
ぜひぜひ、今年の夏に向けて、履き心地だけでも試してみてください♪

こちらからお住まいにお近くのhavaianasが購入できる店舗を検索いただけます。<br />ぜひご活用ください！